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幼い頃に見てたアニメを見返してみる

26歳になって大人になったなと
日常を生きている中で感じることが増えた。

"大人になる"という表現は様々で

悪い部分で言うと、
少し夜更かしすると次の日にひびいたり
寒い日に薄着でしかも足を出して出かけると
高確率で風邪をひいたりと
まあいわゆる老いというのであろうか
自分の身体が以前とは違うということを
実感することも多々ある。

では良い意味だとどうなのだろうか、
色々な経験をして価値観が変わった。
など経験の数が上がって
得ることや吸収できることが
年々増えているように感じる。

前置きが長くなってしまったが
何が言いたいかというと、
タイトルのままのことを書いていくことになる。

今年の夏は結婚式、新婚旅行の兼ね合いから
長期休みをとっていたり、
(結果的に自粛し行けず行えずであったが)
新型コロナウイルスになり、
自宅療養だけで回復し、重症化がしなかった
ということもあり10日間の療養期間。
合わせるとかなり長い時間家で過ごしていた。

家で過ごしている際に動画サイトを見たり
サブスクでアニメを見たりと
暇つぶし感覚で懐かしいなと思い
昔見ていたアニメを見る機会が多かった。

色々見たのだが特に心に引っかかったのは
セーラームーンであった。

過去にもセーラームーンについて
軽く触れたこともあるが、
幼少期はセーラームーンをスーパーリスペクトしているような女の子であった。

セーラームーンを見て心が惹きつけられた。
幼少期に見ていたけれども
奥が深い、設定が深い、
見れば見るほど色々な感情が渦巻いてしまい
なんとも言えない気持ちになった。
これは大人のアニメだ、、!
なんて真面目に思ってしまった。

昔は変身して戦うシーンが好きだったり
登場人物たちが可愛かったり、
男の子がかっこよかったり
幼少期にはその当時惹かれた理由はあったのだと思う。

アニメを見ていくと、
やはり自分が大人になったなと感じるのは
恋愛要素の部分を理解できるようになったこと
ということだと思う。
幼い頃は 好き=結婚する!
みたいな考えで恋愛シーンを見ていたが
今なら好きな人に会いにいく
あのウキウキした気持ちも
顔を合わせば喧嘩ばかりでも
なんとなく感じる居心地の良さや
大好きな人との別れなど
見ていけば見ていくほど
切なくなったり、寂しくなったり
嬉しくなったり、色々な感情でセーラームーンを見た。

恋愛的要素を理解できるようになって
アニメに対する深さなどを知れたような気がして、そこも嬉しい部分であるとは思う。
けれど、当時5歳くらいの自分が抱かなかった気持ちを26歳の今別角度で感じ、同じアニメを見ることで捉え方が全く違うのだなと思った。

当たり前ではあるし、
5歳と26歳を比べる話でもないのだけれども、しっかり自分は大人になってしまったんだな、
あの時の自分とは違う世界に来たんだなと
嬉しいような、寂しいような、
そんな気持ちにもなった。

幼い時の気持ちを思い出したり、
別角度からまたアニメを見れることで
自身の成長も感じるなんて
面白い話だけれども、
このアニメを理解するために
色々経験して大人になれて良かったななんて
思えてしまうほど、私にとって衝撃的で素敵な良い体験であった。

昔と捉え方は絶対的に変わっているので
ぜひ昔見ていたアニメを見返してみてください。おススメです。☺︎

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