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ガチの精神分析をやってみちゃおう
はじめましての人も、
前から知ってる方も、
ごきげんよう。
偏光です。
惜しむらくは1980年当時のもので、
特に分析手法なども分からんのだが。
あと確かに人によっては、
トラウマの根源が浮き彫りになり、
脳内を濃く暗い影で圧迫しそうなので、
他人様にお勧めなどは一切しません。
ところで見出し写真に選んだ
フロイトくん人形かわいいね。
(文字数:約4400文字)
『つげ義春日記』266〜274pより
構成的文章完成法 KSCT・G型の
設問部分のみ。全36問。
※とき、は「時」表記に変更
※「女性」は「異性」に変更
1、父について最初の思い出は
姉と二人で、
姉の工作課題らしい操り人形を、
家の螺旋階段から操って見せて、
笑っている様子。
声をかけたらその笑顔はなくなると、
3歳程度の私は思っている。
2、母といる時感ずるのは
常に私の至らないところを見つけ出し、
笑ったり悲しんだりしては、
「私が異常」だと結論付けたがっている。
3、男の人に会う時、私は
無機物に対するような無関心、
かあるいは、
あわよくば、
を感じ取るだろうと予想するし、
事実その通りだ。
4、彼女に対して私のとった態度は
無礼であったが相手の側こそ先に、
自覚も無く無礼であったからな。
5、人に会って感ずることは
このところ無くなってきたが、
右肩から私の表情や話し方を、
逐一監視されていて、
人と別れた途端にダメ出しされる。
私自身はどれほど楽しく、
過ごせたとしても、
右肩からはクズ認定。
6、人から命令されると、私は
今聞かされた命令を、
どれほど正確にやってみせても、
「出来ていない所」
「不十分な所」
「当然連想して対応すべき所」を、
見つけ出されて、
叱られるか笑われるかされると思うので、
初めから従わないか、
従わざるを得ない立場なら期待しない。
なので礼でも言われた場合には、
大変有難く感じる。
7、父といる時いつも感じたことは
愛情だけは感じるが限定的だ。
「俺に似てしかも女なんて、
不幸にしかならない失敗作だが、
作った以上は責任を取らなきゃ」
8、母について最初の思い出は
ワックスをかけている部屋や、
ゴミ焼き場みたいな、
離れた所にいて、
近寄ろうとすると叱られるか、
「こんな場所に来たがるなんて、
変な子ねぇ」と笑われる。
9、彼に対して私がとった態度は
無礼であったが相手の側こそ先に、
自覚も無く無礼であったから致し方ない。
(4、と比べて開き直り感が強い。
4、はまだ申し訳ない気がしている)
10、女の人に会う時、私は
過度に緊張する。
至らないところを見出されて、
表面には出さなくても心の内では、
腹を立てたり笑ったりしてくるのが、
正常な女性として当然の感覚なのだろう、
と思っている。
(明らかに母の影響がある。)
11、人に紹介される時、私は
自分で認識している以上に、
高評価であることが多く、
ハードルが上がった気になるが、
もしやこの評価こそ私なのか?
と認識を調整する方向に勤める。
12、権威のある人は
面白い。
可能であれば安全な場所から、
観察していたい。
真に権威がある方なら敬服する。
真に権威が無くとも、
当人や周囲からの反応が、
権威を築き上げる様が楽しい。
13、人にからかわれた時
表面上平静を装うが、
心に分厚いシャッターは下ろしている。
貴方は他人をからかう人だという事を、
生涯忘れないし、許さない。
14、他人が私を好いてないと感ずる時
多分私も好きにならない方だろうから、
別にいい。
15、欲しいものが手に入らない時、私は
手に入らなくていい物だったと思う。
あるいは今手に入るタイミングじゃない。
16、性について日頃感じていることは
世間一般的に言われ求められているような、
「女性」ではないがさりとて、
「男性」でも明らかにない。
ならば世間一般的な女性像にこそ、
問題があると思う。
17、異性を愛することは
本音を言えば興味が無い。
男女年齢居住地問わず、
私が好きになれる人で、かつ、
私を好きになってくれる人しか、
人生に要らないと思う。
18、結婚について考える時、私は
好きにやれ。
好きにさせろ。
当事者二人とその間の子が良けりゃ、
あとは何がどうだっていい。
19、人から批判された時
相手側がそう思うのなら仕方がない。
誤解をさせた、ように感じたとしても、
相手側はまさしくその認識なのだから、
覆しようがない。
一度批判の意識をもって私を断罪した人の、
意識を覆すほどの、
必要があるのかどうかも分からない。
集団を巻き込んできたなら、
その集団ごと私には要らない。
20、人が私を相手にしてくれない時
それがデフォルトなので、
何とも思わないと言いたかったが、
こちらが相手をして欲しいと望む人なら、
大変に悲しいよな。
21、とてもできそうもないので、私は
出来ない理由を明確にして、
出来る条件を整える。
22、性欲
無くはないけどある程度は、
自作小説の執筆で昇華。
23、異性から好きだと言われて、私は
まず疑う。
そんなはずはない、
どこをどのようにだ、
一度やってみたいだけじゃないのか、
