お題

#今年のベスト本

今年読んだ中でおすすめの本を教えてください!印象に残った本の魅力を自分の言葉で綴ってみましょう。1冊の紹介でも、複数冊の紹介も歓迎です。

急上昇の記事一覧

プライバシーガバナンス・データ保護の業務 可視化と今年の書籍10冊

この記事は、法務系 Advent Calendar 2024の12/10の記事となります。 blanknoteさんの経理から新リース会計基準の相談が来た時に法務が心の平穏を保つための予備知識からバトンをいただきました。 今年は、個人的に進学・転職という大きな決断をしました! その過程で、これまでのプライバシー・個人情報保護の業務を振り返り、求人情報を見たり、面接で自分の経験を客観視したことをふまえて、 🌲 プライバシーガバナンス・データ保護の業務が何なのか? 🌲 今年印

おすすめ食&本の紹介👉不安を手放し前向き&喜び溢れる人生に💖Let go

不安になりやすい人、必読! 日本人は不安になりやすい遺伝子を持っている人が欧米よりずっと多い。 あなただけではないです。 大丈夫です。 不安になりやすい仲間はたくさん、います♬ セロトニントランスポーター遺伝子密度の低い集団とのこと💦 セロトニントランスポーターの密度を決定する遺伝子は、 密度の低い方から ⇒「SS型」「SL型」「LL型」の3つがあります。  日本人の7割は最も密度の低い「SS型」と考えられているそうです。 「SL型」を含めると98%にもなります!

未来を読む2024:時代を映す新書5選と、あなたの人生へのヒント

私たちの時代がどう変わりつつあるのかを知るには、2024年の新書は格好の入り口です。 今年も多くの作品が世に送り出されましたが、その中でも特に注目されるテーマは 「言葉」「倫理」「戦争」「文化」「分断」。 これらの問題を通じて、私たちは現代をどのように理解し、未来をどう創造していけるのでしょうか? ここでは、選りすぐりの5冊を深掘りし、その魅力をお伝えします。 1. 言葉が持つ力に気づく:『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』 著者:今井むつみ・秋田喜美 出版社:

【読書】2024年に読んだ小説のベスト12選と、今年の読書における振り返り

こんにちは、 五十嵐みどりです。 今回は、私が今年に読んだ小説のベスト作品として12作品をお送りします。 実は、この12月は「振り返り月間」として、さまざまなことを振り返る記事をアップロードする予定です。そしてその一環として、読書に関する振り返りの記事も作成したいと思っております。 それでは早速、今年のベスト作品を12冊紹介していきます。 今年読んだ小説のベスト12選1.『マジカルグランマ』(柚木麻子さん) 年齢を重ねられた女優さんが、「理想のおばあちゃん像」を壊し

絵本紹介&復刊投票に向けてお話会を開催します!

桜の花に囲まれた学校にいた、4人の男の子たち。 体を動かすのは得意でない彼らに、先生は「右脳クラブ」を作ります。 「体を動かすのが苦手なら、頭を使えばいい」 そんなクラブでそれぞれが得意なことで活躍し始めるのですが、一人だけ、話もできず、手足も動かない子がいました。 ワタルです。 だれもワタルが笑っているのを見たことがありません。 右脳クラブの3人は、ワタルのことを気にするうちに、いつの間にか「ワタルを笑わせること」が右脳クラブの目的になっていきました。 さて、そ

【告知】大晦日に「2024年の読了本一覧&私の10冊」というタイトル(仮)でnote記事を投稿します。特に「私の10冊」は思い入れが強いものばかりなので、(本を読みたいけど選べない......)という方の目に留まればうれしいです。小説に限らず紹介します。 お楽しみに🌀

年末あわてないよう一足さきに、今年読んで心がゆれた本5冊

「年間100冊よむぞ!」 そう思って、2002年位までは頑張って読書記録をとっていました。 こまめに記録して、ブログでもレビューして。 ほかで忙しくなって、昨年2023年からはお休み。けど、また本を読む熱が高まってきたので、記録を残していこうかな。 再開記念は大々的にしよう! そんなわけで。 こないだスーパーで鏡もちを売っているのを見かけたし、年末に慌てないように、少し早いけどいきなり一年の読書総括をしてしまおうと思います。 5冊です! 正欲(朝井リョウ)特殊な性

【Kindle】7冠&ベストセラー達成!

