キホーテ928

quijoteとは、ドン・キホーテのこと。ドンは敬称なので省きました。 音楽、映画、ラ…

キホーテ928

quijoteとは、ドン・キホーテのこと。ドンは敬称なので省きました。 音楽、映画、ラグビー、旅、小説、IT話に関心があります。 話題は、関心事、時事や病気のことも多いかも。 「何で、そんなに生き急いでいるの?」と言われたことがあり、でもまだまだやり足りないことだらけ。

最近の記事

断捨離が進まない! 人生の終活がはじまらない。

定年を数年後に控えている。 定年の延長は可能だ。 だが、それをすると「その後」が余計に大変になると思うので、苦しむなら早めにしておきたい。先延ばしにするのは何事においても嫌だったはず。 なのに…。 身の回りの整理から モノが多いのが難点。 本や雑誌、CDに服。服は着ない服も大分あるので、選別し動くだけなのに。 本やCDは、捨てがたいという理由もある。 しかし音楽は今どき何でもパソコンに入っててCDは一度買ったら棚にいれたままがほとんど。 本もお気に入りは沢山ある中で実はホ

    • 映画自評:「ナミビアの砂漠」で彼女は渇きを潤すことはできたのだろうか

      テアトル梅田で「ナミビアの砂漠」を観てきた。 SNSでそこそこの噂になっていたので気になったのだ。女優さんも気になる人だったし。 ボクなりの総合感想を先に言うと、もっとシンプルに表現できる内容もあったのではないかと。詰め込み過ぎたのではないかと。 先日観た黒沢清監督の「chime」は内容を潔く削り成功だった。どうしても比較してしまう。 また映画を観ながら「あんのこと」を同時代性という観点からも想起してしまうのは自然のことじゃないだろうか。女優さんはわざと選択したのか、監督が意

      • 映画自評:「愛に乱暴」はタイトルだけが乱暴で内容は言うほど乱暴ではない。

        監督のキャスト選出は秀逸である。 役どころにピタリとハマる役者さんたちが素晴らしい。 役者さんの演技力と監督のキャスティング力の賜物がこの映画の成果と言えると思う。 幸せな生活を送っているはずの主婦が徐々に壊れてくのは、それぞれの「思い通り」に行かなかった生活に小さな歪みが徐々に入り次第に大きくなって修正が利かなくなってしまい、その「うまくいっていない現実」を認めようとしないことで取り返しのつかない結果を招いてしまう。 でもこれは、ごくごく一般家庭の一般主婦にも起こりうる日

        • 痺れるゼ、広背筋女子。努力は形になって現れる。

          街を歩いていると目の前に見事な広背筋女子が歩いていた。 しばしストーカーごとくタンクトップの広背筋女子の見事な広背筋を惚れ惚れと眺めつつ歩きながら彼女のトレーニングの日々を妄想したりしながら帰宅した。 初めに告白しなければならない。 ボクは筋肉フェチなのだ。 以前は自身でジムに頻繁に通う日々を送っていたが、ジムでの脳出血で救急搬送されてからジムには行かなくなってしまった。 今は軽度の腕立てとストレッチを家でする程度だ。 広背筋を作るにはそのための特化したトレーニングがある

        断捨離が進まない! 人生の終活がはじまらない。

          映画自評:「Chime」は聞えたのか、聞くのか。黒沢監督が仕掛ける平和な日常への問いかけ。

          黒沢清監督の「chime」が密かに人気がある様なので観に行ってきた。 「映画の中の三大怖いものを詰め込んだ」と監督自身が語る今作の具体的に何が三つに当たるか知らずに観たが、「怖い」の定義は人それぞれで、程度も人それぞれなのだが、一般的には日常生活にはあり得ないもの。 その垣根を如何に映画の中で自然と思えるように越えられるかが監督の手腕かと。 (上から目線で言ってみました。w ゴメンナサイ。) そのキーワードが、 「それはリアルなのか、妄想なのか。」 以下ネタバレあり。

          映画自評:「Chime」は聞えたのか、聞くのか。黒沢監督が仕掛ける平和な日常への問いかけ。

          映画自評:『セッションマン:ニッキー・ホプキンズ ローリング・ストーンズに愛された男』は我こそは日蔭者でありながらも世の貢献者だと思う人に観てもらいたい映画だ

          『セッションマン:ニッキー・ホプキンズ ローリング・ストーンズに愛された男』をテアトル梅田で観てきた。 感慨深いいい映画だった。世の多くの人に観てもらいたい。 タイトルは必ずしもニッキー・ホプキンスの人生全てを言い表せてはいないが、特徴的な部分の一つだ。 ニッキー・ホプキンスをご存じだろうか。 ボクはその名を知らなかった。この映画を一緒に観ようと先輩が誘ってくれなかったら多分この映画を見なかったかもしれない。 しかし、映画が始まり音楽が流れ、あの有名な曲のメロディーも彼の

          映画自評:『セッションマン:ニッキー・ホプキンズ ローリング・ストーンズに愛された男』は我こそは日蔭者でありながらも世の貢献者だと思う人に観てもらいたい映画だ

          家に居るのに凄く孤独を感じる。いっそ一人暮らしの方がマシかも。

          家に居るのに凄く孤独を感じる。いっそ一人暮らしの方がマシかも。

          パラリンピックの素晴らしさ。だけど、世の中の対応はどうなの?