と問い詰めたい気持ちになりつつ、
しばらく相手の言動を確かめる。
24、結婚
所詮は他人同士なのだから、
礼節を弁えなければ、
快く暮らせるはずがないよな。
25、それがうまくゆかないわけは
うまくゆかない時期なのだろう。
やるだけやったら後は知らん。
他人や状況の領域だ。
26、私がおそれているのは
配偶者の自死。
あるいは亡くなる際に、
思い浮かべた人生を、
楽しかったと思ってもらえない事。
27、私の気がふさぐのは
配偶者の機嫌が悪いのは、
私のせい(私に何か不満がある)
と条件反射的に受け止めてしまうから。
28、わるいことをしたと思うのは
相手の状況を考えず、
相手側の期待に応えない事を、
容赦無く言ってしまった時。
しかし人が万能でもない以上、
仕方がなかろうとも思う。
29、私がよく空想するのは
私の頭上2、3メートル上あたりから、
私を見ている人が常にいて、
私の心臓中央とも常に繋がっている。
コイツらは私より遥かに賢くて、
人間が出来ているので大丈夫。
いよいよヤバい時にはヤバい対象に、
気付かせてくれるだろう。
30、私の心からの願いは
誰もが飯を食ってる間くらいは、
心からの笑顔でいられる世界。
31、私がとても不満に思うのは
今飯を食えていない人たちが、
「まず(真面目に)働け」と言われる様。
それに対して私一人では、
必要な食事全てを負担する事は、
到底不可能である現実。
32、いちばん心配になることは
配偶者の環境評価が低すぎて、
自ら不幸だと思い込んでいるかのようだ。
配偶者の自己評価は結構高いだけに、
私や私の仕事(家事・執筆両面)振りを、
責められている気がしてしまう。
33、私がひけ目を感じるのは
私が私の周囲の人に、
悪い空気や影響を、
撒き散らしている可能性も、
完全には拭い去れない。
現実に撒き散らしている事を、
認めろ、謝れ、真人間に変われと、
日々顔を合わせる人々のほぼ全員から、
断言される事が、
これまでに遭った中で一番の恐怖。
自分自身の存在に吐き気とめまいがして、
ほんの少しでも身動きする事さえ嫌。
この世から消えるしかないし、
それこそが人類全体にとって正しいと、
7、8歳にして強固に思い込まされた。
34、私が罪悪感を持つのは
生まれてきた事、
生きている事自体が、
失敗であり、
親にどれだけ詫びても無駄なほどの、
重い罪だと思い込まされてきた。
母の胎内で死ぬべきだった、どころか、
他の精子に先を譲るべきだった。
私はどれほど機会が巡って来たとしても、
決して生まれ出てはならなかったゴミだった、
一刻も早く確実な死を望むべきだと、
真剣に思い込まされていた。
今ようやくその感覚を、
ちょっと離れた所から見ている。
もう戻らないと言い切れる自信は無いので、
もう少しこの位置から、
ただ見ていたい。
35、そうできたらよいと度々思うこと
家の中をスッキリ綺麗に整えたい。
36、何よりも必要なのは
敬意。
自分にも他人にも、同様同量の。
以下、
勧め切れず責任など一切取れませんが、
それを承知でやってみたいと感じた人向けに、
設問部分だけを抜き出してみました。
1、父について最初の思い出は
2、母といる時感ずるのは
3、男の人に会う時、私は
4、彼女に対して私のとった態度は
5、人に会って感ずることは
6、人から命令されると、私は
7、父といる時いつも感じたことは
8、母について最初の思い出は
9、彼に対して私がとった態度は
10、女の人に会う時、私は
11、人に紹介される時、私は
12、権威のある人は
13、人にからかわれた時
14、他人が私を好いてないと感ずる時
15、欲しいものが手に入らない時、私は
16、性について日頃感じていることは
17、異性を愛することは
18、結婚について考える時、私は
19、人から批判された時
20、人が私を相手にしてくれない時
21、とてもできそうもないので、私は
22、性欲
23、異性から好きだと言われて、私は
24、結婚
25、それがうまくゆかないわけは
26、私がおそれているのは
27、私の気がふさぐのは
28、わるいことをしたと思うのは
29、私がよく空想するのは
30、私の心からの願いは
31、私がとても不満に思うのは
32、いちばん心配になることは
33、私がひけ目を感じるのは
34、私が罪悪感を持つのは
35、そうできたらよいと度々思うこと
36、何よりも必要なのは
とは言えこの設問群に私が答えたのは、
『つげ義春日記』を読み終えた、
11月26日頃。
そこから問題の所在が明らかになり、
中核以外はどうだっていいや、
中核部分もこうやって並列に置いて見ると、
どうだっていいなと思えてきたので、
偉い先生に分析してもらうものじゃなく、
自分で問題を解きほぐしていくものだろうな、
という気はする。
おまけのアドベントカレンダー(見たい人はここだけどうぞ)
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犬子。↓
配偶者の相棒でもある。
以上です。
ここまでを読んで下さり有難うございます。
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