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現代人にも馴染みのある古代ローマ人の生活に欠かせない3つの野菜🌈

古代ローマ(紀元前6世紀頃)の食卓には、私たち現代人にも馴染み深い野菜が数多く登場していました。

数ある野菜の中でも、特に「格式の高い野菜」とされていたのが『ルッコラ』です。

ルッコラは、ローマ帝国の時代から広く栽培されていた野菜で、貴族の食卓にもよく登場していました。

香り高く、辛みのある独特の風味が、古代ローマの人々に好まれていたんです。

ルッコラは、生で食べるのが基本。

サラダの材料として使われたり、肉料理の付け合わせとして使われることが多かったようです。


一方、古代ローマ人にとって欠かせない、日常使いの野菜の一つが『ニンニク』。

ニンニクは、庶民の食生活に深く根付いていた野菜の一つ。

料理の『香り付け』や『匂い消し』としても重宝されていた野菜で、肉料理や野菜料理の調味料として、よく使われていました。

また、ニンニクには強い殺菌作用があることから、当時、保存食の製造にも用いられていました。

ニンニクは、健康維持にとても重要な野菜でもありましたが、それは、あくまで庶民の食生活に限った話。

食材を豊富に持つ貴族の間では「好まれない野菜だった」とも言われています。

香りが強すぎるため、上流階級の社交場では不向きだったようです。


そして、古代ローマの食卓に欠かせない野菜の中には、『オリーブ』も含まれています。

オリーブは、ローマ人の食生活に関わる重要な作物。

なぜなら、当時から、すでに『オリーブオイル』が製造されていたからです。

オリーブオイルは、料理はもちろん、『灯火の燃料』としても使われていました。

古代ローマの人々は、オリーブオイルで室内灯や街灯の明かりを灯していたんです。

さらに、オリーブの木は建材としても使われていました。

「富や平和の象徴」とも言われているオリーブの木は、古代ローマから受け継がれたもの。風水でもオリーブを部屋に置くだけで、「邪気を払ってくれる」とされています。


このように、古代ローマの食文化には、様々な野菜が、人々の生活に欠かせない存在として登場していました。

単なる食材としてだけでなく、生活全般に深く関わる材料として存在していたのが特徴です。

ローマ人の食に対するこだわりを強く感じます。

古代ローマの食卓に登場した野菜たちは、今日も世界中の食卓で親しまれ続けています😌

最後まで読んでいただきありがとうございました🌈
 

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早坂 渚
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