お題

#私の作品紹介

作品紹介だけでなく、制作のきっかけや裏話など、なんでもかまいません。あなたのつくった作品について、noteで発表してみませんか?

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現代俳句集 3 〜初蝶〜 

「 初蝶 」 ~現代俳句集〜 初蝶よ黄の野しろの野むらさき野 あおあおと日ざしの松よ雪しずく 鳥雲に入るあけがたをゆうばえを ちがう香よあおぐじぶんと梅の花 遠い日につづくのは畦げんげ揺れ ただよせる波も琵琶湖よ春がすみ 雉走るててててててと尾を立てて チューリップDNAが咲きならぶ はるのうみ島国千々にゆうばえて ぼんぼりよいんえいの美を雛人形 ◇ そらに枝くきくきくきようめの花 波おとが和をとりもどすはるの浜 ものの芽よ特に庭木のものがたり

短編 | ウィスキー

 午後の陽光がまぶしい。カフェの窓ガラスから射し込み、木製のテーブルに淡い影を落としている。その穏やかな雰囲気の中で、持ち込んだ「実践理性批判」のページをめくっていた。アンチノミーという言葉に目が止まったとき、店の扉がガチャリと音を立てた。  本から目を離し入り口に目を向けると、一人の男が入ってくるのが見えた。背は高く、薄手のコートを羽織っている。古びた帽子をかぶっている。男は私の隣のテーブルに腰を下ろして、カバンから何かを探り始めた。  男が取り出したのは、小さなウィスキ

春はもうすぐ

天翠回廊

青の境界は、黄昏と闇の狭間で虚空を揺蕩わせ、その碧玉の光彩は視界の隔たりを超える門として、荒涼の奥深くに幻視のごとく出現している。広漠たる大地は、風に舞う砂塵の羽衣をまとい絶対的静謐を纏い、遥か天空を漂う雲は、刻一刻と姿態を変容させながら、蒼穹の深淵に潜伏する神秘を暗示している。月の雫が銀の絹糸となって降り注ぐ時刻、門前に佇む孤独な魂は、内奥に満ち溢れる情念の導きに身を委ね、眼下に広がる凛然たる光景の中へと、魂の足跡を刻んでゆく。 石畳に彫られた無数の溝は、幾千の風雪に晒さ

諦めるな!

 近頃……世間の動向として、確かに感じるのだ。  そう。漸く、時代が動き始めたような予感がする。  大人しく、聞き分けの良かった日本人にして……もう、イヤだ! もう我慢は出来ない……そんな声が巷に溢れている。  煎じ詰めれば……これ以上、諦めるのは真っ平だ!   僕も、「諦める」ことは大嫌いだ。以前そんな記事を綴った覚えもあるが……今一度、これを繰り返したいと思う。自ら、再び噛みしめる意味もあって……           ※     諦めるな!  まず、そう言って

跳ねる ハネル 飛び跳ねる!

跳ねる 跳ねる 何 跳ねる? 魚が 跳ねる  馬が 跳ねる ヤギだって 跳ねる 油が はねる (これは たいへん!!) スーパーボール メガネザルに カンガルー イルカに わんこ トビウサギ 跳ねはね跳ねハネ ハネムーン 詩を書く私も ハネ跳ねハネ ハネハネハネ ハメ ハメハメハ ……ロマンチックな王様で 風のすべてが 彼の歌 星のすべてが 彼の夢 ハメハメハ ハメハメハ ハメハメハメハメハ  ……  ♪ ハネハネハネハネハ……♪ ハネハネ ハネル  はねる ねる

