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「自分はダメだ」と考えるのは「脳の癖」が問題

【「自己肯定力」という本を出版致しました! よろしければどうぞ!】

必要以上に自分自身のことを「ダメだ」と思い込んでいる

 脳内科医の著者がクリニックに訪れる人々を見ていると、「勿体ない」と思うことがあります。
 何故なら、必要以上に自分自身のことを「ダメだ」と思い込んで、自信を失っている人が多いからです。

自分の価値を認めて、存在を肯定する感覚を「自己肯定感」

 自分の価値を認めて、存在を肯定する感覚を「自己肯定感」と呼びます。
 
本来はもっと前向きに生きられるのに、自己肯定感が低いと、過剰に落ち込んでしまいます。

考え方と行動を変えることで、自己肯定感を築ける

 脳内科医の視点に立つと、「自分はダメだ」「人よりも能力が低い」と感じるのは、脳の癖が問題になっているのです。
 脳の仕組みとカラクリを理解して、考え方と行動を変えることで、自己肯定感を築くことが出来ます。

「認知」が歪んでしまっている

 脳の癖によって自分自身を正確に把握できない人は多いです。

自身の価値観や性格、長所と短所を自分自身で認識することを「自己認知」


 自分自身の価値観や性格、長所と短所を自分自身で認識することを「自己認知」と言います。

自分自身を正しく判断するためには、自己認知が欠かせない

 自分自身を正しく判断するためには、自己認知が欠かせません。
 とはいえ、自己認知は思ったほど簡単ではありません。

どうしても自分の主観や願望、思い込みが入り込む

 自分自身を見つめるときは、どうしても自分の主観や願望、思い込みが入り込んでしまいます。
 その結果、本来とは異なった自分像を作り上げ、それを自分自身だと錯覚してしまいます。

まとめ 認知の歪みは強いと、自己肯定感も育たなくなる

 認知の歪みは誰しもが多少は持っています。
 しかし、この認知の歪みが強いと、自分を必要以上に否定してしまい、自己肯定感も育たなくなってしまいます。
 その為、認知の歪みに気づき、正しく自己認知できるようになる必要があります。

【参考】加藤俊徳(2022).『脳の名医が教える すごい自己肯定感」.クロスメディア・パブリッシング