259.カルプルニアは生涯一度だけ結婚し、カエサルが暗殺される予知夢を見て、愛する人が帰らぬ人となると、家を飛び出した。15年の結婚生活は、ガリア戦争、ローマ内戦と楽ではなかった。セルウィリアやクレオパトラとの不倫も許した。ローマ市民は彼女に敬意を表し、あの墓碑銘を残した。
249.古代ローマ社会において貴族男性の死亡率は高い。戦死、病死、暗殺などだ。問題は貴族女性で生涯に2~3回結婚する。家の都合だ。そして幸せな結婚、不幸な結婚を繰り返す。結果、精神を病んで壊れる。代表がアウグストゥスの娘ユリアだ。だがセルウィリアのように、強かに生きる女性もいる。
203.昔、初代皇帝のアウグストゥスから西ローマ最後の皇帝ロムルス・アウグストゥスまで、94人の皇帝の名前を覚えた事がある。西ローマは476年に終わるが、東ローマは1453年まで続き、460名になるので止めた。それでもローマより、ギリシャの方が理解できている。ドラマ性の違いか。
119.漫画『ローマふたり暮らし』を読んだ。古代ローマを本格的に紹介した塩野七生の功績だと思うが、ローマを題材とした漫画も増えて、日本も変わった。よい作品だ。ただ古代地中海世界の女性が頭部を被うpallaを見て、思わず反応した。美しい。知っている。何か思い出しそうな感覚を覚えた。
「ローマ史」という本を読んでいるが 非常にワクワクしている いや、学んでいて面白いのは 学生の頃でも同じなのだが、 大人になって 改めて勉強してみると 学生だった頃とは また 違ったことを考えさせられる やはり 人類史の中で 一時代を築いた国や人物たちから 得られる学びは多い
今「ローマ史」という本を読んでいるのだが、 古代ローマが諸ポリスから 突出した存在になれたのは 「個より公」の意識が高かったかららしい それが版図拡大により 貧富の差が拡大すると 「公より個」の意識が拡がり、 対立〜内乱へと繋がっていった 結局、ローマ人も 現代人も変わらんな