まつばらあや|リビングアトリエ

理学療法士・イラストレーター・アクセサリー作家(https://ayamatsubara.net/) . 「くらしの場をアトリエに」 からだの知性をひらくためのアートワークや、森羅万象と調和するくらしのあり方を発信しています。

まつばらあや|リビングアトリエ

理学療法士・イラストレーター・アクセサリー作家(https://ayamatsubara.net/) . 「くらしの場をアトリエに」 からだの知性をひらくためのアートワークや、森羅万象と調和するくらしのあり方を発信しています。

マガジン

  • 一日一描

    呼吸をするように描くを目標にした2020年。 デジタルに挑戦した2021年。 「からだ言葉」とテーマを決めた2022年。 宇宙をテーマに描いた2023年(noteにはまとめられてないのでInstagramにちょっとずつ投稿中)。 そして、2024年からはInstagram(@living_atelier2019)にお引越しして毎年続けています。

  • Body work講座 & お話会

  • 水との対話 -water color-

    シュタイナー教室のにじみ絵や、二十四節気の水彩画など。 水彩を通して自分の中の水との対話を試みています。

  • SEE Learning

    SEE Learning (https://www.seelearningjapan.com/)という教育プログラムのエッセンスが詰まったプレイブックのイラストを、ご縁があって担当させていただきました。 日常生活の中での実践やワークショップ・イベントなどの様子を発信しています。

  • 週刊・フランス滞在記

    【毎週金曜日に配信中】 2019年11月から2020年3月までフランス南東部のグルノーブルという地方都市に滞在。 ストライキあり、コロナありの賑やかな現地生活を満喫しつつ、スイスやドイツ、オランダなどヨーロッパ各地を巡りたくさんの景色や人との出会う。その中で探究した暮らしの美【Art de Vivre】を綴った回想記です。

最近の記事

ゆっくりと、繊細に。

上空に達した冷えが雪となり、地表に降り注いでくる頃。 紅葉を終えた落ち葉がふんわりと地面を埋め尽くし、時折吹いてくる木枯らしが、本格的な冬の到来を予感させます。 …………………………………………………………………… 雪は、繊細さの表れ。 外の世界は次第にゆっくりと静かになっていきますが、反対に、内側の世界・心の働きは活発になってゆきます。ここまで行動に起こしてきたことが、内側でふっくらと豊かになり、血肉となっていくことを実感できるのが冬という季節です。 今年も終わりが

    • 立冬のふり返り|何を終わらせようとしましたか?

      本日で2024年の立冬が終わります。 この期間、どんなことがあったでしょうか? この期間をふり返る時間をとってみましょう。 立冬のテーマ 立冬のテーマは「終わり支度を始める」でした。 一年の成果を寝かせ、次の春が来るまで、来年一年分のエネルギーを蓄える冬。 冬のはじまりである立冬は、冬をしっかり迎えるために「モード」を意識的に変える時期です。 クエリエイティビティというと、何かを「はじめる」ことに意識が向きがちですが、それは春と夏のクエリエイティビティの形。秋と冬のク

      • 終わり支度を始める

        いよいよ冬が始まりました。 冬は閉蔵の季節。 今年収穫した作物の種(あらゆることの成果)を、 しっかり寝かせて熟成させておく季節です。 次の春がやって来るまで、気を漏らさず内側に十分に蓄えておきましょう。                                      ……………………………………………. 冬は現実の動きは遅くなるかもしれませんが、来年を支える一年分のエネルギーを充電するために大切な時期です。冬はエネルギーが漏れないように気をつけて眠りの時間を大

        • 霜降のふり返り|眠る準備はできましたか?