※2024/11/18追記 こちらの記事はnoteさんから お祝いをいただきました。 ありがとうございます! 4冊目のKindle本を 非常に多くの方に手にとっていただき 心から感謝申し上げます。 昨日現在で 「ベストセラー」 を達成することができました! Amazonの総合ランキングも 768位とまさかの3桁代に到達することができ 心から嬉しく思います! 「6つのカテゴリーでトップの6冠」も達成できました!!

「アタックNo.1」のクライム・サスペンス。「エース(金)をねらえ!」でも良かった。

『黄色い家』川上未映子 去年の今頃図書館に予約をしてやっと借りれた本だった。期待以上に面白かった。もともと川上未映子は好きな作家で何冊か読んでいた。芥川賞を受賞した『乳と卵』から代表作と思われる『ヘヴン』まで何冊か読んでいた。過去のレビューを見ていて思い出したのだが樋口一葉『たけくらべ』の現代語訳をしていて、その文体が口語体の勢いがあって気に入ったのだった。 川上未映子の文体の魅力は、会話文もそうなのだが今風の女子高生(実際にはちょっと古いのかもしれない)文体のような、少

【276冊読んだ】2024年上半期のお気に入り(だいたい)10冊

これまでnoteには旅の話ばかり書いてきたけれど、実は旅より好きなものがある。本だ。 2024年上半期に読んだのは276冊。そのうち特にお気に入りの10冊を、小説とエッセイに分けて紹介してみたい。 【小説】『マリエ』(千早茜) 大好きな千早茜さんの作品。目次の時点でわりと深めに刺さってしまい、いったん本を閉じて深呼吸した。 主人公のまりえは、夫から「恋愛がしたい」と打ち明けられ、40歳を目前に離婚することとなる。 そんな第一節のタイトルは「離婚、新しい香水、白いシー

【Canva】画像を作るとき、テンプレートを使いますか?

今日は、ある方から寄せられたご質問についてお話しいたします。 そのご質問とは、こちら! 「画像を作るとき、テンプレートを使いますか?」 なぜこのご質問が私に聞かれたかというと、 私がCanvaで画像制作をしているからでしょう。 私は、noteでの見出し画像制作を行っております。 noteの見出し記事は、今まで200種類以上作成し、 みんなのフォトギャラリーにて提供し続けております。 その結果、半年で750回以上ご利用いただき、 多くの方から非常にご好評です。 no

¥550

私は私の人生を歩いてきたんだと実感した本

このnote本当は年末に出さないといけなかったnoteです。 で、もう覚えていないけれど(と書いたら怒涛のように思い出さしましたが忙しかった!しんどかった! ので、もうじゃあ書くのやめてしまえばいいじゃないかと、 何回も思いました。 でも、どうしても、書きたいことがあって、 今さらぱちぱちと打っています。 私の去年のベスト本は『指輪物語』でした。 年の初めに読み始めて、ゆっくりゆっくり読み終えた作品。 私はこの本を読んでまた一段、 本を読むことの幸福の深さに浸かれたように

深夜がんばり隊|本のはなし

こんばんは。 深夜がんばり隊。 病み上がりの3月、本のはなし。 読書ブームが到来した私。 積読本が増えていくなか、 日々1時間くらい(多ければ半日以上) 本を読んでいます。 小説ばかりです。 2月は20冊以上読んで、 やっと積読本が減ったと思ったのに…。 3月に入って10冊くらい増えました。 このほか、 机の上に5冊くらい置いてあります。 どうも、買うのが好きなんですよね。 読むスピードが追いつかなくて、 先週2~3冊読んだと思ったら、 Amazonから+

遅ればせながら、2023年ベスト本

2024年も早1ヶ月半経とうとしていますが、昨年のベスト本を紹介したいと思います。 普段、僕はブクログで読書記録をとっていて、昨年の実績は56冊でした。 幸運なことに、ハズレだなという本はほぼなかったので、選び難いところですが、あえて3冊あげるとすれば?という視点で紹介します。 其の一 精霊の守り人/上橋菜穂子 著 この本は、人に紹介してもらった中でぶっちぎりに面白かった本です。 面白くてすぐ読み終わってしまいました。 タイトルからも想像つくと思いますが、ジャンルは

