中村 楓

介護コラムニスト。現役介護福祉士ならではの視点から、さまざまなコラムを執筆しています。noteでは介護だけでなく、自分の思いや趣味嗜好に関するさまざまな記事を書いていきます。ホームページ→https://fuwado-kaigo.amebaownd.com/

中村 楓

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マガジン

  • ポンコツ母さんと一姫二太郎三次郎

    私のポンコツぶりと子供たちの成長を描いたエッセイ

  • 日常劇場All the world’s a stage

    宇部市銀天街で行われた、葛谷春光堂さんの作品「日常劇場」の様子をまとめたマガジンです。

  • 溢れるhide愛

    溢れんばかりのhide愛をひたすら語っています。

最近の記事

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EXITに学ぶ介護イメージの変え方

「大変なお仕事ね」 この言葉、介護の仕事をしていると、色々な人に言われます。 それほど、介護というものはマイナスイメージがついているのではないかと思います。そのマイナスイメージが、介護職のイメージや介護全体のイメージを重々しくしていることは事実。 このマイナスイメージを何とか変えられないか。 私は日々そう思いながらも、いい案が思いつかず悶々としていました。 そんな時、見つけたのがこの動画。 最近すっかりはまっているEXITの高齢化社会を題材にした漫才でした。 テ

    • 初の舞台鑑賞「Touching The Void〜虚空に触れて」

      娘がチケット取っていた舞台。宿が駅から遠いこともあり、待つのも暇だと思っていた矢先、当日券販売があるとのことで、慌てて当日券申し込んだら取れたので、人生初の舞台鑑賞に行ってきました。 実は、若い時から舞台というか、演劇というか、演じる仕事にはひそかに憧れと興味がありまして。 でも、若かりし頃から「芸能系のチケットは高くて手が出せるものではない」という認識と、「私なんかが行って良いものなのか?」という心の中の敷居が高くて、観に行くことすら足を踏み出せませんでした。 思わぬ

      • 双子の息子が可愛いと思えるようになったとは

        我が家には、双子の息子がいる。 上の娘とは、学年にして4つ開いているものの、娘は3月生まれ、双子の息子たちは6月生まれということもあり、実質3歳差のレベルだ。 今思えば、彼らはこの世に生命として誕生した瞬間から「大変ですよ」と言われていた。 産婦人科の先生に、「あー、双子ですね。男子だと大変だよ。」と言われ、性別判定の時には、「2人とも男子だね。あー、大変だね。」と言われた。 今思えば、先生なんてことを言ってたんだ、と思うけど、巷でも噂の無愛想ではっきりした物言いの先生であ

        • 私のnoteは脳内をひたすら垂れ流し

          随分と久しく、noteを見てもなかったし、書いてもいなかった。 それはきっと自分がいっぱいいっぱい過ぎていたから。 それはさておき、久しぶりにnoteを書いていたら、大好きなみくまゆたんさんの企画を見つけた。 いや、よく見たらなんかちょっと前に気付いてた気はする。 そんなこんなで、企画のテーマである「自分語り」をしてみようと思う。 私の生まれは、福岡だ。 美味しご飯とお酒、楽しい人達、お洒落な人たちが多い街。 昔から外国の方も多い。 お祭りが好きな地域性もあり、にぎや

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        EXITに学ぶ介護イメージの変え方

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          0本
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          12本
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          18本

        記事

          新しい出会いは思いもかけぬところから

          ごく最近、人生で出会ったことのない音楽を知る機会があった。 一瞬で心奪われた。 それがこの方。 パーカッションの演奏もめっちゃすごいのだけど、私個人としては、ノイズボックスの演奏がもう衝撃的だった。 マジで天才ってこういう人のことを言うのだ、と思った。 なぜこんなに衝撃を受けたのか、その理由を説明したい。 ちょっと長いかもしれないけれど、もしよければ読んでくれたら嬉しいです。 私の長年の趣味である読書。 私が読書するときには、文章を読みながら頭の中で映像化されていくのだ

          新しい出会いは思いもかけぬところから

          明日あなたの命が尽きるとしたら何をしますか?

          私の人生は、割と波乱万丈組だと思う。 今は元気に前向きに生きているふりをしているが、守るべき家族がいなければ、いつ死んでもいいと思っているし、生きていることの意味なんてないと思っている。 ちょっとしたきっかけで、今死んでもいい、死んだ方がいいと思うことなんてしょっちゅうだ。 私の人生なんて、誰も聞きたくないだろう。 私の苦しみなんて、誰もわかってくれないだろう。 私の存在なんて、生きている価値なんて、ないに等しいのだ。 気持ちが落ちてしまえば、自分の存在なんて、アリよりも

          明日あなたの命が尽きるとしたら何をしますか?

          互いにストレスの少ない方法ではダメなのか?

          私は今すごく悩んでいるし、落ち込んでいる。 理由は職種が変わったことで、また一からマニュアルにない名もなき仕事への対応がうまくできないからだ。 職種が変わって間もなく2年。 仕事は大筋でわかってきたので、未熟ながらもなんとかこなせるようになってきたと思う。わからないことがあっても、何がわからなくてどう聞いていいかがわからないなんてことはない。 問題は、本筋の仕事とは別の部分だ。 例えば、気付いた人がやる掃除やゴミ捨て。 掃除当番が決まっていたり、掃除する日が決まっ

          互いにストレスの少ない方法ではダメなのか?