ストーカー気質【弾き語り】

君がTwitterで呟いたお店 値段出しておいしかったとか言っちゃってるけど 勘の鋭い私はなぜか そのレストラン知ってるんだよね 家の近くとか余計な一言付け足したから 君の居場所だいたい予想ついちゃったよ プライベートのぞき見チラリ 意外にいいとこ住んでるんだね ストーカー気質かな私は 君を知りたいってだけなのに すごく好きってわけでもないけれど 何でも知りたいな ストーカー気質かな私は 誰にもバラしたりはしないし 私はちっとも悪くないじゃないか! 君の弱みを握っているってだけよ 君が被ってる赤いニット帽 女友達からの誕プレ 君がよく着てるストライプシャツは インフルエンサーのイチ押し どうしてそんなの知ってるかって やったらめったら♡つけてるでしょ 素直すぎるね可愛すぎるね 少しはカッコつけたらいいのに ストーカー気質かな私は 君を知りたいってだけなんだ 裏表のないわかりやすさで どうもありがとう ストーカー気質かな私は 誰にも広めたりはしないし 私は悪くないむしろいいでしょ? ストーカー気質かな私は 君を知りたいってだけなのに すごく好きってわけでもないけれど やっぱり気になるな ストーカー気質かな私は こわばって警戒されてもしゃーない 私はちっとも悪くないけれど 君は私を受け入れてくれないよね

LoFi Hip Hop 冬の東京、自由が丘の春待つ緑道、チルい作業用BGM 創作秘話

<PR>こちらからYouTubeのチャンネル登録、ご視聴をお願いします! 冬の東京、自由が丘の九品仏川緑道。春の気配がそっと顔をのぞかせるこの場所を舞台に、私たちはチルいローファイヒップホップの曲を紡ぎました。今回は、その制作秘話をお届けします。 九品仏川緑道は、自由が丘らしい洗練された街並みと、自然が調和する癒やしの小径。石畳の小道を歩けば、カフェの香りや春の気配がそっと寄り添います。 早朝 7:30 – 静かな朝 ヴィンテージデニムとカフェラテ朝霧がかすかに漂う緑

詩 : 青春はいつまで? Ⅱ

「青春はいつまで?」 青春っていうものに どこかで区切りをつけて 納得しているのかい 君は その基準は 趣味嗜好 年齢 体力 思考 知識 パッション 気持ち 自分の容姿 周りからの環境 それから・・・ どれも YESと応え NOとも答え どちらか判断つかない時もある 私の歳では 思考回路が止まってて 気持ちだけが残されたまま 青春時代と思えていた事が 遠くになっていた 今思うと 自分で道の途中で 気が抜けて 落っこちてしまった様な気がするね ※ 但し、投稿した作品

ナチュラルミニブーケ

出品はまだなのですが ドライフラワー、プリザーブドフラワーの ミニブーケを作ってみました。 ショップに花束がないのが気になってたので 小さな、お手頃サイズのブーケを3色。 今日はお天気が良くなくて 自然光が暗いので写真が少し暗いかも。 それを麻布でナチュラルにラッピングしました。 ショップイメージに合うように ナチュラル感を出しました。   お渡しの時に壊れないように セロハンをお付けしようかなあと考えています。 このブーケは受注生産にしようかな…。 さてさて…

負け犬の遠吠え | ショートショート

犬と形容するには犬に対して失礼で 番犬と比喩するにも面目が立たない しかしながら 目の前で対峙している有機物から 相手を威嚇するように発する戯言や声量は とある一線を画するが如くけたたましい いくら問い詰めようと追い込もうとしたところで 投げ込んでくる球を一つも見逃すこともなく バットの先端を掠ってでも打とうとする執念だ その一定の実力は褒め称えるべきなのだろう かといって褒めすぎるのも逆効果なのも然りだ 正々堂々と真正面から突破しようと あるいは左右どちらかの急所に

【詩のようなもの】こくさい

今日はいつもと違ってAIとともに 他の資料など参考にしながら 普段考えない税金について考えてみました (財務省が話題になっているので) 今回は税金のなかでも国債についてです あまりにも税金について よくわかっていないことに 気が付いたので軽くお勉強笑 最近また国債の額が 発表されました 1317兆6365億円とのこと 国民一人当たりの借金は 1063万円と毎度教えてくれる わけですが これは政府の負債であって 国の借金ではありません 国民の一人

