「クライ・マッチョ」(2021)は、雇い主の子供を連れ戻しにメキシコへ向かう元ロデオスターの道中記を描く。目的ははっきりしているのに寄り道ばかりで、何の映画かよく分からない。監督デビュー50周年・監督作40作目の「集大成」という宣伝文句をモノともしないイーストウッドの反骨精神よ。
クライ・マッチョを観てきましたー。正に「マッチョ」のシンボルが本当の強さの意味を問う、という観点で唸らされました。色々気になるところがあり、本作から感じとることができなかったことも事実。