アンデルセンの人魚姫とかモーツァルトの40番とかが、廃工場を通り抜けるとき荒れたアスファルトに散らばったガラスの欠片が時折光るように、なんの脈絡もなく耳目を掠め掠める。あまりしばしばそれが起きる季節には自分は寝たきりで微睡んでいるんじゃないかと疑う。まあそういう事かもしれないさ。
読書が苦手だと思っていたが、Audibleを導入したら何冊も本を読む(聴く)ように。 掃除が苦手だと思っていたが、軽い掃除機を買ったら小まめに掃除するように。 …もしかしたら、方法を変えたら苦手でなくなるかも。 いや、ホントは苦手などではなく、方法が合わなかっただけなのか。