2023年ベスト本

遅ればせながら、2023年に読んだ本の中から好きだった10作を紹介したいと思います。紹介は読了順です。 植物少女 朝比奈秋/朝日新聞出版 第36回三島賞受賞 生と死、命の重み。小説はこれらをテーマにした作品が多い。誰もが生き、そして死にゆくことから避けられないからだ。読者が他人事と放り出さずに自分事と考える。そして実際、考えやすいテーマである。 そんな作品はいくつも読んできたが、中でも『植物少女』は一番「生きる」とは何か、を教えてくれた作品だと感じた。 表紙の花が裏表

年が明けてしばらく経ちますが、2023ベスト本

すっかり年が明けてしまって、なんなら2024年最初の1ヶ月ももう過ぎ去ってしまいましたが、主に卒論のせいで年内に間に合わなかった2023年の振り返り第1弾・ベスト本記事をこれから書こうと思いますー。 2023年に読んだ本の数は111冊。 おそらく人生で一番本を読み倒した1年だったと思う。2022年は受験期間で離れていた読書習慣がやっと戻ってきた年で、三日坊主ならぬ一年坊主になってしまってもおかしくなかった。けれど、前年を超えてさらにたくさんの本に出会うことができて、ほんと

【2023年】読んだアート系の本14選

【約2,900文字、写真約15枚】 2023年に読んだ本131冊のうち、アートに関連する本を14冊紹介します。 結論:経営に関する図書からバレエ、演劇など、幅広い選出となりました。読書を通して、広い意味でアートの知識を底上げすることで、展覧会に行った時、それに限らず生活全般でも、役に立つことや、新しい発見が連鎖的に起こることがあります。今後も、定期的にアート系の本を読みたいです。 ▶︎2023年に読んだアート関連の本私が2023年にnoteに投稿するうち、78%が展覧会に

2023振り返り:面白かった本ベスト5

こんにちは、アイルランド在住会計士のツグミです。 2023年に読んだ本のベスト5です。毎年年始すぐに投稿しようと思いつつ、1月末に投稿するのが私の特性を物語っております。でもbetter late than never! ① 習得への情熱今年はベスト1が明らか過ぎて、検討の余地なし。自分のパフォーマンス分析から、自分のパフォーマンスを高水準で保つ方法、そのトリガーを見つける方法など、学びが好きな人に響く最高の一冊。 チェス世界選手権、太極拳世界選手権という、知能でも体力で

今、高校生に薦めたい一冊

共通テストも終わり、いよいよ受験シーズンが本格化してきました。このところ、私が遊びに伺う先々で、「未だに受験の夢を見る」という話を聞きましたから、やはり人生における一大イベントなのは、間違いないでしょう。 note社の年末年始のキャンペーンは終わってしまいましたが、私が「今年の一冊」として選ぶならば、こちらの本です。 中野信子さんの『科学がつきとめた「運のいい人」』。 「運」というと、一見、偶発的要素の強い言葉のように感じられます。ですが、中野氏によると決してそんなこと

【読書】先月読んだ本2023年12月

※こちらの記事はnoteさんから お祝いをいただきました。 ありがとうございます! 先月読んだ本の中で特におもしろかった本を 厳選してご紹介します。

2023読了本ランキング

毎年年末恒例の読書記録総括。 今年は目標65冊に対して、読了数は65冊。 今年もたくさんの本に出会えました。 骨太本は12冊に対して5冊。目標の立て方考えんとなぁ。 読みたい本は増えるけど、読み終わる本は増えない。。。 難しいですねぇ。読書の奥深さを感じる年になりました。 今年も自分的ベスト5を挙げておこう。 次点 Leo the football『蹴球学』 物事の原理原則をつかむことは、自分でやったり人に指導したりする際に役立つ。サッカーの原理原則を分かりやすく学

2023年読書記録

今更ながら、2023年に読んだ本の振り返りを。 今年からちゃんと読んだ本の記録と感想を取っていこうと決意し、"Yomoo"と言うアプリを入れてみました。 とにかくとってもシンプルで見やすい&管理しやすい 感想を入れられるスペースがもちろんあるのですが、 誰かと共有するためと言うよりかは 自分の中に留めておける&メモ代わりのような機能になってます。 冊数はもちろん本の合計金額が出るのは面白いな〜本って意外と高い 私自身読書家と言う訳では無いのですが、 本を読むのは小学生の

