『ぼくたちのゆううつについてのいくつか』(エッセイ, 作成中)

「この当時の〇〇では子どもは『子ども』と捉えられていたのでしょうか? それとも『小さな大人』だったのでしょうか?」
卒論の講評中で教授から投げかけられた言葉をまさか20年先にまで考えることになるとは思わなかった。

私の卒論はかつてヨーロッパで流行った小説の形態を通して「ある国(↑の〇〇)」での社会的背景を考察する、みたいな感じだったと記憶している。取り上げた小説の主人公が子どもだったから、こういう質問が出たのだろう。

正直想定外の質問だった。どう答えたか覚えていないが、「主人公が己の行動を省みての善悪の判断がなされているので『小さな大人』と考えられていたのではないか」とか、そんな回答したのではないかと思う。

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