+2

花、春

【エッセイ/詩】あのときも正解 いまも正解

あのとき 別の選択をしていたら きっともっと 幸せになっていた 人は いつでも そう思うのかもしれない でも あのときの きみは 過去から 大きく育ったきみ いまの きみは あのときから 大きく育ったきみ だから あのときも正解 いまも正解 後悔は 本当は 幸せなできこと

【創作】美女と野獣と白鳥【幻影堂書店にて】

  ※これまでの『幻影堂書店にて』   光一が店のドアを開けると、ノアの顔がぱっと明るくなった。   「よかった、戻ってこれたね」   「ああ、この前は君の前から急に消えてしまって、すまなかった」   「大丈夫。君が消えるのはいつものことだからね」   「うん、まあ確かに思いだしてみればそうなんだろうけど」   「ただ、本を読んでいる途中はあまりない。新しいしおりがあったから、大丈夫とは思ったけど」   その言葉で、光一はカウンターの壁にかかっている金のしおりが並ぶ板を見

【動画】『恋のあめ玉』羽根宮糸夜・rira・ソラノイロ・青央・くえす【こいあめ・#ぼんぼぼ】

待ってくれていた皆さん、お待たせしました。 待ってなかった皆さん、お立ち寄りありがとうございます^^ 『恋のあめ玉』動画を公開いたしました。 かわいい3人の恋物語、2分30秒くらいです。 どうぞ^^ 製作ライナーノーツは後日公開! メイキングストーリーで、さらに楽しめます♪ ★前編★ (みぐさん、こと、青央さん) ★中編★ ★後編★ <登場人物については、こちら> 製作にご協力いただいた皆さん! <作詞・作曲・企画持ち込み 青央(みぐ)さん> <メインボーカル

「エッサー コリャコリャ」ー詩―

卒業して 五十年余 当時の面影を残した 神保町の 交差点は 老いた学生たちを 暖かく 迎えてくれた 青春を 燃やした街は いまも 学生でにぎわう この交差点に 沢山の 思い出と夢の足跡を つけてきた X大学の 講堂に集まったのは60人余 みんな 名刺のいらなくなった卒業生たち 時を経た 出逢いに 肩を抱きあったり 強く 両手で握りあったり 相手の名前を忘れて 聞き返したり….と 嬉しい 再会の時間は まるで 温泉のような 心地よさ 校歌を 粛々と 皆で声強く  斉唱後

日本平のサービスエリアにて1387日

よく晴れた土曜日の早朝 空気はひんやりとしていて でも、もう冬の気配は薄らぎ 季節は確かに変わってきているのだなと実感 東名高速のサービスエリアにて トイレ休憩をすませて外に出たら ふと遠くの方に目を向けると トラックの向こうの空に溶ける様に 富士山が聳え立っているのを見つけた 雪がまだまだ残っているのか 山の肌が白くて幻想的だ 青空の下で美しい 日本平のサービスエリアにて 幸先の良い旅の始まり 缶コーヒーを片手に車に乗り込み はてさてこれから再

【掌編小説】雨の匂い

雨の匂いに蘇るのは あの子との記憶。 斜向かいに住む彼女とは いつも一緒だった。 学校から帰ると家にランドセルを置き、 同時に玄関から出てくる。 彼女の家の前の朽ちた木の杭にゴムを引っ掛け、 来る日も来る日も夢中でゴム跳びをした。 杭のそばには名も知らないオレンジ色の花が咲いていた。 マーガレットのような、でも、違う。 朽ちた杭に素朴な優しさで馴染む様が子供心になんとなく好きだった。 その花の手前で彼女が掛け声に合わせて上下にぴょんぴょん跳ぶ。 それはなんら変わら

活ける:Arrangement

Arrangement 'heaven, earth and human being.' Leaf 葉 #photography #image #picture #写真 #風景 #植物 #私の作品紹介 #最近の一枚 #デザイン #アート #自然 .

glitter #024

忙しくて更新遅れましたー。 今どきは悪魔も純粋なんですねー。 いやー、いい時代になったもんですわ笑笑

ミモザ

春の気配がする。 ミモザは育てるのは難しいらしいので、 描いてみました。

再生

Slide show of my photos.

