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ロスバスタチンからの卒業

みなさん、おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡

「嗚呼…コレステロール値を下げる薬、ロスバスタチンがなくなった。病院に行かなくては。面倒くせー。超面倒くせー。わずか3分間の問診で880円もとられる。待ち時間は30分もかかるのにサ。いい商売だよね~」

なんて朝から文句を垂れている場末のkindle作家。コレステロール値が高いのは僕が不摂生をしていると思われているかも知れませんが、実は健康診断を受診し始めた22歳の時から、脂質代謝だけはEランクだったのです。あとは全部Aランクなのにサ。それにあの頃は腹囲78センチのスリム若人でした。懐かしい………。

よって遺伝であることがほぼ立証されているけど、残念ながらコレステロール値の数値は高いままです。通常時で200前後はあると思います。ちなみに基準値は130までだったと記憶しております。

「関係ない。コレステロール値なんて関係ない。何の支障もなく生きている、呼吸が出来ているんだ。にも関わらずなんで横文字の薬を毎日飲み続けなくてはならないんだ。冗談じゃない。その顔に醤油をかけてやろうか!」

なんて医師を脅迫し、自暴自棄になった時もございました。通常は食生活と運動でコレステロール値は改善できるそうですが、僕の場合は遺伝です。なので改善する手段は薬しかないのであります。

それでも僕は22~39歳までの間、半年間だけコレステロールの薬を服用しただけで、常用はしなかったのです。だって病院に行くのが面倒くせー、超面倒くせーって思ってたし。それに若かったし。シャワーの水も皮膚が弾いてたし。お尻も今みたいにダルダル尻じゃなかったし。とても健康体だったのであります。


でも齢40の時、健康診断の結果、コレステロールの数値が252だったのです。さすがにこの時は病院にダッシュしました。

「TAKAYUKIさん、四の五の言わずに薬を服用すること。いいですか、コレステロール値が200を超えているという事は、いつでも血管が詰まって、いつでも心筋梗塞を起こす可能性があるという証左なのです」

医師からそう言われた僕は、背もたれのない丸い椅子の上でぶるぶると震えました。そしてふるえている僕の肩を、看護師さんが優しく押さえてくれたのです。それを僕は昨日の事のように覚えています。

「それにTAKAYUKIさんは今年で齢40。もう抗うのはやめませんか。それともまだ私の顔に醤油をかけたいのですか?」

医師に説得された僕は、その場で首を垂れたのでありました。

あれから数年が経過し、腹囲も88センチとなった。ロスバスタチンを飲み続けている事でコレステロール値は基準値内に収まっております。このまま一生、僕はロスバスタチンに頼って生きていかなくてはなりません。

でもそれは嫌です。いくら遺伝とは言え、それは勘弁です。ロスバスタチンって名前が既に嫌だしネ。

現在、僕はほくろ除去の手術に向けてお肌と食生活を改善中です。なので悪玉コレステロールを減らす食材、つまりトマトジュース、ブロッコリー、ニンニク、大豆製品はよく飲んで食べています。少しは効果が期待できるかも知れない。

あとは運動ネ。歩こうネ。毎日スクワット30回ネ。こんな冗談半分の感じでマジでいつの日か『ロスバスタチン』からの卒業を目指します。やったります!

「風邪に負けるナ。遺伝に負けるナ。なめるな、ロスバスタチン。今年中に必ず君から卒業する。して見せる! そして腹囲も78センチに戻し、尻ダルも改善してやる。やったるゾ。えい、えい、オー!!!」




【了】


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