同音異義語のデザイン⑨ - 互いに逆の意味
今回の題材フレーズ。以下にて2つ、平仮名でお示しします。
貴方は、それぞれ《漢字にする》《意味を説明する》ができますでしょうか？
ヒントをもとに、
真っ先に思い浮かぶ語句は何ですか？
（１）こうてん
天気に関するワードです☀☁☂
ですので、「てん」は「天」です。
（２）ひんみゃく
血流に関する〔医学的〕ワードです㊩
「人どうしの繋がり」を表す「人脈」という語と音が似ていますね。
「みゃく」は「脈」です。pulse💉
※【真っ先に思い浮かぶ語句】をお尋ねしていますが、〔別解〕についても添えることで今回の主旨をキャッチしてもらえると、充分な合格点となります💯🏅
👇 ☟ 答え合わせ ☟ 👇
（１）こうてん
①好天 --- 良い天気、好ましい天候、 ～概ね、「晴れ」
②荒天 --- 荒れた天候。 ひどい雨や強風など
（２）ひんみゃく
①頻脈 --- 脈が頻繁になる／頻度が増える ＝早くなること
②貧脈 --- 脈拍数が少ないこと ～《貧血：ヘモグロビン濃度等が低下すること》という”近隣の”用語から連想。『貧』＝まずしい、乏しい～少ない
※実状、”貧脈”という語は適用されていない模様🙅♂️🤣
音だけ聞いても、これら「こうてん」「ひんみゃく」は、発した人がどちらの意図なのか瞬時には判断できず、文脈に頼るしかない／場合によっては分からないまま という、【両極端な同音異義語】🚫
『貧脈』などという語句が【辞書や医学書に無い】のだとしても、「ひん」に対し「貧」という漢字を脳内で紐付けてしまう発想があれば、（それ自体は決して誤りではなく、時に有意義な思考力であるものの💦）すっかり逆の意味で解釈しかねない😵💫
漢字って、すこぶる便利ですね👍
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