mori hanana 🐝
玉響の箱(たまゆらのはこ) 玉は宝石や美しい石のこと。 そんな宝石が揺れる一瞬を、 「玉響」と申します。 一瞬のキラメキを閉じ込めた箱には、 noteで出会った素敵な記事を、 大切に残しております。 ささやかな時を、 皆様とご一緒できたら… クリエーターの皆様に感謝して☘ 削除をご希望のお方様は、 ご一報くださいませ。
*エッセイsize* morihananaの「*エッセイsize*」を、 まとめています。 不定期にて更新いたします。 本や名言、美しい日本語、 暮らしのお話、思いのままを綴ります。 お立ち寄り頂けたら幸せです☘
*言の葉trip* morihananaの「*言の葉trip*」 6月から7月をまとめています。 美しい言の葉を巡る、 不思議な旅へ皆様をご案内いたします。 言の葉観光バスへ ご乗車お待ちしております☘
*言の葉Days* morihananaのつぶやき 6月から7月をまとめております。 美しい日本語、暦のお話、 暮らしを切取る写真に俳句をのせて、 不思議な日々を綴ります。
*掌size小説* morihananaの手のひらsizeの小説 6月から7月をまとめています。 暮らしの中に隠れる不思議を、 手のひらにのせて、お届けいたします。 お立ち寄り頂けたら幸せです☘
2024年10月31日、 思うところあり、 わたくし俳句というモノを、 本格的に学んでみようと思いました。 初心者とは、 その道に入ったばかりの、 未熟な人、習い始めで覚えたての人、 そのような意味を持つ言の葉で、 俳句とわたくしとの関係は、 まさにこのようなモノでございます。 正直申しまして、わたくし、 「俳句ははじめました」が、 けれども、 俳句教室や通信の俳句講座、 俳句の会に学ぶことには、 二の足を踏んでおります。 と申しますのも、 わたくしはインドア派であり
あの星は君の答えし寒昴 森八七菜 💫+*〜*+*〜*+*〜*+*〜*+*〜*+*〜*+*💫 「寒昴(かんすばる)」 (冬の季語) 冬の夜空に冴える星々のこと 特に牡牛座のスバル星のことをいう 「昴すばる」 星が集まりひとつになる そんな意味がある 日本で生まれた言葉 💫〜*+*〜*+*〜*+*〜*+*〜*+*〜*+*〜*💫 なにげなく問う疑問に 優しく答えてくれる時 「ふっ」と心がかるくなり 安らぎを覚えるのではないでしょうか 幼い頃な
道行は冴ゆる月夜や西方へ 森八七菜 ✩〜*〜✩〜*✩〜*✩〜*✩〜*✩〜*✩〜*✩ 「道行(みちゆき)」 旅をすること 歌舞伎や浄瑠璃では 相愛の二人が連れ立ち歩く様子をいう 着物用コートのことも「道行」という 衿が四角く開き外出時に着る上着のこと また打ち掛けなどを着た時に 歩きやすく着付けることも 「道行」と呼ぶことがある 「冴ゆる(さゆる)」 (冬の季語) しんしんと冷えること 光や音や色までも冷たく感じるほどに 澄んでいる様子 「西
氷湖照る天衣無縫の嫁ヶ島 森八七菜 ❄️…………………‥………‥……………………‥………❄️ 「氷湖(ひょうこ)」 冬の季語 「天衣無縫(てんいむほう)」 天女の衣には縫い目がないことから 技巧を凝らさずとも 完成された作品のことをいう 「嫁ヶ島(よめがしま)」 島根県は松江市の宍道湖の東端に浮かぶ 全長110メートル・幅30メートルの小島 島の景観は宍道湖十景のひとつで 特に残照の景観は素晴らしい 昔 嫁姑の仲違いから 家を飛び出したお嫁さ
月氷る一家静もる人間かな 森八七菜 ☪️‥……………………………‥…‥‥‥……………‥‥☪️ 「月氷る(つきこおる)」 冬の澄んだ空に浮かぶ 氷るような冷たい月 「静もる(しずもる)」 静けさが深まる 「人間」 (じんかん)(ひとま)(ひとあい) 「じんかん」と読めば 人が住む所・世間・世の中の意味 (仏教用語) 「ひとま」と読めば 人のいない時の意味 「ひとあい」と読めば 人づきあいの意味 ☪️〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜
ともかくも一人に一つ冬の月 森八七菜 🌝……........................………………………………🌝 「ともかくも」 何はともあれの意味 「冬の月」 冬の澄んだ夜空に浮かぶ月 (冬の季語) 🌝〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*🌝 水の月を手のひらに 掬ってみれば 月は手のひらの中 心もまた 手のひらに掬い出してみれば 一人に一つ 手のひらの中 一人に一つ 誰にも口だしのできないモノ 「ありのまま」とは そうい
