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利き本スキルが上がった!
読書は趣味でもあり仕事でもあります。読みたい本にだけ時間を割きたいですがそうもいかないのが実情。どっち用の本も(できれば)失敗したくない(=駄作に時間を割かれたくない)というのが正直なところ(そういう経験も含めて読書なんでしょうけど)。そんな思いの結晶なのでしょうか、自分アゲになって恐縮ですが、「これはいい本!」と思えるものをタイトルや表紙、書店でのパラパラ~から見つける能力=利き本スキル=が上がっているように思うのです。
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年末年始に読んだこの小説。実のところ「仕事用」って思って読んだのですが、そっちには使えないお話だったのですが、純粋に小説としては最高に面白い……面白いというと語彙貧弱なのですが、充実した活字時間を過ごさせてくれました。時間を作ってもう一回読みます。
次は現在進行形で読んでいる本。「いつかサンライズ出雲に乗って島根県まで行き、木次線の亀嵩駅に行こう!」ということだけを目的にした四人組ライングループに属しています。子育てや介護やら忙しい同年代のグループなので、実現はいつのことやらという感じですが、日々、楽しく鉄道情報を共有しています(私は教わってばかり)。そんな折、次の本の作者さんからnote上でフォローしていただき、さっそく著作を購入。
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途中なので感想は後日とさせていただきますが、鉄道建設しかり映画撮影しかり”歴史”を語った本が自分は好きなんだなあと再認識です。また取材の精度が高い! ちょっとネットで調べてAIにまとめてもらいました、みたいな文章が蔓延・跋扈している現代にあって、これはちゃんと調べて、ちゃんと文章を練って書かれた本です。本筋と違う点に興味を持ってすみませんですが、現在、俄然丹波哲郎という人物を掘り下げたい気持ちでいっぱいです。時間を作って「砂の器」も再読・再鑑賞しないと。作者さんのnoteはこちら。
ほんで今、現実的に「読まないといけない」本がこちら。
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SEさんとかご専門の方にとっては楽勝の試験だとは思うのですが、バリバリ文系の王道を歩んできた私としては、数学検定2級以来の大き目の課題。これちょっと「復讐」的な意味もあって、絶対合格してやろうと思っています(この「復讐」についてだけでかなり長文が書けます。くそ!くそ!)。いろんな指南本が並んでいましたが、これもわかりやすい本を手にしたなあと思っております。
本の話、不定期にまた書こうと思います。