シリーズ読書感想文|一冊を精読・整理・思索する|第一回「モダニティと自己アイデンティティ」

はじめに|本について語ります! こんにちは、吉村うにうにです。普段は、小説、エッセイ、詩、童話などを書いております。ちなみに記事はこんな感じのを書いています。  今回から、不定期的に本を取り上げ、その内容をまとめ、考察したことを述べていきたいと思います。以前からやってみたかった「読書感想文」のようなものです。読書会で発表するつもりです。 構成はこんな感じ (一)まず、短いまとめから入ります。この記事は、読書会の資料という面もありますので、1000文字以下を目途に、本の

【読書メモ】内田和成『ビジネススクール 意思決定入門』71

読んだ本読書マインドマップ読書メモPart4 人を動かす意思決定 14指揮 リーダーの混乱は危機を招く 『八甲田山 死の彷徨』 青森第5聯隊はリスクマネジメントができていなかった 装備不足 準備期間が短く、日程も無理があった 行軍中にも調査してわかったことを活かすことをしなかった 事前演習で大事なことを調べなかった 行軍の計画段階で神田大尉が徳島大尉と会ったことを山田少佐に話してしまったため、山田少佐が弘前31聯隊を意識して、計画がおかしくなった 八甲田山の遭

2023年を彩った本たち

こんにちは、まうです。 本当は年末に出したかった記事、タイミングをすっかり逃していました。まだ1月上旬なのでセーフ、ということにします。今更記事にお付き合いいただける方は、よろしくお願いします。 2023年を彩ってくれた、私のベスト本。昨年の私は大学生から新社会人になり、同棲生活も始まり、目まぐるしい環境の変化と生活への適応のために必死こいて生きてきました。その一方で数年ぶりに読書欲が復活し、69冊の本を読むことができた一年でもありました。 普段、読書記録はInstagr

2023年に読んだ200冊のうち、人事として読んでよかった本11冊+α

2023年に読んだ本は200冊でした。 小説もたくさん読んだし、仕事の本もたくさん読みました。 ふだんは250名くらいのエンジニア組織のHRBPの仕事をしているので、人事として読んでよかった本、参考になったありがとうーって思っている本をまとめました。 毎月の読書記録はこちらのマガジンにまとめています。 みんなのフィードバック大全 ケアする人の対話スキルABCD 人材開発・組織開発コンサルティング 人と組織の「課題解決」入門 研修開発入門---会社で「教える」、競争

本を読んで心が動かされるということ

読書は最も能動的に行われる人間の行動である。 なかでも小説というコンテンツをわざわざ求めるのは、そこに娯楽性を見出しているからに他ならない。 何を娯楽とするかは人による。 それは私の場合、発露である。つまり、心の中に(自分では気づかずに)あるものが表に現れ出ることに、有意義な快楽を見出している。 実に読書感想に向いた性格ではあると思う。 批評とする場合、レビュアーの自我を出しすぎることは客観視の欠落に受け取られるが、感想とする場合はむしろ自我を出すことが大事だと言える。

2022読了本ランキング

毎年恒例年末(と、もう言ってもいいだろう)の読書記録総括。 今年は目標60冊に対して、読了数は63冊。 感想は全然書かなかったが、スタイルを変えたのでこれはまぁよしとしよう。 骨太本は12冊に対して10冊。。。骨太本まじ強い。。。 読了目標は3年連続目標達成できたけど、骨太本12冊はできなかった。 来年は骨太本も目標達成できるように、とりあえず進める力をつけよう! 読む力はかなりついてきた気がする。本質をつかんだり、感想を書くこともスムーズにできるようになってきた。 ま

読書note: 2023年振り返り<泉鏡花編②>

📘『草迷宮』 『草迷宮』は明治41年発表。『婦系図』『歌行灯』と同時期の30代後半〜の作品です。神奈川県・三浦半島の魔所が舞台。村の庄屋のお屋敷で次々と起こる怪奇現象を描く怪談、神隠しや手毬唄(「通りゃんせ」)をモチーフに繰り広げられるノスタルジックで幻想的な雰囲気や、母親・女性思慕のイメージなど、とても鏡花らしい作品だと思います。幻想的な言葉が紡ぐイメージを繋いだ、色鮮やかな万華鏡のような白日夢の世界に、ふわふわと漂っていくようなラストが気に入っています。 さまざまな

