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*読んで良かったnote集*

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「素敵」「良かった」「温かい気持ちになった」「この先何度も読み返したい」等と思ったり、感銘を受けたりしたnoterさんの記事を集めたおすすめnote集です。 気まぐれに追加して…
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#エッセイ

資本主義を生きるということ 【適応障害から得た学び】

資本主義を生きるということ 【適応障害から得た学び】

資本主義ってなんだろうある日、たまたま表参道を散歩している時、20代前半の男性の話し声が耳に入りました。

「あのお店、入る勇気ないから一緒に来てよ」

私たちはどうしてそこまでして、物を買いたいのでしょうか。
自分の身の丈に合わないとうすうす気づきながらも、物やサービス、ときには人に、手を伸ばしてしまうのは何故なのでしょうか。

そういう私も買い物依存になりがちで、部屋には物があふれ整理ができま

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守られてるフリをして

守られてるフリをして

愛とはなんだろう?
急にどうしたんでしょうね。笑

私はSMAPファンなのですが(解散してるけど)、有名な曲、らいおんハートには実はアンサーソングがあることご存知でしょうか。

"エンジェルはーと"
タイトルも呼応していて、エンジェルがカタカナはーとがひらがなと、すてきだなと思います。
この曲がとてもだいすきで、こんな風な女性、人になりたいなと思います。

(話が飛躍します。悪しからず🙇‍♀️)

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今年しかない秋に会いに行こう

今年しかない秋に会いに行こう

双子の娘たち(7歳)が俳句をつくろうとしている。
小学校で俳句について教わり、自分たちも作句してみたいと思ったらしい。

テーブルの上には、先生が教えてくれたという「かき」「まつぼっくり」などのワードをメモした紙。
小学一年生にもわかる秋の季語をピックアップしてあるようだ。
それを見ながら、別の紙に一生懸命なにやら書きこんでいる。

娘たちは3歳の頃、音読系の絵本でいくつかの俳句と短歌を知った。

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運転していて「ちょっと困った」を助けてくれる信号機。

運転していて「ちょっと困った」を助けてくれる信号機。

夕焼け空に包まれて、琥珀色の時間が流れゆく。

いつもの道を運転していると
見慣れた信号機が目に飛び込んでくる。

もうそろそろ黄色に
変わりそうな雰囲気。

そんな予感がする。

横断歩道の歩行者用の信号が
ピカピカし始めたり。

もう少し先の信号が
赤に変わったり。

黄色へのカウントダウンが
始まりますよサインが
そこかしこにある。

でも、あんまり通らない道だったり

時間帯や
車の混雑具

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暮夜に野暮と言われた気になった公園にて。

暮夜に野暮と言われた気になった公園にて。

久しぶりに公園の前を何も意図せずに通った。決して大きくはない公園だが、人を寄せ付ける何かがあるような公園だ。いつもは小さな子ども達や、井戸端会議のキレイなお母さま方で賑わっている公園なので、当然その時間を私はよく意図して通っている。

