ここ数日自分が本当にやりたいことって何なんだろうと考えることが多い。年に何回かこういうことがあるから特段驚くことではないが、如何せん今回ばかりは真剣に悩んでいる。来年から社会人として生きていかなければならないという現実が近づき、不安や期待が胸の中で交錯しているからなのだろう。だからこそ、このタイミングで本当になりたい「自分」ってなんなんだろうって自問自答を繰り返す。ようやくその答えが見え始めたので少し書き留めたい。 昔から将来の夢やなりたい職業なども特になく、ただ「お金
前回1人目の親友について話したので、今回は2人目の親友について書いていこうと思う。彼も1人目の親友と同じく、スポーツクラブで出会い今も交流を続けている大切な友人である。 最初に彼と出会ったのはおそらく小学生の時だと思う。間違いなく中学生の頃には出会っていたはずだ。だが話した記憶もなく、申し訳ないが一緒に練習してた記憶すらあまりない。今とても仲が良く、くだらない事を話し合う関係性になったため当時のことを思い出せないだけだと思う。というかそれが都合がいいのでそうしておく。
自分には親友と呼べる存在が2人いる。相手がどう思っているか分からないが少なくとも自分ではそう思っている。友達が少ない自分にとって貴重な存在だ。今回はそのうちの1人について書いていこうと思う。 彼と最初に会ったのは今からもう15年近く前のことだ。スポーツクラブで出会い、1つ年下で家が近く理由は分からないが馬が合った。今となっては趣味や買うものが似ていたり、腰椎が1つ多いという奇妙な点が同じなど、気が合った理由も分かるが当時は分からなかった。というか気が付いたら親友になってい
東京スカイツリーは日本で1番高い建築物であり、自分の思い出の場所だ。450mの展望回廊から見下ろす景色は言葉では表せないほど美しい。 ここが思い出の地になったのは今から3年半前、高校3年生の夏のことだ。 太陽からの強い日差しが地面に照り付け、気温は35℃を超える猛暑日。普通なら家に引きこもって扇風機をまわしてアイスを食べながらのんびり過ごす気候だったが、その日だけは違った。この日が来るのを待ちわびていた。 当時はまだ付き合っていなかった元カノとの初めてのデート。
等身大の自分とはなんだろう。そう思うことが最近増えてきている。就職活動で今までの人生を振り返ることが多くなってきているからなのかもしれない。 等身大の自分で常にいることは難しい。人間は他人に嫌われることや他者とズレていることがバレるのを恐れて生きているため、人前では本来の自分を隠していることが多い。とりわけ親しくない人の前では顕著に現れる。そういう人たちのことを裏表の激しい人というのではないかと考えている。 裏表の激しい人がこの世界には大勢いると思う。これが悪いこ
誰しもが好きな食べ物や料理、お袋の味や思い出の味というものがあると思う。自分にもある。「オムライス」だ。 ラーメンやお寿司など好きな食べ物をあげればキリがない。そんな中でNo. 1はオムライスなのだ。 しかし普段は全くと言っていいほど食べない。母親が作ってくれた記憶もない。幼少期には作ってくれていたかもしれないが、少なくともここ10年は作ってくれたことはなく家で食べたことがない。そんなオムライスをいつ食べるのか。それは決まっている。 好きな人とご飯を食べにいくとき
2月の暮れ、1人の女性を改札で見送った。久々に心から会いたいと思える女性を。 改札で別れホームへと向かう彼女の背中は次第に小さくなっていき、やがて見えなくなった。その姿を見ながらようやく3年前の自分に別れを告げることができたような気がした。 その駅は3年前、当時高校生だった時に付き合っていた彼女との思い出の場所だった。彼女とは同じ部活だったものの、クラブチームで練習することが許可されていたため、お互い異なるクラブチームで練習していた。その練習が終わった後に合流してい
人生においてターニングポイントは必ずあるだろう。それはいつあるのか分からないし、1つとは限らない。自分は既に1度経験している。それは、 クラブを移籍したことだ。 高校2年の秋、3歳から通い小学1年生から選手として育てていただいたクラブから移籍した。選手として成長したいと思ったからだ。 高校1年生になった時に移籍のことを考えはじめたが、決断するまでに時間がかかった。その理由は長年選手としてクラブにいたため自然とリーダー的存在になっていたからである。 もう一つ悩んだ
はじめてこう思ったのは今から6年ほど前の2014年のことである。友人とディズニーで遊んでいた時に父方の祖父が亡くなった。当時祖父は老人ホームで暮らしていて、その側を通学で毎日通過していた(電車で)が、その日に限って「あぁここにおじいちゃんがいるんだ」と思いながら通過した。 夕方、母から「早く帰って来れるか」と連絡があった。何故だか分からないが祖父が亡くなった気がした。きっと朝に祖父のことが頭をよぎったからだと思う。予想は当たっていた。 しばらくしてから祖父が倒れた時刻