【読書メモ】内田和成『ビジネススクール 意思決定入門』70

読んだ本読書マインドマップ読書メモPart4 人を動かす意思決定 14指揮 リーダーの混乱は危機を招く 『八甲田山 死の彷徨』 山田少佐を神田大尉が説得するとしたら、どういう持ちかけ方があったか? 演習の目的を説く(装備がまずいとわかった時点で目的は達成できた) このままでは死者が出て、軍からの評価がさがる 「弘前31聯隊は失敗した」とウソをついて、引き返すことを進言 ロシアとの戦争ではなく、演習で死ぬのは本意ではない 部隊がバラバラに行動することだけは避けなく

【読書】私の今までの読書歴で印象に残っている本ベスト20!

みなさんこんばんは。 早いもので、もう入院生活も6日目です。 さて、今回は昨日書いた記事に載せた私のベスト20本を!! 面白かった、普通、面白くなかったを◯△⬜︎で書く欄があるのですが、面白くなかった本を思い出すってなかなか難しくないですか? なので、結果印象に残った面白い本ばかりになってしまいました。 それでは早速行ってみましょう〜! 1.デルフィニア戦記/茅田砂胡これは外せませんね!中学生の頃に読み、今でも大事な本です。 Kindle版、新書サイズ、愛蔵版を持って

読書めも ユヴァル・ノア・ハラリ著『サピエンス全史』第三部 人類の統一

私の読書メモを元にしてまとめてみました。実際に書かれている内容と異なる箇所があるかもしれませんが、面白そうだと思われましたら、本書を読んでみてください。 歴史は統一に向かって進み続ける人間社会は、人工の本能ネットワーク、つまり「文化」を持つことによって自然状態で維持できる大きさを超え、複雑になっていった。 神話と虚構は常に矛盾を抱えており、折り合いをつけようとする試みが変化をもたらすことになった。 善きキリスト教徒が最高の騎士になることを証明するため十字軍は遠征を行った

今年のベスト本

2024年になってしまったが、 昨年2023年のベスト本は 辻村深月さんの「傲慢と善良」である。 35歳独身の私にはぐさぐさ来る内容だった。 婚活に苦戦している人、今までに人を好きになった人は どこかしらで共感できる内容じゃないかなと思う。 主人公の1人である女性の行動力は素直にすげぇ… となった。 東北沿岸出身の身としてはぐっとくるところもあったし。 東京に遊びに行ったときに、移動時間にと買ったところ ドはまりして、東京滞在中に読み終えてしまった。 総武線・中央線に

2023年下半期に読んだ本から毎月のベスト1を振り返ってみて

2023年も読書を楽しみました。 去年は読んだ本を自作の手帳に書いていたので、数えてみると合計で158冊読了していました。 Kindle Unlimitedにも加入していますが、そちらで読んだ本はよほど心に残った本以外は残していなかったので含めていません。 ほとんどが図書館で借りた本になります。 地元にはなくて取り寄せてもらった本も多いので、本当に図書館には感謝です。 上半期は読んだ本の中から毎月のベスト1を選んでみました。 ということで、今回は下半期に読んだ本から毎月

【読書メモ】内田和成『ビジネススクール 意思決定入門』69

読んだ本読書マインドマップ読書メモPart4 人を動かす意思決定 14指揮 リーダーの混乱は危機を招く 『八甲田山 死の彷徨』 ビジネススクールの学生から出た意見① 指揮権を手放してしまった 神田大尉を山田少佐を尊敬していた →「指揮権は私にある」というのは、自分を引き立ててくれた上司に向かって「お前どけ」というような難しさがある 山田少佐はロジカルでない 目標を達成しなければと精神論に偏り、軍医や神田大尉の意見を聞き入れなかった 結果を出さなければいけないと、

子どもは親がするとおりのことをする

ギリギリラスト5記事目! 去年末に読んで、なかなか難しくて文章にできなかった本の話。 今年のベスト本…だけど、2023年のことです。 やっと書けたけど、やっぱ難しい😅 自分の親に読んで欲しかった本 私は育児本はあまり読む気がなかった。 と言うのも、「その通りにやらなきゃ」と思いたくない。 その通りにできなかった子どもや自分を責めたくない。 この子の反応を見て決めたい。 本に当てはめて決めつけたり、先入観を持ちたくない。 …そんなところ。 でも評価も高くて、育児のルールや

