『ある行旅死亡人の物語』を読み終える。記者の真摯で粘り強い取材の様子が興味深かった。舞台になった地域で働いていたし、知り合いが隣のマンションに住んでもいたし、ある理由で、千津子さんと何度もすれ違っていた可能性も高い。人の”死”に物語は必ずあるのだな。彼女の物語はどうだったんだろ?