佐々木正悟

1973年生まれ。 タスクシュート協会理事。ビジネス書作家。 jMatsuzakiさんとタスク管理のための「100日チャレンジ」運営中。 倉園佳三さんとオンラインコミュニティ「グッドバイブスファクトリー」を共同運営。 独自の「100日セラピー」コミュニティを主催。

佐々木正悟

1973年生まれ。 タスクシュート協会理事。ビジネス書作家。 jMatsuzakiさんとタスク管理のための「100日チャレンジ」運営中。 倉園佳三さんとオンラインコミュニティ「グッドバイブスファクトリー」を共同運営。 独自の「100日セラピー」コミュニティを主催。

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    「ToDoリスト」は捨てていい。 時間も心も消耗しない仕事術 (大和出版)

    佐々木 正悟
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    先送り0(ゼロ)―「今日もできなかった」から抜け出す[1日3分!]最強時間術

    jMatsuzaki
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    人生100年時代 不安ゼロで生きる技術: 「安心力」が手に入る10の話 (知的生きかた文庫)

    佳三, 倉園
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最近の記事

「早起き党」と「健康第一党」

早朝に両党は激しいつばぜり合いを繰り広げます。 「早起き党」は 「今のままの生き方を繰り返していてはダメになってしまう! いますぐ目をさませ! そうすればまだ間に合う!」 と主張します。 「私どもといたしましても、現状をよしとしているわけではございません。みなさまのご意見を厳粛に受けとめ、反省すべきは反省し、前向き、かつ不退転の決意をもって、生活改善に取り組む所存でございます。」 と言いつつ「健康第一党」が政権を担っているわたしは布団から出ようとしません。 業を煮やした

    • 「毎日1500字が書けるか?」ではなく「今日1500字が書けるか?」

      原稿を書くのはいつでも「今日」のはずです。 「原稿を明日書きました」とウソ偽りなく言える人というのは、地球人ではないと思います。 毎日1500字ずつ書けば、30日で45000字の計算になる。3ヶ月で13万字を超えるから、だから本は3ヶ月で書きあがる、というのがいわゆる「逆算」です。 しかしこうした空想を、そのまま実現できる人を、私はほぼまったく知りません。 昨日できたことだからといって、今日も同じようにでき、そして明日も同じようにできるといった保証はまったくないはずで

      • 仕事術は役に立たないと思われているかもしれないが役に立つ

        タスクシュートといわずとも、すべての「仕事術」は多かれ少なかれ「役に立ち」ます。 考えてもみてください。 何か「重たそう」なタスクを前にしたり、上司にキビシイこごとをもらったりすれば、そのつどやる気がなくなるでしょう。 そんなときに見るのは「SNS」ではないでしょうか? しかしそれはどうしてでしょう? SNSを眺めると仕事が進むからでしょうか? そんなはずはないでしょう。 ではXのタイムラインをスクロールすると「やる気」が出るのでしょうか? 心の傷が癒やされる

        • 佐々木正悟の活動一覧

          決して多くない活動とはいえ、先日「ぜんぶは追い切れない」とのお言葉をいただきまして、久しぶりに整理してみます。 9月7日(土)時点での情報です。 タスクシュート協会 2022年11月、タスク管理・時間管理術であるタスクシュートの普及と、自分らしい時間的豊かさの提唱を目的として「一般社団法人タスクシュート協会」を設立しました。 100日チャレンジ 100人の方が100日間にわたり参加するオンラインコミュニティです。 ここで「先送り0」と「タスクシュート」を学びながら日

        マガジン

        • ユタカジン 〜自分らしい時間的豊かさを追求するマガジン〜
          290本
        • ToDoリストは捨てていい。
          3本
        • アマチュア精神分析(3チャレ通信)
          42本
        • 野の医者としてのライフハッカー
          68本
        • 「気持ちの問題」
          6本