          本日で2024年の霜降、そして秋が終わります。 この期間、どんなことがあったでしょうか? 少し早いですが、この期間をふり返る時間をとってみましょう。 霜降のテーマ 霜降のテーマは「眠りの環境を整えよう」でした。 一年の収穫物から次のサイクルへの「種」を取り出し、それを蔵の中にしまって寝かせておく冬。人間の体もよく眠るよう準備を始める頃です。立冬のひとつ前の霜降は、秋を終わらせると共に、冬の準備をする期間です。 スケジュールを見直して今年は手をつけないことを決める。 や

        マガジン

        • 一日一描
          3本
        • Body work講座 & お話会
          49本
        • 水との対話 -water color-
          94本
        • SEE Learning
          8本
        • 週刊・フランス滞在記
          157本
        • 家族自由研究部 MatsubaLab.
          110本

        記事

          眠りの環境を整えよう

          2024年10月23日〜11月6日は霜降の季節です。 次の節気はいよいよ立冬、冬がはじまります。 霜降は秋の終わりを締めくくり。 そして「霜」として、冬の兆しを知らせています。 ここからぐっと冷え込んでいきますよ。 ……………………………………………………………………… 霜とは、収穫が終わったことのサインであるとともに、今年やってきたことをおしまいにする時期がきたことを表しています。つい先日までは黄金色に輝いていた田んぼの稲は刈り取られ、次の春に備えて土を耕す時期に来て

          寒露のふり返り|見せる形に整えてみましたか?

          明日で2024年の寒露が終わります。 この期間、どんなことがあったでしょうか? 少し早いですが、この期間をふり返る時間をとってみましょう。 寒露のテーマ 寒露のテーマは「見せる形に整える」でした。 秋分の時期、心地よく他者に手渡すという行為を通じて意識した「一年の成果=収穫物」を、今度は人に見せる形によりブラッシュアップしていくのが寒露の時期です。自分が生み出したものに対して、自分の客観的な視点が入るのですね。 他者に提供するために、何を整えたら良いのか? そんなこと

          寒露のふり返り|見せる形に整えてみましたか?

          自我というライトを使いこなすには?

          9月27日、10月10日と「チャクラワークで巡る自分史トラベル」の体験会でした。テーマは太陽期について。 (第一回のバイオグラフィーと月期についてお話した記事はこちら↓) この会では、チャクラワーク、誘導瞑想を本講座のダイジェスト版として体験していただいていますが、実際にワークに入るその前に。わたしから簡単にバイオグラフィーと太陽期について簡単にお話をさせていただきました。 * 太陽期とはシュタイナーによると、21歳〜42歳のこと。 またシュタイナーは、太陽とは「自我

          自我というライトを使いこなすには?

          みせる形に整える

          *2024年10月8日〜10月22日は寒露の期間です。 晩秋とあって、朝晩の冷え込みを感じるようになり、日毎に秋らしさが増してきます。栗や芋、あたたかい汁物などほっこりとしたものを体が自然と求めるようになりますね。 寒露の時期は収穫を終え、その作物をいよいよ出荷しようという時です。収穫したものにはそのままお店に出せるもの、そうでないものが入り混じっていますが、今はその整理整頓をしていくのにぴったりな季節。その際ガイドとなるのが一つ前の秋分のテーマ「心地よく差し出す」という

          秋分のふり返り|心地よく差し出せましたか?

          10月7日。本日で2024年の秋分が終わります。 この期間、どんなことがあったでしょうか? 少しふり返る時間をとってみましょう。 秋分のテーマ 秋分のテーマは「心地よく差し出す」でした。 秋分をさかいに、徐々に昼よりも夜の方が長くなっていきます。春分からここまで自分の力で頑張ってきた成果、「収穫物」を、秋分からは他者に差し出すことで社会の中で循環させていくことが大切。そんなお話をしました。 わたしにとっての秋分の期間 今年の秋分は、はじまる前に意識していたこともあっ

          秋分のふり返り|心地よく差し出せましたか?

          心地よく差し出す

          2024年9月22日〜10月7日は秋分の季節です。 本日をさかいに、昼より夜の時間が長くなっていきます。暑い日もまだあるけれど、安心して心地よい秋の陽気を堪能できるようになってきましたね。田んぼでは稲刈りを終え、お店に新米が並ぶようになりました。秋分は、収穫や豊かさを身をもって実感できる幸せな季節です。 ……………………………………………………………………… 収穫とは、一年の実りが多くの人に還元されて生活が豊かになること。それぞれが収穫物を持ちよってみんなで分け合うこと

          白露のふり返り|他者にどんなことを語りましたか?