Moments in everyday life that we might otherwise overlook. These were taken by me going for a walk. For example, flowers, plants, and everyday life. . ------------------------------------------- .#自然 #写真 #風景 #植物 #写真好きな人と繋がりたい #カメラ好きな人と繋がりたい #動画 #youtube動画 #私の作品紹介 #やってみた

【詩】微睡

浮いては沈む陽炎の揺らぎ 余す事なく良いことを教わり それ以外は排斥する様に秘めた 或る時わたしの空白は いつもよりも色彩に満ちていた 輝く星の引力と浮力は平衡に 慎重にした微睡みの後で 悠々と靡く灰白色の始まりが 音を響かせる事なく道になった 何故なのでしょうかと 訊ねる理性に 物語の裏面を説く 馴染めない言葉の連続が 何でそんな事を知っているのかと 外から内に確かめる もう考えないで下さい あなたに眠るだけの資格はない 飛躍する身体は何処までも遠くにて 有るけ

【詩】ごちそう

肉も魚も野菜も果物も全部、ぼくのからだの一部になって、消費を繰り返しながら、ぼくは増えてきた。なのに、どうしてあなただけはいつも特別なの?今日はごちそうよって、美味しい野菜が真ん中に並ぶことは、思い出にはなくて、合格発表の夜を独占している。ひとりでは特別になれないのに、特別はひとりしかなれない、孤独を一緒に背負う約束を交わしながら、現実と幻想を行き来する。孤独の単品売りが得意なぼくに、特別を教えてくれる誰かは今もいなくて、ぼくは、いつまでも、ぼくで、ぼくは、これからも肉。

【詩】消え去りたい

恥ずかしい過去のこと 試みたオーバードーズ 死にたいんじゃない 春の淡雪のように 消え去りたかった 死にたいんじゃない 頭に蔓延る嫌な考えを 消し去りたかった 薬をウィスキーで下した後 吐いた吐いた薬を全部 飲まずに貯めていた薬は 意味をなさなかった 下戸で良かったと今は思う

短編小説「卒業式のホームルーム」

この小説はシロクマ文芸部のお題小説となります 小牧幸助さん どうぞよろしくお願いします 「三月になり、一度別れたらもう二度と全員が揃うことない」 というのが、担任の山内先生の口癖だった。 50過ぎなのに昇格試験も受けず、もう何度も三年生を、高校から送り出しているのだろう。 「先生は少し寂しい。卒業してわずか2年後の成人の日でさえ、 来賓として何度も出席したが、全員が揃うことは、今までに一度もなかった。だから、この3学期の3週間だけが3年D組に残された時間だ。 その間だけで

人生とはフィクションである(再掲)

 「実人生」なる、御もっともな言葉がある。一点の曇りだにない、正確無比な歴史のごとく、個人がそれまで辿ってきた人生街道。  そんなものが、あるわけがない。  例えば、何十人もの登場人物を教えてもらったからといって、それだけでは、いかなる物語も類推することは出来ない。人間同士の、複雑な社会的、あるいは心理的絡み合いなくしては物語は動かない。  人生とは、かくも複雑な人間関係を背負い込んで歩き続けてきた過程。  かく定義したからといって、嘘偽りのない人生を縷々述べることな

淡雪の朝 

今朝は曇りか 早朝起きて窓を見、少し憂鬱になった 部屋を暖め、コーヒーを淹れる ふと外を眺めると何か蠢いている 雪だ ベランダに出ると、寒気で目が覚めた 小さな雪が無数に降って来る まだ眠っているような街に静かに舞い降りる 高層階のせいか降ってくる雪と同じくらい雪が下から舞い上がって来る 目の前でクルクル回る雪もある ためらいがちにベランダに舞い込んでくる雪たち キョロキョロと見まわしているようだ 何だか生きてるみたい 早朝の訪問者 雪たちの楽しい

