ウクライナ戦争勃発後、何かと話題に出てくるロシア正教会。そのトップにあたるキリル総主教は戦争支持を繰り返し主張している。キリスト教の聖職者がもろに戦争支持をする光景は世界中をドン引きさせ、軍事侵攻に影響を与えたとも云われている。だが、具体的に何を云っているのか、断片的でよくわからない。扱っている書籍も少ないので、ここは素人ながら公式HPでご当人が何を云っているのかを翻訳してみることにした。訳文のPDFも付いているので欲しい人はダウンロードしてね。
私が主催している「代読ダイアローグ」で読んだ安冨歩さんの著作の書評集です。
依頼主である長崎大学の技術員の野口大介さんのコメントも掲載しています。
私なりの視点でみた安冨さんの思想と云えるかもしれません。
なお、タイトルの「生を忘れるな」はラテン語の格言”memento mori”(生を忘れるな)をもじっています。私なりに、安冨さんの思想を要約すると、「死」よりも「生」に力点を置いているように思えたからです。
どうぞ、安冨さんの著作を読むさいの参考にしてください。
野口さんのnote記事も読んでください。https://note.com/dnoguchi
なお、ついでに私の代読ダイアローグも良ければご利用してください。https://note.com/maruyama_1946/n/n4a450b3b4c65
「コミンテルン謀略論」を提唱した三田村武夫に関するマガジンです。断って置きますと、私はコミンテルン謀略論には否定的です。陰謀論で過去の事件が説明できるほど歴史は単純ではないので。内容はかなりマニアックですので、あらかじめご了承の上読んでください。ちなみに、いつか本にする予定です。
今回使用したテキストは岩波文庫金谷治版です。
『荘子』と云う本は、「内篇七篇」「外篇十五篇」「雑篇十一篇」の三十三篇で構成されています。
その内、荘子本人の著作とされているの「内篇」だけとされています。
岩波文庫だと、第一巻だけになります。
では、他の篇は?、と云いますと、荘子の思想を継承した人たちが書いた文章とされます。
確かに、荘子本人を主人公にした説話がけっこう出てきます。
一国の王さまと渡り合ったりして、まるで儒家の孔子や孟子みたいです。
よく「老荘」「道家」と云われますが、老子の名前が出てくるのは、「内篇」では三回だけです。
とは云え、「外篇」も「雑篇」も古代中国の風俗を伝える内容の説話が多く、現代の私たちにとっては貴重な歴史資料となっています。
あるいは、「荘子」と云う人間にどのような想いを託していたのかも知れます。
今回使用したテキストは、岩波文庫蜂屋邦夫訳注版です。
老子の文章は一種のなぞなぞのようです。
例えば、大国を統治するのは、小魚を煮るようなものと述べています。
意味は、小魚を煮るには、形を崩さないようになるべく箸で突かないように、そっと触れるように、大国を統治するには、あまり人民に干渉しないようにせよと云うそうです。
詩のような文章が多く、一筋縄でいかないような内容が多いです。