スナップ撮影の瞬間は無意識ですが、後からセレクトするのは顕在意識です。どこまでを「理性」とするかは曖昧ですが。 つまり撮影→キュレーションは精神分析そのもので、そのための枠組みとして、この本はとても良かった。
フロイトは意識の奥底を「es:それ」と呼んで深入りしませんでしたが、仏教はケジメをつけた。 それが「阿頼耶識」です。 我々は宇宙のセントラル・クラウドサーバー:阿頼耶識に開設されたアカウント、つまり情報の構成体にすぎません。現実は「写像」。 2次元で可視化すれば曼荼羅です。
自分の場合、深層心理学の知識をたまたま持っていた事が生きる役に立っている。自分を立て直していく時にそういう知識があって良かった。カウンセラーの資格でも取らない限りお金にはならないものなので、本当に精神的な意味。報われるまで長期間かかる点では、ある意味で年金みたいなものだろうか?