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赤い悪魔を召し上がれ
こんにちは。
moyamoyaです。
「赤い悪魔」と聞いて
何を想像されたでしょうか。
今回は、我が家の「赤い悪魔」の話。
「出た~、赤い悪魔だ…」
食卓に出したトマトを見て、次男が言った言葉だ。
小さい頃から実は苦手だったらしいが、黙って我慢して食べてきたそうで。
最近は露骨に口に出すように。
毎度渋々食べはするけれど、酸味が強いトマトが苦手、それプラス、ミニトマトは齧ったときに中身がブシュっと出るのがだめなのだそう(カットすれば良いのでこちらは解決)。
トマトは、
①ヘタと反対側のお尻の部分に、スターマークと呼ばれる白い筋が出ているのが甘いトマトで、
②ヘタが元気なのが新鮮なトマト、
③身は固めがいい、
と知ってからは、そこを見てできるだけ良さそうなのを選んでいるが、袋やカップ型容器に4~5個入ったお買い得なトマトを買うと、全部そういう理想のものが入っているとは限らない。かといって1個ずつ選べるバラ売りは割高で、ついお得な大袋に手が伸びる。
ミニトマトも、次男のこととは無関係に、スーパーの店頭にあればアンジェリカやアイコという酸味が少なめの品種を買ってはいた。
トマトが体に良いというのは、多々聞いたことがある。今は終わってしまったくりぃむしちゅーと堺正章校長の某テレビ番組にて、
「この番組は、体に良いものは味噌かトマトと答えておけば大体当たる」
と、くりぃむしちゅーの有田氏が言っていたのを思い出す。そう言って「トマト」と解答して、本当に正解するというくだりも見た。
トマトに含まれるリコピンが、活性酸素を消去して生活習慣病から守ってくれるそうで、店頭にも「リコピン増」が売りのトマトが並んでいる。
と、浅い知識で講釈を垂れてすみませんでしたが、
とにもかくにも、そんな風に一生懸命トマトを選び、
体に良いんだよ~と話したところで、
次男が「じゃあ食べる!」とはならない。
少し考え、生食がだめなら加熱調理ならどうかと思ったら、リコピンは加熱調理したほうが体に吸収されやすいとのこと。
色々理にかなっているではないですか。
卵と炒めて、チーズを加え
「さぁ、赤い悪魔を召し上がれ。」
と私は魔女の如くニヤニヤしながら言って、
夕飯に出した。
……(どうだろうか?)
次男「…チーズ最高!」
私「トマトの感想じゃないんかい!!」
次男「あぁ(笑)これならトマトも食える!チーズでうまい。食べやすい。」と、手で👍️
ということで、
とりあえず加熱すれば「悪魔」から昇格と判明。
後日、豚肉とトマトと卵の中華風炒めにして
食卓に出してみた(また卵)。
すると次男は食べる前に
「うぁ、赤い悪魔だ」
と言った。
加熱調理したのを見ても、
まだ「悪魔」のままだった。
もう気にせず、
生トマトで召し上がっていただこう。
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