        記事

          だから、私もそうだった。

          フロイトが「反復強迫」と呼んだ「心理現象」は、日常で耳にするとまるでオカルトと変わらない「怪奇現象」のようになってしまいます。 たとえばある人は「行く先々で」ハラスメントする上司に出会います。 別の人は「行く先々で」レベルの低い同僚に悩まされることになります。 松木邦裕さんのこうした表現には感動します。「投影同一化」とか「視座」といった言葉からかけはなれて「だから、私もそうだった。」ですんでしまうのです。 クライアントの女性は人に「絶望的に好かれようとして」いるのです

          だから、私もそうだった。

          どんな行為にも価値があると仮定しないと見つからないもの(山崎孝明『当事者と専門家』から)

          私はライフハッカー、ビジネス書作家、タスク管理を広める人間として生きてきました。 だから私が 「どんなタスクにも等しく価値がある」とか 「行動が人の価値を上下させはしない」とか 「やってもやらなくてもなにも変わることはない」とか言っても「やさしさから慰めで言ってくれている」と私の「善意」を酌み取られてしまうもどかしさがあります。 これを「本気」で言っていると認めてもらっても今度は怒りを買うのです。 しかし私はむしろ「ライフハッカーだから」こういうことを言うのです。そうし

          どんな行為にも価値があると仮定しないと見つからないもの(山崎孝明『当事者と専門家』から)

          朝起きるのがつらいのは……

          起きたくないことの原因をこんな「自己陶酔の死の世界」に執着するせいだ、などと考える人はいまどきめったにいないでしょう。 もちろん寝不足も、食べすぎも、スマホの見過ぎも、起立性不耐症も、検討要因として立派なものです。 でも、それらがあるならなおのこと「起きられない要因を追加」しないほうがいいと思います。 たくさんの用事や仕事をいちいち反芻して、ことごとく嫌悪したりすれば、それらに向かいたくなくなるのは自然の成り行きです。 起きて現実と格闘するより、そのままでは「生きてい

          朝起きるのがつらいのは……

          テキストエディタとしてタスクシュートを使う

          すでにリアルタイムで「文字数」を提示してくれるのがTaskchuteCloud2です。 ここまでくれば「テキストエディタ」としての機能は十分に発揮してくれます。 私がテキストエディタに求める機能としては 自動保存 文字数の表示 プレーンテキストでの入力 検索 クラウド対応 の5つだけです。 これだけであればTaskchuteCloud2でなくても、たとえばUlyssesやApple notesでも同じような機能を備えています。 しかしタスクシュートで同じこ

          テキストエディタとしてタスクシュートを使う

          「精神分析チャット」を「聞く100日セラピー」に改称しました

          改称が好きなやつだな、と思われているかもしれません。 タイトルなどを徹底的に考え抜いてから世に送り出す、といった「タメ」が利かないタイプなのです。 こちらの「改称」にともなってポッドキャストのホストをstand.fmに変更いたしました。その際オペレーションを誤ってしまい「精神分析チャット」の1000回分がSpotifyから見えなくなってしまいました。 しかしネット上から消滅したわけではなく、listenから視聴いただけます。 「聞く100日セラピー」はこれまでの「GMV

          「精神分析チャット」を「聞く100日セラピー」に改称しました

          【出版記念セミナー動画】締め切りに間に合わせる最速のメンタル仕事術

          2024年 7月 21日に開催したセミナーの動画を2000円にて販売いたします! こちらは出版記念セミナーとして主催した内容と同じです。 この本を書くにあたって、また本の内容に沿って私がどう、少ない日数で書き上げられたのかを、メンタル面から徹底的にお話ししました。 なお、本セミナーの続編を9月15日(日)に行います。 9月15日(日)のセミナー(アーカイブ動画あり)にお申し込みいただけますと、7月21日(日)の出版記念セミナーの動画は無料でご視聴いただけます! こち

          ¥2,000

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          時間を「投資」しない(『ToDoリストは捨てていい。』より)

