『砂の器』公開50年記念で、明日まで無料!!(昨夜気づく…)母とおじ(母の兄)が好きで子どもの頃から何度も観てていつのまにか好きな映画に。若き犯人役の加藤剛、父とその息子の旅路、長い丹波哲郎の最後のナレーション 等々いい!松本清張原作で納得感ある(敬称略)。好きな方、いるかな?
【映画「砂の器」の裏テーマを考える4】主人公の青年が背乗りにより成功を手にした瞬間、以前の自分をよく知る人物に出会い殺人を犯してしまう話。親子愛でぼやけてしまった映画ではあるが松本清張が伝えたかったのは【戸籍にまつわる闇】この一点であったのではないかと感じてしまうのだ(おわり
言わずと知れた松本清張さん「砂の器」、映画制作50周年と言うことで再読しました。 重要なことが都度書かれていて前を繰って読まずともすぐ話を追える。 大活字本を初めて目にしましたが、作者の構成の力は言うに及ばず、活字の大きさも相まって高齢者にはとても有難い本でした。
【映画「砂の器」の裏テーマを考える2】1974年版の映画【砂の器】のテーマは【親子の決して消えない絆】【差別】がメインテーマとして描かれていた。非常に考えさせられる涙を誘うテーマである。しかし一方で原作にはそういった描写はほとんどなかったと記憶している。(つづく
【映画「砂の器」の裏テーマを考察1】山田洋次氏が脚本を務めた1974年版の映画【砂の器】は全てが美しいの一言に尽きる。さすが松竹だと思う。俳優松方弘樹氏は著書の中で【隅々まで明るい東映に対して、松竹は職人気質の照明が陰影をつけた美しいセットで映画を撮る】と述べたほどである(つづく