2023年・出会えてよかった本10

noteの連続投稿チャレンジに参加中。 あと1記事でチャレンジ完了! 最後に「2023年の読書」をまとめてみる。 2023年に読んだ本は32冊。 (もっと読んだ感覚があったけどなーーー、数字にしたら少なかった) その中で、出会えて良かったな〜って特に思えた10冊をピックアップ。 ①部屋に置きたくなったものインスタに出てくるオシャレ部屋みたいに、観葉植物を置きたい! でも、毎日愛でる自信がない!! そう思っていた時に、ふと目に入ってきた本。 大好きだったおじいちゃんが

【読書メモ】内田和成『ビジネススクール 意思決定入門』67

読んだ本読書マインドマップ読書メモPart4 人を動かす意思決定 13説得 提案を通すためにすべきこと 相手に腹落ちしてもらう 提案に反対だった幹部が、その提案に対して「自分が昔から考えていたことと同じだと言い出した」 →著者の部下は激怒した 大事なことはお客さんが提案を心から信じてくれるようになること →コンサルタントがプロジェクトを実行するわけではない →幹部が「自分の案」と言い出したら、うまくいく可能性が高い クライアントと一心同体になってはいけない 金のため

本の虫(bookworm)になれるかな。なりたいな。

小学生の頃に、校内で一番好きだった所が図書館だった。 陽の光が差し込む広々とした図書館で、低学年向けに床に座って書物を読めるコーナーもあるカラフルでにぎやかな部屋だった。 私は バムとケロシリーズ と、 伝記 を読むことが大好きだった。 伝記はライト兄弟を筆頭に、ナイチンゲール、ヘレンケラー、エジソン、、、。気になった人は一通り読み耽っていた記憶がある。 20代の後半になった今の私も、本好きには変わりない。 コロナ禍を機に、小説を電子書籍で読んでみようかと思ったけど、 紙

2023年に読んだ心に残る本ベスト3

2023年はAudibleで沢山の小説を読んだ(本屋大賞の本はほぼ間違いなく面白い)し、読書会もあったので紙の本も少なくても12冊、そのほか気になる本をいくつか買ったり、借りたりして読みました。 「読んだ本を記録しておく」というのを始めたのが2023年の11月からの事なので実績は少ないですが、11月は11冊、そして偶然ですが12月は12冊の本と触れ合いました。 中でも心に今でも残っている3冊を紹介します。 第3位「六人の嘘つきな大学生」 「衝撃のどんでん返しミステリー

2023年のマイベストブック

■2023年中に読んだマイベスト本『脳髄工場』(著:小林泰三) 2023年中は大体100冊くらいの読書量でしたので、その中から選んだ一冊ということになります。 タイトルからして禍々しさが漂うこの作品ですが、なぜこの作品を、と思われる方もいるかもしれません。 小林泰三さんといえば、『アリス殺し』のような、~殺しのシリーズの方が知名度が高いと思います。読みやすいですしね。 他の作品の中にはSF要素が強いものもあって、ストーリーは面白いんだけど、理屈や言ってることが私にはチ

【読書メモ】内田和成『ビジネススクール 意思決定入門』68

読んだ本読書マインドマップ読書メモPart4 人を動かす意思決定 14指揮 リーダーの混乱は危機を招く 『八甲田山 死の彷徨』に見る意思決定の問題 リーダーの意思決定が混乱すると、組織は危機に直面することになる →「やめる」という決断などは難しく、意思決定が遅れたり間違えたりする 新田二郎著『八甲田山 死の彷徨』という小説 →旧日本陸軍で起きた雪山での遭難事故 八甲田山事件の概要 八甲田山での雪中行事の演習を実施 神田大尉(青森5聯隊) 210名 八甲田山の難

【まとめ】2023年に読んだ本たち。

こんばんは、郁です。 2023年に読んだ本のまとめを書こう書こうと思っているうちに、あっという間に年が明け、気が付いたらもう7日でした。 早いよ~。時がたつのが早いよ~。 というわけで本日は、『2023年に読んだ本たち』をご紹介したいと思います。 よろしければお付き合いくださいませ。 1. 今年読んだ本について  今年読んだ本たちは、こちら〜!! …電子書籍、とっ散らかってるんですよ…。 利用している電子書籍サイトが、 と、とっ散らかっているのでですね…。 とりあえ

