世界を変えたいと思うほどこの世界を深く憎んだ。(G.Kチェスタトン著『正統とは何か』より)
イギリス作家のチェスタトンが面白いと思ったこと。「希望とは、絶望的になるのがわかっている情況で、明るくいられる力である」と言ったかたわらで、「私の成功の秘訣は敬意を持って最善のアドバイスを聞き そのアドバイスの全く逆を行ったことである」って言ってる辺り、面白いな〜!って思うの。
チェスタトン「孤立した傲慢な思考は白痴に終わる」 この言葉にぐっときた。この時代の知識層によくあるキリスト教第一主義で多民族への偏見が色濃く、現代では猛批判を食らいそうな思想の持ち主であったが、彼の書いた作品は現代においても大きな評価を得ている。「知りすぎた男」を借りてくるかな。