白川静といえば漢字。白川静の偉大さは、それまでの漢字論に惚れたうえで、なお「口」をサイとして、祝詞が収められた器と見直した点にある。身勝手につくった世界観ではないのだ。脈々としたものがなければ、等しく不毛である。だからこそ、儚き人生。なにか古典立脚したものに身を奉げたほうがよい。
【机上の辞典】 現役時代に「辞典は内容から価格は安い」と教わった。 国語辞典の定番「岩波」と「三省堂の明解」 類語辞典・語感の辞典 漢字辞典・漢和辞典・白川漢字「字解」・英和辞典 さらには、ケースから出して置くと、直ぐに引く事が出来ると。