2023年、心動かされた本9選

2023年もまあまあ本を読みました。それからの中から、いろんな意味で感動したものを紹介したいと思います。 これらはあくまで、2023年に私が読んだ本です。発刊された年ではありませんのでご承知おきください。 1、世界で最初に飢えるのは日本 こんなにスポイルされた国家だったのか、と愕然とします。 2、嫌われた監督 「勝つ」にこだわり、結果を出したのに、なぜそうなったのか。つぶさに描かれています。 3、わいたこら 野球を広めたい、という純粋な思いには頭がさがります。

2024年のお正月いろいろ+『運転者』を読んで

三が日が終わり、仕事始め…のはずだったが、 急きょ1日有休が出て、5日が仕事始めになった。 なんて素晴らしい社長からのお年玉🧧 元日は前にも書いたが年始の挨拶に行き、 2日は初詣に行った。 3日は娘の宿題の書き初めに 付きっきりでつきあったら自分も書きたくなって、 ちょっとどいてと筆を奪い、 何十年振りかわからないほど久しぶりに 書をしたためた…(という程ではないが)。 娘はこれを提出すると言い出したが、 練習用の半紙だったので不可でよかった。 母が書道の教師をしていたの

『ライオンのおやつ』感想

こんにちは。 今回は今年のベスト本について話したいと思います。 今年というか去年ですが。 2023年に読んだ本の中でよかったのは、 小川糸さんの『ライオンのおやつ』でした。 職場の人に薦められて読んでみた作品。 切なくも、最後まで温かいお話でした。 医者から余命宣告をされた主人公、雫は、瀬戸内の島にあるホスピスで最期の時間を過ごすことを決めます。 そこでは、入居者が生きているうちに食べたいおやつをリクエストできる、「おやつの時間」がありました。 雫はおやつを決められず

酔いどれ読書術

 酒場にまつわる本を、今年は読みました。読んでこの小料理屋さん行きたいと思う本もあれば、なんだか読み進めていく内にほんのり酔った気分になる本も・・・。  お酒好きな人の書いた文章は、本当に人を酔わせる効果もあるのでしょうか。だとしたら筆力が凄いです。でも旅行エッセイも、行った気になれる本はありますし、食べ物エッセイにも食べたような気分になる。そうか同じ感覚なのだろうか。  ある時大竹聡さんのお酒の本を読んでびっくり。酔ってませんシリーズおすすめです。内容は面白い話に振った

私は『時間』と、どう向き合いたいか|『暇と退屈の倫理学』読書ノート

 私は迷子だった。 「時間がない」と焦っていた20代後半。無理やりにでも「時間がある状態にしよう」と決めて、仕事を辞めた。それが30歳の時だった。  その後、無力感と無気力感に襲われた。持て余した時間とエネルギーをどう使ったらよいかわからず、何をやっても満足感がなく、空回りしまくった。  あんなに日々の生活に疲弊していたのに、何故かエネルギーが有り余っている。「時間がない」と焦っていたのに、時間ができたらできたで、それを上手に扱えない。  有り余るエネルギーをどこに向

今年のベスト本 “Die with Zero 人生が豊かになりすぎる究極のルール”

前職の先輩から内容を聞き、面白いと思い、audibleで聞いてみた。 結果、2023年読んだ本の中でも面白くて考え方は参考になったし、自分の生き方にも自信を持てた。 主な考え方は自分が死ぬ時になるべく持ち金がゼロになることを目指すこと。 内容で印象に残っていること 多くの人はお金を使い切れずに亡くなる 歳を取ってからやりたいと思ったことでも、健康が原因で出来なくなる人が多い 多くの人は年齢が上がるとともに収入が上がるため、若い時はお金を理由に経験を諦めるのはもったい

【読書メモ】内田和成『ビジネススクール 意思決定入門』66

読んだ本読書マインドマップ読書メモPart4 人を動かす意思決定 13説得 提案を通すためにすべきこと 相手のリスク選好度を考慮する 意思決定する人には、リスク選好度がある →そのことを考えるのは欠かせない 「逃げ道」を用意する 「やめる」「捨てる」の決定は困難 サンクコスト 自分のメンツ・評判など 経営者がやりたくない意思決定を促すには、逃げ道や言い訳を用意する(=相手が不安に思っていたり、ネガティブに思っていたりすることを打ち消しにしてやることが必要) 結