ついにシリーズ全巻を読み終えてしまいました。またいつか、その後の物語に出会えるといいなあ。生きるも死ぬも、世界は本当に身近で、今日も豊かに平穏に生きている奇跡を改めて感じます。上橋菜穂子さんの物語を読むと、自分からやたらと愛が溢れる気がしてふしぎ笑。生きるってすごいね。
ジグロはきっと、バルサとタンダの今の関係を知ったらよろこぶだろうなあ、としみじみ。わたしたちがよく知るバルサになるまでの長い時間を、少しでも見れてよかったな。あまりにも過酷な日々だから、タンダの存在の偉大さが際立った一冊。幼いふたりの昔ばなしもとても気持ちがよかったです◎
ヒュウゴの過去を知ったら、また本編を読みたくなってしまった^^大きな力に飲み込まれても、自分自身に忠誠を誓い、信じる路をひた走る。なんてかっこいいのだろう。眩しいほどの強さを手にいれるまで、たくさんの人と出会い、気づきを得るところが、守り人シリーズの好きなところだなと思いました。