悟塔雛樹

魔界生まれ地獄育ち、天国在住の境界文士(マージナル・リテレート )50代。米国翻訳修士…

悟塔雛樹

魔界生まれ地獄育ち、天国在住の境界文士(マージナル・リテレート )50代。米国翻訳修士・認定心理士。放送大学で人文学・異文化・心理人類学を研究中の「何もせんもん家」。かつて渡米し、修士論文として心理学関係の翻訳書(未刊行)あり。INTPで体癖9種。どうもHSS型HSPらしい。

マガジン

  • 悟塔雛樹の!!「つれづれなる松葉ガニ」

    ファミコンと翻訳関係のものを除く、エッセイ一般をこちらにまとめました。表題には深い意味が……ありません。写真と動画もあるよ!

  • 「創作!インチキフレーズ集」

    デタラメインチキフレーズをどうぞ!!

  • スタエフ・悟塔雛樹の「ひなラジ」

    スタエフ(スタンドエフエム)での音声配信をシェアします!

  • ヌルゲーマーGの「暇つぶしファミコン雑記」

    幼少期より闘病中の筆者、ゲーム無くして半世紀も生き残ることはできなかった。中でも少年時代に、生命を救ってくれたと言っても過言ではないのがファミコンである。今でも少しづつソフトを集めているこの名機を、リアタイ世代の視点から愛を込めて語る。若いかたにも、ファミコンファンになっていただけますように!

  • 書評つぶやき(写真付き)

    筆者による書評つぶやきをマガジンにまとめました。

最近の記事

  • 固定された記事

翻訳済み未刊行:ユング心理学の入門書アピール動画

私が米国文芸翻訳修士号を取得するにあたり全訳しました、イギリスの文筆家によるユング心理学の入門書(Ruth Snowden著 Jung: The Key Ideas)をご紹介いたします(パワーポイントと日本語肉声による、約8分の動画)。日本では邦訳未刊行のため、出版社そのほか心理学に興味をお持ちの方々に私の翻訳書をアピールするものです。修了作品として、修士論文に代わり受理され審査に合格済み。動画ではユングおよび彼の心理学についても、簡単な解説をしております。どうぞご覧ください

    • F先生が描いた「笑ウせえるすまん」と、A先生が描いた「エスパー魔美」を読んでみたいなあ。是非。

      • +14

        月暈とハーベストムーン

        • 筆者は幼児期から奪われてきた「自我の主動性(主導性ではない)」を、思考によって補っているところがあったのだと思う。だから頭でっかちだったり、一時期ギスギスしていたのだ。それは必要といえば必要な過程ではあったが、自分のみならず周囲もしんどかっただろう。ごめんなさい。引き続き努力。

        • 固定された記事

        翻訳済み未刊行:ユング心理学の入門書アピール動画

        • F先生が描いた「笑ウせえるすまん」と、A先生が描いた「エスパー魔美」を読んでみたいなあ。是非。

        • 月暈とハーベストムーン

          +13
        • 筆者は幼児期から奪われてきた「自我の主動性(主導性ではない)」を、思考によって補っているところがあったのだと思う。だから頭でっかちだったり、一時期ギスギスしていたのだ。それは必要といえば必要な過程ではあったが、自分のみならず周囲もしんどかっただろう。ごめんなさい。引き続き努力。

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        • 悟塔雛樹の!!「つれづれなる松葉ガニ」
          327本
        • 「創作!インチキフレーズ集」
          178本
        • スタエフ・悟塔雛樹の「ひなラジ」
          7本
        • ヌルゲーマーGの「暇つぶしファミコン雑記」
          36本
        • 書評つぶやき(写真付き)
          67本
        • 「翻訳練習雑記帳」
          39本

        記事

          『ドラゴンボール』はそもそも、飛び散った玉を集めるのが主な目的だった。これって元ネタは、『南総里見八犬伝』なのかなあ? 八犬伝の原作を、ちゃんと読んだことないけど。

          『ドラゴンボール』はそもそも、飛び散った玉を集めるのが主な目的だった。これって元ネタは、『南総里見八犬伝』なのかなあ? 八犬伝の原作を、ちゃんと読んだことないけど。

          コロナ的なものからは一応回復しました! ご心配をおかけしました。皆様は引き続き、お気をつけ下さいね。

          コロナ的なものからは一応回復しました! ご心配をおかけしました。皆様は引き続き、お気をつけ下さいね。

          『星の王子さま』は「モラルハラスメントの描写」とする安冨歩元東大教授の研究と、「永遠の少年の心理」とするユング派の研究とがある。両研究を繋ぐのはハーマンの言う「主動(主導ではない)」の概念だろう。モラハラで主動性が機能不全になると自分の意志が不確かになり、自立できなくなるからだ。

