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【映画感想】本当の強さを見つける旅 映画『クライ・マッチョ』
大学祭が終わってやっと一息つけるようになったので、久々に映画を観ることが出来ました。
久々すぎて感想の書き方も忘れてますが、何とか頑張って書いていこうと思います(^-^;
この記事は映画『クライ・マッチョ』のネタバレを含みます。ご注意下さい。
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あらすじ
かつて数々の賞を獲得し、ロデオ界のスターとして一世を風靡したマイク・マイロだったが、落馬事故をきっかけに落ちぶれていき、家族も離散。いまは競走馬の種付けで細々とひとり、暮らしていた。そんなある日、マイクは元の雇い主からメキシコにいる彼の息子ラフォを誘拐して連れてくるよう依頼される。親の愛を知らない生意気な不良少年のラフォを連れてメキシコからアメリカ国境を目指すことになったマイクだったが、その旅路には予想外の困難や出会いが待ち受けていた。
疑似自伝映画?
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クリント・イーストウッドは『アメリカン・スナイパー』や『ハドソン川の奇跡』で監督としてはよくお世話になっていましたが主演としてみたことはありませんでした…
序盤の車で馬を追い越すシーンやラフォの母親に馬鹿にされるシーンなど、新しいものに淘汰される古いものという構図は何となくクリント・イーストウッド自身も思う所があったのかなぁ…と深読みしてしまいます;;
『アメリカン・スナイパー』も『ハドソン川の奇跡』も伝記モノですし。
荒野のロードムービー
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舞台はほぼ荒野でたまに通り過ぎる町も華やかな雰囲気はありませんが、大自然と途中に出会う人々との交流がこの映画の醍醐味であり、カントリー・ミュージックと夕日を背に馬と触れ合うシーンは人工的に絶対作れない美しさです…
特に最新の何かが取り入れられている訳でもないのに、”エモい”という表現がぴったりくる画作りでした;;
マイクとラフォ
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旅の途中でどんどん仲良くなっていくマイクとラフォは祖父と孫よりも違う価値観をもった友人というイメージが強かったです。
お互いに助け合っていましたが、マイクとマルタの仲を取り持つラフォはなかなかに生意気でした笑
勝手なイメージですけどラフォはアメリカとメキシコで活躍する通訳とかになりそうな気がします。混血というアイデンティティもちょうど反映した職種なんじゃないでしょうか。
居場所を見つける旅
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旅の結果マイクはマルタと暮らすことになり、ラフォはアメリカで父親と暮らすことになります。
アメリカとメキシコ、大人と子供、カウボーイとマッチョといった違う要素をもった二人が同じ旅の中で居場所を見つけていく様子はいろいろなことを考えてしまいます。
その中でも一番印象に残ったのはマイクがマルタと一緒にいるのを決断したことです。自分の居場所を探すことに遅すぎるということはないんだと感じましたし、言語や文化の壁も関係ないんだと教えられた気がします。
ロマンチックすぎるかもしれませんが、結局のところこの映画が伝えたかった”本当の強さ”とは愛だったのかもしれません。
最後に
どんな感じで感想を書いていたかすっかり忘れていたのでところどころよく分からない文になってるかもしれないです…😢
久々に感想を書くにしては感じることがたくさんある書き甲斐のある映画でした^^
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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