町谷東光
詩作初めて3年7カ月、書いたのは1200余編。今更だが、それはすべて僕のつぶやきに過ぎないのである。すぐにできたのは、つぶやき…詩なのだ。将来的に書き直し、練り直していきたい。
noteにて、詩、エッセーその他を日々書いている。当初は、「現代散文自由詩人の独り言」として詩作や文学その他について書いてきたのを2023年2月に改題した。タイトルに込めた「野心」もだんだんしぼんでいる印象(2023年12月16日現在)。
2021年2月からnoteに自作詩を投稿しています。詩を書きだしたのがその前年20年12月から…という詩も文学もまだまだ勉強途上。そんな私が読んだ古今の詩集、詩に関する本を読んだ感想を書きます。
筆者はマスコミ界歴36年余り(2023年夏に新聞社を退職)。マスコミ(新聞、出版、放送)界と社会、世界について書き綴る。
見た映画を、詩のスタイルで評してみます。映画情報サイト「映画.com」にてはトコマトマト(https://eiga.com/user/24075/)のハンドルネームでレビューをぽつぽつ書いて来ましたが、詩の形にしたものも発表していきます。
東京の冬 故郷の冬 同じ冬でも まったく違う 20年に欠ける年月を過ごした地 そこでは 雨霰雪 それが晴れての青空 それは 一瞬 雷 雪 やんだときの 澄んだ星空 それが故郷の冬 寒く 乾いた風 ビルの窓にあたる日差しはまぶしく ナイフの刃のようにギラリと輝く それが東京の冬 しばらく そう3カ月ほどは こんな季節が続くのだろう そろそろ故郷には雪も降るだろうか
頭を下げた花 しおれた花 枯れた花 水をやらなかった 水を替えなかった しおれるがまま 放置 そうしたのは 自分 誰かが水をやるだろうか 切り花は 自分で水を得ることはできない
仕事なんですが わたしの仕事なんですが 人と体を密着します 身体介護ですから それなしでは成り立ちません わたしの仕事でいうと 排泄と入浴―その介護が大きいです 対象となる ご利用者さまのほとんどは女性です ひらたくいうと おばあちゃん 80代~100歳代の方々 枯れています 骨と皮の人もいれば 髪の毛がふさふさで お肉もたっぷり…という方もいます そのなかに 脂っこいにおいをただよわす方がいます 入浴介助では 髪の毛から 股の間のオシモまで洗います 排泄物のにおいは
「文学」と「作家」への道(52)今朝(11月19日)、寝床でスマホのヤフートピックスを見て、谷川俊太郎の死を知った。 「大詩人」の死より、そのことが報じられた時間が気になった。 ヤフーの元ネタは、読売。読売オンラインの配信時間は「2024/11/19 03:12」、真夜中である。共同通信は、「2024年11月19日 03時10分」。 そして、谷川の詩を長く掲載している朝日は、朝日新聞デジタルの配信はずっと遅れて「2024年11月19日 4時24分」だった。 亡くなったのは、今
きのう上野駅に行ったよ 別に用はない 電車に乗ったわけでもない 朝 ランニングして浅草から上野に向かい 上野公園をひとまわりした それだけよ 自宅からそう遠くもない 東京っていえば どこだろうか 新宿が一番 そのイメージに重なるけれど ぼくにとって 故郷に続く鉄路 その起点は上野だった 今じゃ 新幹線に乗ればあっという間なんだけど 表日本を走る 東海道新幹線じゃないよ 埼玉 群馬 長野を抜けて日本海に出るんだ 昔は特急でも7時間かかったよ だから東京といえば 新宿でも
【詩の教室】にて 「文学」と「作家」への道(51)7月から参加する詩人・松下育男さんの詩の教室(全6回)に行った。 西新宿のカルチャーセンター、4年近く通う「現代詩実作講座」と合わせ、12月までは月に2度、詩作講座に通う。西新宿のほうは来月たぶん欠席するだろうが、松下さんのほうはできれば来年以降も通い続けたい。 さて、今回は締め切り日を勘違いして遅れて作品を提出。毎回、提出順に講評されるが、僕の詩は25編提出のうち、ケツから2番目24番目になった。 新たな「書き下ろし
北海道から沖縄まで どこのさびれた書店でも この人の「詩集」は置かれているだろう 芸術院会員だろうと 文化功労者 果ては文化勲章受章者だって この人の 知名度にはかなわない 手垢のついた言葉で 誰もが思う 誰もの心に届く その「詩」について語る人は…少ない そんなことは 知っている 手垢にまみれた言葉こそ 価値があるんだよ― そう ぼくに教えてくれた高名な作家がいた 五木寛之なんだけど 蓮如の言葉だ そう言っていたと思う 彼の小説がいい とは思わないけれど その言葉
変な夢 夢はみなおかしなものだが 豪華3本4本立 トイレに起きるたび 次の1本 すぐに忘れるだろうが 中の1本は 詩にするだろう 強く記憶に残った
みんな 結構コート着てるね 電車乗りゃ暑いのに 東京 僕はパーカーです
長い時間寝た よく寝た 疲れが取れた 大事なことだね
夜中1時過ぎに目が覚め 1時間ごとにトイレに行く もともと頻尿だが 飲んだ風邪薬のせいだろか とうとう朝だ
ひき肉入りの味噌ラーメン 妻が作った… 家で食べる食事の ほぼすべてを妻が作る 自分で料理ができないわけでない 地方で単身赴任した2年ほぼ自炊した でも 東京に戻って僕が台所に立つと 彼女は嫌がった 「あんたは何もしなくてもいい」 好意というより 僕が台所でゴソゴソすると イライラするようだ はいはい 何もしません その一方 晩ご飯ができるまで自室にいると 「あんたは何もせん 茶碗くらいならべろ」 とも言う 妻は妻で仕事をしていて その帰りに買い物 そして夕食を作っ
あ…年末調整出さなきゃ 契約とはいえ 一応社員だからな 12月までだけど 去年は8月まで社員だったけど 年末は失業していて 出しようもなかった 年明けに確定申告もしなかった やれば いくらか戻るんだろうけど それが面倒でねえ 数千円か1万2万ってとこでしょ… なら 面倒だよね
きょう月曜日 新聞がない日ですよ 休刊日 危うく マンションの集合ポストまで 取りに行くところでした
◇私の詩は「軽い」月に1度の現代詩実作講座。 今月の提出作は、きのうアップした「昼休みのスケッチ」である。 タイトルどおり、数日前に自分が経験したことをそのままスケッチした「詩」だ。 先生は、「これは…これ以上付け加えることはないね。一点をとらえ、自分の体験を(そのまま)書いている。いい詩にはなっているけれど、状況を書く言葉が普通っぽい。詩の言葉の土壌を超えるものがほしい」と言われた。 そうだろうなあ。 講座向けに、書き下ろした詩ではあるけれど、パッと書いちゃった(いつ
東京・蔵前 昼休みに春日通を歩く 向こうから人が来る 見た目30代くらいのサラリーマン 股間に何やら白いものが見える あー 全開だ ズボンの前から 白いシャツが見える やっと時計が回っての 昼休み 男は職場からランチにでも出る途中か かばんもなく 手の中のスマホを にやつき顔で見ながら歩く すれ違いざま ぼくは すいません―と声をかけた 「前 開いてますよ!」 いや 「社会の窓 開いてますよ!!」 そう言った 社会の窓 だ 男は あっ という表情になり 小さく