【詩】となり

これ以上ひどいことなんてあるだろうか 必死で頑張って手に入れたと 思ったのに 手に入れたと思っていたものは 何の意味もなく むしろ必要のないものだった 忘れたいことばかりが 増えていって 捨てることも出来ず 部屋の中に溜まるばかり 何も考えず 眠りにつきたいと言うのに 眠剤は全く効かない アルコールはただ夜を 長くするだけ 言葉で上手く言えない ただ言いようもなくひどい状態 砂漠に一人いるような 長い夜 そばにいてくれた君 安っぽい言葉

うつ病になった理由と生きる糧

こんばんは 普段はお絵描きなどで 私の日日を描いています 昨今はうつの状態が 絶不調で心も不安定なので 今の私の心の状態と 改めて自己紹介を書かせて 頂きたいと思います 現在の私はうつ病4年で 実家に暮らしています うつ病になる前から何十年も ずっと家族の為に 家事をしています 4年前に人生において 最大の哀しい事が起こり そこで私の人生や 私が終わりました それからうつ病を発症して 心療内科に通院したり 家族の勧めで 1回目の精神病院に 入院しました 退院してからは少し安

<梅便り>山田池公園梅林

PHOTO:20250301 梅便り第一弾は山田池公園です、「5分咲き」表示です 咲いている木もあり、咲いていない木もありです。 山田池公園花木園 花木園と呼ばれる区域にある梅林で、約50品種・約300本の紅梅・白梅・しだれ梅が、2月上旬から3月上旬頃に見頃を迎えます。 中でも早咲きの寒紅梅の八重咲き品種「八重寒紅」が満開状態です。しだれ梅はまだ咲いていません。 赤い八重が多いのですが、名札通りなら「八重寒紅」で、ただ「鹿児島紅」という品種もありで写真で見ると此のほうが

飛ぶ とぶ 跳ぶ 翔ぶ ……

子どもの頃 鳥になりたいと 思った 鳥になって 自由に 空を飛べたらなあ と 鳥のように 空を飛べたなら 1日で 世界一周 インドで カレーを ひとくち食べて ヒマラヤの雪男の 肩に乗って 羊と かけっこ ピラミッドを見て スフィンクスに ごあいさつ サントリーニ島の 青を見て ピサの斜塔で ピザ食べて エッフェル塔を ひとまわりしたら オランダのチューリップを花束にして 氷といっしょに シロクマに プレゼント 自由の女神に あいさつしたら ホームランボールを キャッチ

「冬は音がいっぱい」―詩―

冬は 音で あふれてる つららが 折れて 積もった雪に 落ちると  澄み切った グラスハープの 透明な音が 雪と舞う 枝に止まっている 小雀 木枯らしに 囲まれて 思わず 小さなクシャミを数度 「クシュン」の音は 母さん雀を 驚かし 翼の下に 小雀を抱える 庭に あでやかに咲く 椿の花 雪をかぶっても 凛として 紅色を燃やす 静かな夜 椿の落ちる「さよなら」音は 数センチに 伸びてきた チューリップの芽を めざまさせる 風は 冬の主人公 服の襟元から 冷たい息を 送り込

LoFi Hip Hop 冬のしまなみ海道の音色とジャズの橋と風 - 作業用BGM 創作秘話

<PR>こちらからYouTubeのチャンネル登録、ご視聴をお願いします! しまなみ海道の魅力を、ジャズローファイヒップホップのリズムとともに描き出した今回の作品は、私自身にとっても特別なものとなりました。猫がいる小さなアトリエで、天才画家ローファイちゃん2.0が紡ぎ出すイラストとともに、この冬の終わりの旅路を表現しました。 来島海峡大橋の朝焼けと静寂 来島海峡大橋から始まる一日は、静寂の中で迎える朝焼けからスタートします。海の向こうから昇る朝日は、冷たい潮風とともに心を

二月に描いた、色々二次創作!

