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【読書コラム】あえてドストエフスキーの短編を読んでみな! 頭おかし過ぎて飛ぶぞ! - 『可笑しな人間の夢/ボボーク』フョードル・ドストエフスキー (著), 西周成 (編集, 翻訳)
先日、この人生で読むことがないと思っていたトルストイの『戦争と平和』を読み切ったという記事を投稿した。 きっかけは今月、トルストイとドストエフスキーについて話す機会を頂いたから。スライドを作っていく過程で、それぞれの代表作を読んでいかなきゃなぁと頑張っていたのだ。 その中でドストエフスキーの短編が凄いという情報を手に入れた。『罪と罰』や『カラマーゾフの兄弟』を読み、神なき世界でいかに人間たり得るかの苦悩に心を打たれ、すっかり長編小説の人だと思い込んでいたので、ちょっ
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【読書コラム】この本を知らずに生きてきた自分が信じられない! 中国文学をもっと読んでいかなきゃいけないと反省 - 『結婚狂詩曲』銭鍾書(著)
先日、中国にルーツがある友だちとどんな本を読んできたかという話をする中で、『結婚狂詩曲』というタイトルが出てきた。なんでも名作らしい。ネットで調べたら銭鍾書が書いたものと載っていた。 ぶっちゃけ、作品名も作者名もさっぱり知らなかった。というか、中国文学について、自分が全然知らないということに気がついた。『三国志』とか『水滸伝』とか、杜甫とか李白とか、古典はなんとなく把握しているけれど、近代以降の小説に関して言えば、魯迅ぐらいしか読んだことがなかった。もちろん、教養として
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