          一人ひとりが自分らしく過ごせる社会へ

          我が家には3人の子どもたちがいる。 子どもたちのうち、2人は自閉スペクトラム症、1人はADHDと診断されている。 診断されたのは、娘(現:中3)は中2の夏、息子1号(現:小5)は小4、2号(現:小5)は小3。 子どもたちへの違和感はずっとあったけれども、私の説明ベタがたたり、相談先にうまく伝わらず、なかなか医療につながることができなかった。 その結果、娘は小6で不登校、息子たちも不登校気味だったり、トラブルが多発したり、と本人たちには辛い日々を送ってきたと思う。 子ども

          一人ひとりが自分らしく過ごせる社会へ

          いじめアンケートが我が家の未来を変えた

          先日、子どもたちの通う予定の放課後デイを見学してきました。 我が家には、自閉スペクトラム症の診断がある子が2人、ADHDの診断がある子が1人います。 なかなか相談に繋がらず、ここまで親子共々、苦しい思いをしてきました。 大きなきっかけとなったのは、私のうつ病でした。 職場で上司からのパワハラを受け、うつ病となった頃、息子2号は学校で対人トラブルが多発。 毎日のように電話がかかってきており、いじめアンケートには加害者として名前が挙がっていると報告を受けました。 私は心身状態で

          いじめアンケートが我が家の未来を変えた

          子の付き添い入院について親として思うこと

          ちょっと前に子の付き添い入院についての記事が、Twitter上でトレンドに上がっていた。 その記事がこちら。 私はこれまでに10回以上子どもたちの入院に付き添っている。 コロナ前、コロナ中、そして、コロナ5類移行後の今、それぞれの時期に付き添った経験から、子の付き添い入院について、思うところをまとめてみた。 ただし、私はそれぞれの入院が最長14日程度で、ほとんどが10日間という状況である。 数か月、数年単位で入院されている方々とは、また意見が変わってくると思うし、あくまで

          子の付き添い入院について親として思うこと

          誰だ、子は育つにつれ親は楽になると言ったのは。

          我が家には3人の子どもがいます。 長子である娘は、小さい頃から繊細で家と外の差が激しい子でした。 した二人は男子の双子で、持病もあり、手のかかる日々。 先輩ママさん方の「〇歳になったら楽になるよ」を信じ、子育てしてきたけど、成長のたびに起こる事件の数々。 私の育児はちっとも楽にならない。 そんな苦悩の日々をここでは垂れ流そうと思います。 事件1:娘、不登校になる娘は小学校6年生の時、不登校になりました。 その前から、学校に行きたくないことはあったため、私の休みに合わせて平日

          誰だ、子は育つにつれ親は楽になると言ったのは。

          滝沢歌舞伎ZERO FINALに見たエンターテイメントの神髄

          4/23と4/30、滝沢歌舞伎ZERO FINALのライブビューイングを見に行った。 私と娘にとって、これが人生で初めての舞台鑑賞である。 初回の舞台鑑賞では、私と娘は大きな衝撃を受けた。 これぞ、まさにエンターテイメント。 娘に至っては、彼女の今後の人生に影響を与えたと言っても過言ではなかろう。 そして、どうしても千秋楽を見たくなった。 結局、千秋楽は取れなかったけど、昼公演は取れた。 2回目の鑑賞では、「舞台は生もの」ということを体感。 今日は、私が滝沢歌舞伎ZE

          滝沢歌舞伎ZERO FINALに見たエンターテイメントの神髄

          人の心に響く文章を書きたい

          私には、子供の頃から密かに心に温めている夢がある。 それは、物語を紡ぐ人になりたいということ。 物語を紡ぐためには、さまざまな能力がいる。 物語を創造する力だったり、頭の中にある物語を文章にする力だったり。 その中でも大事だと思うのが、人の心に響く文章を書けるかどうかということだと思う。 頭の中にある物語を文章にする力も、人の心に響く文章を書く力も、私にはまだまだ不足している。 今年は、人に伝わる文章を書く能力、人の心に響く文章を書く力を養いたい。 そのためには

          人の心に響く文章を書きたい

          わかってくれる人がいるだけで強くなれる

          以前、少し我が家の子供たちについて、色々と書いたことがあると思う。 改めて言うと、我が家には3人の子がいて、2人に知的障害のない自閉スペクトラム症という診断が下っており、もう1人には診断はついていないものの、衝動性を抑える薬が出ている。 私は元々、障害分野に興味があったので、素人ながら色々調べており、それなりに知識があった。 子供たちに対し、思うところは小さい頃からあったものの、グレーゾーンレベルであったことや、私の説明力の拙さなどもあり、なかなか私の苦悩を専門機関にも伝え

          わかってくれる人がいるだけで強くなれる

          私の頭の中を映像にしてくれた映画

          私には思い出深い映画がある。 その映画が「ネバーエンディングストーリー」だ。 私は子供の頃から、本が大好きだった。 その中でもお気に入りの本のひとつが、「はてしない物語」である。 なかなか分厚い本で、それなりにお値段もするので、子供時代には手に入れることが出来なかった。 いつか絶対手に入れると決めて、正社員として働き出してから、購入した。 今は娘の部屋にある。 そんな大切な1冊。 この「はてしない物語」と「ネバーエンディングストーリー」の関係は、いわゆる実写化作品だ。 図

          私の頭の中を映像にしてくれた映画

          好きに生きるか、社会に合わせるか

          我が家には3人子供がいる。 彼らは皆、発達相談にかかっている。 先生が素晴らしい人で、通級や支援級など、必要な時には診断名をつけるけど、それまではその子が生きやすいようなアドバイスをくれる。 私個人として、この対応はすごく助かっている。 だって私は、彼らに障害があろうとなかろうと、無理なく幸せに生きていけたらそれでいいのだから。 本当はのびのびと好きなように生きてもらいたいし、彼らに合う環境へ移動してあげればいいのだと思う。 ただ、悲しいかな、私たち親はこの場所を移動

          好きに生きるか、社会に合わせるか