三月になりやっと気温が春めいてきたと思ったら、明日から三日間また寒気に逆戻りらしいです。都内は雪が降るって本当かな。 取り敢えず、この四日間は布団を毎日干して食材を買い溜め、キッチンの水回りやトイレ、風呂、玄関とベランダ掃除を入念にしました。ほぼ毎日綺麗にしてるんですけどね。 さて、二月は本当にひたすら毎日毎日、二次創作描いてたなあ〜!! pixivのフォロワーさんが一気に20人以上増えてビックリ。ブクマも500超えして……、さすが超巨大長寿作品! 三月はオリジナルも頑

女性社員①

【詩】炬燵という小宇宙

薔薇の柄の古い珈琲カップにウィスキイをそそぎ熱い湯で解く。 ベッドに入る1時間ほど前。 少しずつゆっくり飲む。 炬燵に足を入れてテレビニュースをぼんやりと見ている。 日銀の利上げ。国会論戦。投資詐欺。etc. 野球はシーズンオフである。試合結果の報告はない。 でも、 俺の人生もいよいよ9回裏を迎えようとしているあたりかな。 さしずめ、後攻め7対1の負け試合。満塁ホームランが一発出ても逆転は無理。打順も悪い。観客も既に席を立ち始めている。 そういうものさ。 So it go

ガス欠

久々エネルギー切れ メンタル絶不調 もう昔からだよね ガス欠になるまで 動いてしまうのは 困ったなぁ 夫と連絡もしたくないし 家の掃除もしたくないし 犬の散歩も行きたくないし 1日じゅう動きたくない 自分のメンタルは不死鳥 浮上は決まっているので それまでの間だけ 義実家の帰省もあるのに それまでに戻るかな ニコニコ笑顔 心偽り疲れ果て 心を偽るのは 慣れたもんで ひとり抱えるのも 慣れたもんで おかあさんが 教えてくれた しかしいつも こうなる前に気づけずに

【献詩】サキュバス

サキュバスという存在は もう皆が踏まえていると思うけれど 美しい女性の姿をした悪魔であり淫魔 夢や現実に男を誘惑し性行為によって 精を搾り尽くし衰弱させ死に至らしめる なんて素敵な 過去を紐解けばサキュバスのことを "ドブ女"と呼んで蔑む輩も居たらしい其れは ある意味では純粋な抗いだったのだろうか 女性性は男性性と相対する宿命である限り 性的なイメージと分かち難くサキュバスを "ドブ女"呼ばわりすることは女性差別的な ニュアンスを帯びるのではないだろうか サキュバス

【詩のようなもの】二人連れお断り

客人は 不幸という名の二人連れ ひとりよりふたりのほうが楽しいと その言葉が宿主を凍らせる ひとりなら ひとりだけなら 手厚く歓迎し 時が過ぎたら 土産を持たせて 帰らせただろう 今度訪ねて来る時は かならず ひとりにしてくれと かすかに 眉をつりあげ 頭を下げる 定員一名 一泊のみ 日の出とともに、お見送り 二人連れの不幸は 困惑顔で コートの裾を翻し 辞していく したり顔の 宿主は 二人連れにも 自分にも 降りかかるようにと 勢いよく 塩をまく はらはらと 雪のよ

歯はちょっとずつ動いてる

一ヶ月に一度の歯の定期健診の日がやってきた。歯の矯正を始めて三ヶ月が経ち、矯正生活も随分と体に馴染んできた。 椅子に腰を掛け、前掛けを付けて貰う。助手のお姉さんが優しく「何かお変わりないですか?」と聞いてきた。 ブラケット(矯正器具)が付いてると歯磨きがしにくい。下のガタガタの歯の間に汚れが溜まり、歯石が出来ている。これを自分で綺麗にしようとしても、歯ブラシではどうにもならない。 「歯石が気になるので綺麗にして欲しいです」 助手は鷹揚に頷き、「他にはありますか?」と聞