          映画「チタン」はそんなに注目もされず、ヒットもしなかったがボクの中では今でも心の中に残る印象深いナイスヒット映画だ。 身障者の方々にこの映画との共通点を挙げるのは大変失礼とは思いつつ、近年の身障者を支える道具の進化を見る度にこの映画をチラチラと頭によぎり、ともすれば用具を使いこなす方々に羨望を覚える自分がいたりして驚いたりする。 車椅子ラグビーは金メダルを取ったが、あの車椅子のようにドカン!と自分も思い切り当たってみたい。 足が遅い自分はあの羽のような義足を付ければジャン

          パラリンピックの素晴らしさ。だけど、世の中の対応はどうなの?

          仕事終了時、外に出ると空が秋の気配を醸し出していた。

          仕事終了時、外に出ると空が秋の気配を醸し出していた。

          気が付いたら日曜日が終わりかけている時刻。 これを形容する言葉、ってないのかな。 木魚を叩く「裏打ちのリズム」が心地よい。 スカのリズム?

          気が付いたら日曜日が終わりかけている時刻。 これを形容する言葉、ってないのかな。 木魚を叩く「裏打ちのリズム」が心地よい。 スカのリズム?

          映画自評:「箱男」は鑑賞後も心に何かを残し続ける。感想2回目。

          ま、どんな映画もそうだけれどね。 言いたいのは、心にズシーンと形容しがたい「何か」が居座り続け、問いを発するのだ。こういった映画は困ったものだ。(誉め言葉) バカなので鑑賞後すぐに感想を書いても思ったこと感じたことをその時に全部は書き切れていない。後々ベッドに潜り込んだ時にフト疑問が頭をよぎる。 さて、 箱男の最初の頃のメークの意味は何だったのだろう。 途中からしなくなったのは何故。 箱男が一人だけでいいというのは、まあいいとして、 なぜ彼の「箱」を狙うのか。 各々が自作

          映画自評:「箱男」は鑑賞後も心に何かを残し続ける。感想2回目。

          カエルくんの冒険

          村上春樹のアニメを見て発想を得ました。 カエル君の歌です。

          カエルくんの冒険

          カエルくんの冒険

          「2024年『神戸モダン建築祭」開催に向けての支援』気になるじゃ~ないかい。でも、「ツアー」はちょっと…。

          いい企画で オモシロそうヤン!ツアーの縛りが気になる。知らない人との団体行動はチョット…。 勝手に好きに見させて頂けるならいいのにな~。 そう、ボクは団体行動が苦手なのだ。 一人行動が好き! と言っているが、裏返せば団体行動が苦手なだけだった。 建築物は古いものから新しいものを見るのもどちらも好きだがどちらかというと教科書に載る程の歴史的なモノより近代的なモノの方が好きかも。 でもでも、企画自体はオモシロそ~。 めったに見られない建築物が見られるのは魅力。 「須磨ベルト

          「2024年『神戸モダン建築祭」開催に向けての支援』気になるじゃ~ないかい。でも、「ツアー」はちょっと…。

          大阪と東京と比較。実際に久々に東京を訪れて実感。バカ負けヤン!

          先日久々に東京を出張で訊ねましたが、 肌感で大阪のバカ負け度合い に半笑い。出張自体、もうネットでいいやと思っていたので、旅行気分は嬉しかった。でも、バカ負け度合いを目の当たりにする意気消沈するよね~、って話。 でもでも、全部が全部否定的にはボクは捉えていないのだ。 電車、街、ホテルでの人混み、活気は東京は何処へ行っても(そんなにどこへも行ってはないが)ある感じがした。一方大阪、関西は限定的な地域では活気はある。心斎橋や梅田、京都や神戸の人が集まるところなど。 最近の心

          大阪と東京と比較。実際に久々に東京を訪れて実感。バカ負けヤン!

          映画自評:安部公房は現代を見越して書いていたのか「箱男」。それとも永遠の普遍的問題なのだろうか。

          「箱男」を観てきた。(原作要約は以下) 阿部公房原作だ。 シュールな映画にも関わらず平日の昼間でもお客さんはそこそこ入っていた。 ポップコーンとコーラを手に館内に入ったがこれ程マッチしない映画はない。何故この映画でポップコーンを買ってしまったのだろう。w ボク的な理解としては、存在(アイデンティティー)と居場所の映画(小説)なのかな、と。ま、それぞれの見方、感じ方があっていいのだと思うし、どれも間違いではないのだろうが。 最後の方で病院を段ポールで塞ぎ大きな箱に見立て安

          映画自評:安部公房は現代を見越して書いていたのか「箱男」。それとも永遠の普遍的問題なのだろうか。

          東京で喰らううな重で思った。これが未来だ!(大げさ)

          久々の東京出張の自分へのご褒美でランチはうな重を食らうことにした。 エスニック好きの自分としては、出張先近くにエスニックの気になるお店が数件あったからそちらが気にはなっていたのだがご褒美感を出したかったのだ。 店は老舗感のある、でも外から見てもリフォーム感のある店構え。 値段はそれらしい値段。 値段を信じて味を期待する。 入るなり一気に残念感が押し寄せた。 自動販売機形式だ。 ウナギ屋さんで自動販売機形式とは! 店内を見回すと確かにリフォームした感があり、でも店員さん

          東京で喰らううな重で思った。これが未来だ!(大げさ)