          職場から出たら徹底して 本当の私はいま、なにをしたいのか? だけを自問しましょう。そのことだけに集中してみましょう。  「私は本当はなにがしたいのか?」 マンガが読みたいのが本当なら読みましょう。 カツ丼が食べたいなら食べましょう。 それでは時間がもったいないとか健康に悪いとかいった「雑念」に惑わされないようにしてください。 「雑念」の多くは「世間からのアドバイスだ」と、あなたが信じているコトバのことです。 しかし世間は広く、意外にも正反対のアドバイスが飛び交い

          時間を「投資」しない(『ToDoリストは捨てていい。』より)

          なにもしない(『ToDoリストは捨てていい。』未収録記事)

          消耗しないために決定的な効果の上がる「ハック」が1つあります。 眠ることです。 眠りに落ちているときの私たちは「本当の自分」に戻れています。眠りながら「うわべを取りつくろう」ことなんかできないからです。 しかし勤務中に寝落ちしてはまずいでしょう。 そこで「睡眠」と同じくらいに効果が上がる方法をここでお伝えします。 「なにもしないこと」です。 この本を読んでいるなら、おそらくあなたは「なにもしない時間」をここ一週間くらいはもてていないでしょう。 通勤中のプラットホーム

          なにもしない(『ToDoリストは捨てていい。』未収録記事)

          「方法」や「ツール」にできることは多くない(『ToDoリストは捨てていい。』より)

          本書の企画を引き受けたにもかかわらず、私は「仕事術」や「ライフハック」というモノに疑いをもっています。 もちろん「佐々木正悟」という名前をごくわずかにでも聞いたことがあれば「お前こそそういったモノをずっと推奨してきた張本人じゃないか!」と言いたくなると思います。 そのとおりです。 ただ私はいわゆる「ビジネス書作家」として生き始めたころから、あくまでライフハックなどはよくて「サプリメント」でしかなく、ケースによっては「しゃれ」に近いアイディアだとみなしてきました。 たと

          「方法」や「ツール」にできることは多くない(『ToDoリストは捨てていい。』より)

          誰かが「傾聴している」と想うだけで救いがある

          私のごとき野良カウンセラーでさえ、人から相談を受けるとなれば、一般的な「適応」を勧めたほうがいいのか、それとも「とりあえず話をよく聞く」にとどまるべきかで悩まないセッションはありません。 毎回のように、困惑させられてぼんやりと物思いに耽っては罪悪感を覚えます。そんな中でreverieという概念がポジティブに論じられていると知ったのはいくらか助けになりました。 さいきん話題の「リベンジ夜更かし」のような話にしても、どこからが行動を変えたほうが本人にとって「いい」と言えるのか

          誰かが「傾聴している」と想うだけで救いがある

          「3ヶ月チャレンジ」で目指すところ

          来月に7期目を迎える「3ヶ月チャレンジ」には新しく2名を募集しています。 つまりこの記事は「CM」です。いったい「3ヶ月チャレンジ!」とはどういうサービスで、佐々木正悟はこれでなにをしようとしているのかを説明するべく、この記事を書きます。 昨日の記事でも紹介したヴィック・セドラックさんの患者である「B氏」は「遅刻」の多い人です。なぜならお金や時間など「自分のリソースを使い惜しむ」からなのです。 むろんこのような人は珍しくもなんともありません。とはいえB氏はお金持ちで、べ

          「3ヶ月チャレンジ」で目指すところ

          精神分析的なカウンセリングは「原則として」キャンセルできない

          最後の「はめられた」に至るいきさつまで読み、その意味をどうにか理解できるようになってみると、人というのは、そして無意識というのは、なんとも狡猾だと感心してしまいます。 精神分析というのはやや特殊な営みで、「設定した構造へのこだわり」ぶりに、一般の読者として類書にまず面食らうものです。 たとえば「毎週月曜日の15時ちょうどから対面法でセッションを行う」と設定を一度決めたら驚くほど融通が利かないようにするのです。 この設定が決まったら、やむを得ない理由でカウンセリングを1分

          精神分析的なカウンセリングは「原則として」キャンセルできない