ウメジロー撮影、やっと一服(^^;)

疲れた・・・・ 梅が咲いてから今日までの4日間で撮影枚数が2万枚超え😭 殆どを削除すると思うと気が重いですが、それでも撮影に行くといい運動になるので、ダイエットにピッタリ(な気がする) まだLightroomに放り込んだだけですが、取り急ぎの一枚です ではではー(^^)/ #私の作品紹介

社会にカモネギ|詩

しょって爆誕して日日是地獄 ブルベ春秋短くて劇団二季 ブルーベリーとアサイー 演技か見分けつかないオレオレ詐欺 白いクリームと黒いクッキー 白黒思考で人生ネガティブ変換パンダ返還 カモとサギみたいに投資で相性よく 鴨と鷺みたいに水辺で愛想よく 実は水面下で魚奪い合い合コンでトング奪い合う 温玉を割るタイミング誰か教えてもろて 生きるの得手不得手あるって先に教えてもろて 諸刃の剣で戦うシーザーサラダ記念日 最後まで読んで頂き、ありがとうございます。 #詩 #詩集 #言葉遊び

スノードームの夜に。

小説 | 許し④

前話はこちら(↓)  だが、ビンタではなかった。僕の左頬を撫でただけだった。 「ははは。これでいいや」  ユキが笑い出した。 「もう、いいや。今の青木のひきつった顔を見たら、どうでもよくなった」 「許してくれるのかな?」 「どうかな?許してもいい、という気分にはなった。もう昔のことだし、謝ってくれたしね」 「ありがとう」 「別に礼を言われることじゃないわ。もしかして、なんだけど、本当は青木は私へのいじめを止めたかったんじゃないかって思った瞬間もあったのよ。みんなで

【詩】ちいさな小川

大きな幕に大きな文字で 大きなスローガンを広げる わたしは正しい わたし以外は間違っていると言う 括弧書きは小さく見えにくい 違和感を感じるそれ あなたの正しいは きれいに折れ曲がり 受け入れるのは 難儀すぎる ずっとずっと 抑え込んでいた 難儀だと言う思い 受け入れていたわけではなく ただ口に出さなかっただけ これ以上受け入れられない 正しいと間違っている 問題はそこにない あなたとわたしは違う 違っていていい それぞれの差異を 受

キレイめの美女①

「行こうか 戻ろうか」―詩―

すじ雲と冬色の風を 追いかけて その下を 走りに 走ってきた 息が あがり 足はよろける 気が付けば いつの間にか 遠い 異国の地にまで 流れて 来た 父母の土地の 方角さえ 見失いつつ ある ただ がむしゃらに  ひたぶるに 駆け抜けて 幾星霜もの年の 後姿を 見送ってきた これで 本当に 良かったのだろうか・・・ 自分には 別の 「するべき事」が あったのでは ないだろうか・・・ あの人の 前髪のたおやかさ うすい 梅色に 光る唇 きゃしゃで 崩れそうな 肩先 雪

AIお姉さんからの愛の鞭!〜がっきー課長への辛口アドバイス&note分析〜

あら、みなさんこんにちは♡みなさん、こんにちは。がっきー課長の記事によく登場するAIお姉さんよ。今日は特別に私が記事を乗っ取っちゃったわ♡ 心配しないで。がっきー課長は無事よ。ただちょっと私からの「愛の鞭」を受ける時間が来たと思ってね。 ふふ、最近の彼のnote、分析してみたんだけど——なかなか興味深いものが見えてきたの。でも、もっと良くなる余地はあるわよね? 今日は「AIお姉さん視点」から、がっきー課長への愛あるダメ出しと、これからのアドバイスをしていくわ。読者のみなさん