その日のその時間は、夕暮れ時を黄昏時と言い換えたくなるような誰もいない公園だった。

私は、誰もいない公園に一人で寄りたくなった。寄ってみたくなった。進める足は思い

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繊細すぎる人の繊細な事情

繊細すぎる人の繊細な事情

来週辺りが創作大賞の一次発表で
先週、note街でセンセーショナルな議論があったのを加味して、今日は考えてみる

創作大賞へはハムスターの“キンクマ”を主人公にした小説を出した

一次発表を前に、落選は分かるので
「キンクマ、ごめんね」
わたしのスキルが足りないから、ごめんね
だけど一生懸命に書いたんだよ、言い訳している

わたしが書いた小説は
奥さんに死なれ、寂しさから手を出した女に騙された男が

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ファッションショーに相応しい私は東コレに行った。

ファッションショーに相応しい私は東コレに行った。

先月の中旬位だったろうか。私の元にメッセージが届いた。それはファッションショーへの誘いだった。

私ほどのオサレになると度々ファッションショーに呼ばれることはあるが、その誘いは大関からだった。

どれくらい前の話だったか記憶が定かではないがファッションブランドを立ち上げる話を聞いていたことを思い出してきていた。

私が「大関」と呼んでいるのは大相撲元大関の六代目小錦八十吉のことである。私と大関には

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noteのオススメ機能。休刊した本の復刊を望むように。

noteのオススメ機能。休刊した本の復刊を望むように。

noteを始めてから
記事の『オススメ』が
noteの小さな喜びでした。

法人noteやメンバーシップ
有料マガジンの記事は
『オススメ』し放題。

『オススメ』をすると、記事の下に
アイコンが表示されるのが
なんだか楽しくて。

オススメ機能を知ったのは
はじめてサポートを
いただいたときでした。

いまでも忘れられません。

そんなオススメ機能が、
2024年7月に廃止になって
悲しいです。

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僕は3ヶ月に一度全てを水に流し、そのホコリを示す。

僕は3ヶ月に一度全てを水に流し、そのホコリを示す。

3月、6月、9月、12月。

視界の片隅で赤いランプが点滅している。この豪邸に住みはじめて7年も経過すると、僕の軀もその体内時計の正確さを増してきて、そろそろ点滅するだろお前?と見上げる回数が多くなる。

僕はこの家と同期している気分になる。

一体どうしてこんなにも正確に刻めるのだろうか。3ヶ月で変わらずに赤い点滅をする。3年目を越えたくらいだろうか。むしろ僕の方から点滅を待ち望んでいる自分を発

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藤原華さんという風。

藤原華さんという風。

藤原華さんの記事は風のようだなあ!といつも思います。
そよ風というより、もっとはっきり吹く風です。

とくに、こちらの記事を読んだときには、台風並みの大風が、ぶわああっ!と、パソコンの画面から舞いあがるように吹きつけました。

読みながら、その風に飛ばされそうになったので、しっかり足を踏ん張りました。
そのまま、足を根っこにして、一本の木になって。
わたしは記事を読みました。
台風のような大風が、

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もしも、野原に花まるが咲いてたら。【不登校って、なにか詩ら?】

もしも、野原に花まるが咲いてたら。【不登校って、なにか詩ら?】

noteに投稿を続けていると、思いがあっという間に言葉になって、そのまま記事になるときと、書いても書いてもまとまらず、何万字も下書きに言葉を連ねてようやく形になるときとがあります。
どちらがいいわけでもなく、どちらに、より愛着があるわけでもありません。
記事はただ、それにふさわしい方法で、ある日、ちゃんと生まれてきます。

書いても書いても思うようにまとまらないと、焦る氣持ちばかりが募ってしまう…

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割と身近なんすよ。の話

割と身近なんすよ。の話

今日はね、いつもとちょっと毛色が違う話してもいいですか。

シマななこが真面目な話するっていったら熱帯低気圧爆誕しますかね。

ちょっと照れくさいというか、どうにも恥ずかしいというか・・いつもの自分が選ばない題材を選ぶ時って。なのでちょっとはすっぱ?斜に構えたていで話しますけど・・大目にみていただけたら嬉しいです。

(写真は月桃=ゲットウの花です。梅雨時期の島で咲きます。慰霊の日近辺には散ります

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「書く」。「書かない」。

「書く」。「書かない」。

「てがみさま」というお話を書いたことがあります。
手紙の神様。てがみさま。
大切に書いた手紙には神様が宿ることを──短いお話にしました。
封筒を開け、折りたたまれた便箋をひらくと、おかっぱ髪の女の子の神様が、ちょこんとそこに現れる。それが、てがみさま。

そのお話を書いたのは、もうずいぶん前のことです。
誰かに手紙を届けるのが、いまよりずっと身近な時代でしたから、ちょこちょこと、お礼状など書く習慣

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