          『星の王子さま』は「モラルハラスメントの描写」とする安冨歩元東大教授の研究と、「永遠の少年の心理」とするユング派の研究とがある。両研究を繋ぐのはハーマンの言う「主動(主導ではない)」の概念だろう。モラハラで主動性が機能不全になると自分の意志が不確かになり、自立できなくなるからだ。

          コロナではないが、コロナ的な病気で床についている。皆様も、お気をつけて。

          コロナではないが、コロナ的な病気で床についている。皆様も、お気をつけて。

          今日のインチキフレーズ(178)

          ◯ヴェルサイユ電球 ・意味: シャンデリア。 ◯シャネルの碁盤 ・意味: ブランドもの。

          今日のインチキフレーズ(178)

          悟塔雛樹の「落ちつかない話」①「ゴキもしくはゴキゴキの話」

          初めてのトークです。たしかに落ちつかない⁇

          悟塔雛樹の「落ちつかない話」①「ゴキもしくはゴキゴキの話」

          ある本を読んで、とても勉強になったし非常によく分かった。昔だったらピンと来なかった可能性もあるが、それだけ追いつけたということか。逆に言えばかつての自分ののように、理解できない人もいるのだろう。もう、いつか著者の方に会うしかないような気さえしている。ありがとうございます。

          ある本を読んで、とても勉強になったし非常によく分かった。昔だったらピンと来なかった可能性もあるが、それだけ追いつけたということか。逆に言えばかつての自分ののように、理解できない人もいるのだろう。もう、いつか著者の方に会うしかないような気さえしている。ありがとうございます。

          私家本をフリマBOXで販売中

          かつて筆者がnoteにて発表し、心理的理由から封印していた(無闇に公表できない)作品を私家本(紙媒体)にまとめて発売しました。販売中の商品は、悟塔雛樹著『ある心象風景』(一部200円)です。いちおう値段をつけていますが、趣旨はnoteと全く同じ。私自身や皆様の、ココロの安定作用を期待しているのです。 ※写真は二つとも商品を置かせていただいている店舗のもの。許可を得て撮影・掲載しています。 ◯店舗所在地 雑貨&レンタルボックス  「slow Motion」 兵庫県西宮市甲子

          私家本をフリマBOXで販売中

          いわゆる「発達障害」は自我の働きが弱く、中世の日本人の自我の状態に近いとユング心理学で言われているようだ。ただしトラウマを主因とする「発達性トラウマ障害」(医学的にはまだ正式に認められていない)の方は、むしろ自我の主動性・主導権を「奪われる」のである。先ず両者を鑑別すべきだろう。

          いわゆる「発達障害」は自我の働きが弱く、中世の日本人の自我の状態に近いとユング心理学で言われているようだ。ただしトラウマを主因とする「発達性トラウマ障害」(医学的にはまだ正式に認められていない)の方は、むしろ自我の主動性・主導権を「奪われる」のである。先ず両者を鑑別すべきだろう。

          「ギフテッド」というのは本来、呼称なんだろうな。つまり、他者からそう呼ばれる立派な人ということ。でもギフテッドを自称できる人は、ナルシシズムに負けない「菩薩」みたいな人なのかも。「自称したいだけの人」というのは、意外と少ないんじゃないかな。

          「ギフテッド」というのは本来、呼称なんだろうな。つまり、他者からそう呼ばれる立派な人ということ。でもギフテッドを自称できる人は、ナルシシズムに負けない「菩薩」みたいな人なのかも。「自称したいだけの人」というのは、意外と少ないんじゃないかな。

          その㉝『バンゲリングベイ』

          「クソゲー」と呼ばれることの多かった本作だが、筆者にとっては言わば「トイレゲー」と表現すべきものであった。両表現はなんとなく意味が被っているように考えられなくもないが、別にそういうことではなく……? (以下、少々お下品なので閲覧注意) 筆者は幼いころからお腹が弱いこともあり、トイレに行くタイミングでピンチに陥ることが多かった。それは「小さいほう」でも同様で、日常的に危機が多かったのである。大なり小なり。それはそうと、筆者が本作より受けた印象を他の人に話すとき、トイレの比喩

          その㉝『バンゲリングベイ』

          筆者は相当な「おっちょこちょい」だが、バックグラウンドでものを考えているから処理が鈍るのではないか。その証拠にリラックスした時など、あれこれ思いついてはメモしている。ボーッとして見える人が、必ずしもボーッと生きていないこともありうる。子供がボーッとしているのも案外侮れないだろう。

          筆者は相当な「おっちょこちょい」だが、バックグラウンドでものを考えているから処理が鈍るのではないか。その証拠にリラックスした時など、あれこれ思いついてはメモしている。ボーッとして見える人が、必ずしもボーッと生きていないこともありうる。子供がボーッとしているのも案外侮れないだろう。