          9月21日。本日で2024年の白露が終わります。 この期間、どんなことがあったでしょうか? 少しふり返る時間をとってみましょう。 白露のテーマ 白露のテーマは「語ることで実りになる」でした。 昼から夜へ、外側の活動から心の内面へと意識は移ろい、徐々に体も心も、一年を終える準備をはじめていきます。 一つ前の節気、処暑では、春分からやってきたことを振り返ってみることをおすすめしました。白露の時期は、そのことをぜひ誰か他の人にお話してみることをお勧めしました。他者に語ること

          白露のふり返り|他者にどんなことを語りましたか?

          大人になったわたしと、心の中の小さなこども

          9月5日は「チャクラワークで巡る自分史トラベル」の第一回目の体験会でした! 今日はそのふりかえりも兼ねて記事を書いてみます。 体験会ではまず、わたしの方からバイオグラフィーとは何か?というお話をさせていただきました。 バイオグラフィーって、日本ではあんまり聞き馴染みのない言葉ですよね。 日本語では「伝記」と訳されることが多いのですが、伝記ってなんだか歴史に名を残したすごい人の本、みたいな印象がないでしょうか…? しかし、バイオグラフィーとは、その人が生きた歴史のこと。だ

          大人になったわたしと、心の中の小さなこども

          語ることで実りになる

          2024年9月7日〜9月21日は白露の季節です。 白露とは、草花に露がつき始める頃。少しずつ、過ごしやすくなってきましたね。次の節気は秋の真ん中「秋分」なので、ちょうど秋の折り返しに向かうところに位置します。これから太陽は離れ、日毎に秋めいて来ることでしょう。 …………………………………………………………………… 秋の訪れとともに、昼から夜へ、外側の活動から心の内面へと意識は移ろってゆきます。そして、徐々に体も心も、一年を終える準備をはじめていきます。 前回の処暑では

          処暑のふり返り|スケジュールを見直してみましたか?

          本日で2024年の処暑が終わります。 この期間、どんなことがあったでしょうか? 少しふり返る時間をとってみましょう。 処暑のテーマ 処暑のテーマは「日常に合うようにリサイズする」でした。 夏休みモードが終わって、日常に帰る処暑。 徐々に年の終わりがちらほらと見えてきます。 今年の初めに立てた予定の進捗はどうか 今年中にやり切れる内容か 来年に回した方が良いか そもそもやる必要がないのか など冷静な目でスケジュールの調整と減量を図ってみるのが良い時期でした。 わたし

          処暑のふり返り|スケジュールを見直してみましたか?

          あいまいさを自分にゆるしてあげると、ファンタジーが動き出す 〈月と幼少期〉

          自分が0歳〜7歳だった時のことって、覚えていますか? どんな生育環境にあって、どんな人と、どんな感情のやり取りがあったのか、思い出せますか? 養育者から「あなたってこんな子供だったよ」なんてお話は間接的に聞くかもしれませんが、その時直接感じていたリアルな体験って、思い出すのはとても難しいのではないでしょうか。それは、ただ単に年月が経っているから…というわけではなく、言葉の発達と大きく関係があるからなのです。 だから、この時期の記憶は言葉として思い出すよりも、遊びや、イメー

          あいまいさを自分にゆるしてあげると、ファンタジーが動き出す 〈月と幼少期〉

          じぶんにとってのブースターを持つ

          日々過ごしていると、なんとなく気分が乗らないときや、気持ちがだれてしまうときがある。そんなとき、ゆっくり休んで疲れをとるのか、それとも、ちょっと無理して頑張ってみようか、迷いながら体の声に従ってみる。ちょっとかっこ良く言うと、パッシブレストとアクティブレストどっちをとるか、みたいな感じだ。 * パッシブレストとアクティブレスト パッシブレストというのは、一般的にいう「休憩」だ。安静・休養・睡眠など、今までやっていたことを一旦やめて休息を促してあげること。一方で、アクティ

          じぶんにとってのブースターを持つ