「秋」来る街 公園の木々の先に ふわりと「秋」が触れ 恥ずかしげに 木の葉が染まり 週末の曇り空を 優しく照らしております あるところは 銀杏の檸檬色で爽やかに あるところは 花水木の紅色で暖かく あれ? 「秋」のとなりには 小さなかわいい「冬」が 隠れながら不安顔 「もうすこし待っててね」 優しい「秋」の声が 風にのって聞こえます 「秋」から「冬」は生まれ 「冬」は「春」を育て 「春」は「夏」を送り出し 「夏」は「秋」と巡り合う そして「冬」は 四季
段畑や「せいだのたまじ」小春空 森八七菜 🥔……….................…🥔 「せいだのたまじ」 山梨県上野原市小伏の郷土料理、 小粒のじゃが芋「せいだ」を、 甘辛の味噌󠄀で煮たもの。 この村の飢饉を救った、 代官中井清太夫より名をとり 「せいだ」という。 「小春空」(こはるぞら)冬の季語 冬暖かい日の晴れた穏やかな空 段々畑を望む縁側に、 「せいだのたまじ」が用意され、 小春空のもとご近所仲間が集う。 のどかな山村の風景は、
11月15日、今日は「七五三」。 数え年の三歳と五歳の男の子、 三歳と七歳の女の子のお祝いの日。 立冬を過ぎ、 二十四節気では、 「地始凍(地始めて凍る)」。 暦の上では、大地が凍る時季、 (11月12日から16日ごろ) 夜間の温度がマイナスになると、 大気中の水蒸気が凍り「霜」となり、 湖面や川面も凍りだす…。 ここまで書き終えて、 「もう、いいかな…。」 そんな心持ちになる。 「今朝?」 「霜?」 「降りるわけない…」 「霜柱?」 「立つわけもない…」
*言の葉Days*11/15 冬の蝶 暗渠の道に水の音 🦋………🦋 冬の蝶 冬が来ても生き残る蝶 暗渠(あんきょ)人工地下水路 暗渠の道に水の流れは見えないが 道の底から聞こえる水音に 夏を偲ぶのか蝶が舞う 冬の蝶は寂しい 秋の果て… お天気は下り坂 ゆったり素敵な1日を☘
*言の葉Days*11/14 朝焼けは風伝おろしの朱鷺色 🏔️……🏔️ 風伝おろし(ふうでんおろし) 霧が滝の如く山肌を流れる 三重県御浜町と熊野市の境 風伝峠で見られる 朱鷺色(ときいろ)薄桃色 鳥のトキの色 風のギフト風伝おろし 朱鷺色の霧が朝焼けも染める 素敵な朝に☘
*言の葉Days*11/13 木枯らしやガチャコン電車鎮め来る 🚃………🚃 木枯らし 木を枯らす程の強風 「ガチャコン」近江鉄道の愛称 電車の走る音が由来 鎮める(しずめる)静かに落着かせる 近江平野をゆく「ガチャコン」 騒ぐ木枯らしを鎮める 包容力を感じる 素敵な1日を☘
「ガーデナー」 庭を造る人。 庭を造形空間として設計し制作する人。 樹木や植物の生育、 庭石、池、水路、芝などを、 定期的に管理する専門家をいう。 俳句を学び愉しむところ、 「森ジムへようこそ お越しくださいました」 またお目にかかれました、 いつもお読みいただき、 ありがとう存じます。 本日は、俳句の「カタチ」について、 お勉強いたしましたことを、 お話いたしたく存じます。 この記事を、お読みのお方様の中には、 「カタチ」? 「カタチは、五・七・五とか?」
*言の葉Days*11/12 木守柿浮雲は佇ち慕う風 ☁……☁ 浮雲 漂う雲 落着かず不安定な様子 木守柿(きもりがき)収穫後一つ木に残し 来年の豊作を祈る意味がある 佇ち(たち)たたずむの意 不安定な身空 雲は佇み 風は寄り添う きっと大丈夫だよ 素敵な1日を…☘
*言の葉Days*11/11 そこはかとなく 鱈の切身の炯眼 🐠………🐠 そこはかとなく 限りなくもの悲しい意 炯眼(けいがん)鋭く光る目 物事の本質を見抜く目 魚売場 鱈の切身に光る目 なんとなくもの悲しい 雨上がり 濡れる草木も もの悲しい秋の果て… 素敵な1日を☘
*言の葉Days*11/10 インドア派冬暖かしテラス席 ☕…………☕ インドア派 屋内で活動することを好む人 暖かく過ごしやすい午後 心地よい風か渡ります インドア派も思わず テラス席で寛ぎたくなる そんな1日でした 新たな出会いに心から感謝して 冬の訪れを待ちながら…☘