大人が『自立しなさい』と説教するより、面白くて良い漫画を自力で探して、手に取る様に勧める方が余程良いのでは、と考える。個人的には『ワールドトリガー』がその中に入る。『スラムダンク』も、『鋼の錬金術師』も。憧れられる格好良い大人やキャラクター、それを生み出せる作者を見付けられれば。
どこからが「大人」でどこまでが「子ども」なのだろう。 どこまでが「甘え」でどこからが「我慢」なのだろう。 この境界線は誰が決めるのだろう? 決められるものなのだろうか? 心はどこまで耐えられるだろう?
大人と子どもの違いってなんだろう。 心のままに動けること? 選択肢が自由になること? 両方とも歳は関係ない。 「責任を背負う自信があるかどうか」だ。 とすれば、私は大人になれているのか? 自信を持つことは自分の世界を広げること。 私は心の視野を広げられるだろうか?
差別状態を経験した上で差別のない社会を作り上げ住んでいる大人。生まれた時から差別のない社会で住んでいる子ども。両者には大きな隔たりがある。次世代を考えるとはそういうことだ。差別が元からない社会に生きていたらどんな弊害が起こるか。想像できなければ一生子どもの気持ちは分からない。