mameao

ゆるゆる書評。

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最近の記事

2024年2月読書記録

今月もまとめてみた。 2月に読んだのは5冊。 一冊目 サイモン・シン/エツァート・エルンスト『代替医療解剖』  非常にいい本だった! 医療に対する見方だけじゃなく、科学に対する見方も変わりそう。 限りなく公平に近い態度を取ろうとしている著者たちにも敬意を払いたい。 さらに言うと、文庫版あとがきにも学びが詰まっている。読むなら文庫版がおすすめ。 二冊目 守田 英正『「ずる賢さ」という技術 日本人に足りないメンタリティ』 プレー内容以上に、スキャンダラスな面が注目され

    • 2024年1月読書記録

      年間だけでなく、月ごとにまとめるというやり方もあると知ったのでやってみることにした。 1月に読んだのは5冊。 一冊目 坂本拓弥『体育が嫌い』 物人に勧められて読んだ本。読む気にならないタイトルだが、意外といい本だと感じた。 特に共感したのは、「「体育」など好きにならなくていい」という部分。 好きにならなくてもいいけど、好きになれるようにはしていきたいなと思う。 二冊目 井上俊輔『忘れられた天才 井上毅』 内容がくどいという点を差し引いても、非常に評価に値する一冊。政治

      • 大谷翔平、ダルビッシュ有、山本由伸

        中垣征一郎『野球における体力トレーニングの基礎理論』著者の中垣氏は、大谷翔平やダルビッシュ有がいた時のファイターズや、山本由伸や吉田正尚を擁して球界屈指の強豪になったオリックスのコーチを勤めている。 だからと言うわけでは無いが、この本は確かに名著である。 Amazonレビューなどでも絶賛されていた理由がよく分かる。 これからのプレーや、指導に活かせる内容、生かさなければいけない内容が非常に丁寧に書かれている。 SSC、「寄せながら行く」、下肢三関節の使い方など、すぐに

        • 忘れられるべきでない、偉大な日本人

          井上俊輔『忘れられた天才 井上毅』 買ってから4年くらい経ったが、ようやく読了。 辞書くらいあるので、持ち歩くのも気が進まなかったがそんなこと言ってると一生終わらなそうなので気合を入れて1ヶ月半。ようやく読み終えた。 内容は、井上毅先生の事績などを網羅していて、毅先生がどれほど偉大なのかが改めて分かる本だった。 ただ、網羅しようとしすぎていて、内容が重複したり、説明がくどくなる嫌いがある。また、持ち上げようとしすぎて(確かに凄すぎる人ではあるが、、、)、公平性に欠けると

          2023読了本ランキング

          毎年年末恒例の読書記録総括。 今年は目標65冊に対して、読了数は65冊。 今年もたくさんの本に出会えました。 骨太本は12冊に対して5冊。目標の立て方考えんとなぁ。 読みたい本は増えるけど、読み終わる本は増えない。。。 難しいですねぇ。読書の奥深さを感じる年になりました。 今年も自分的ベスト5を挙げておこう。 次点 Leo the football『蹴球学』 物事の原理原則をつかむことは、自分でやったり人に指導したりする際に役立つ。サッカーの原理原則を分かりやすく学

          2023読了本ランキング

          2022読了本ランキング

          毎年恒例年末(と、もう言ってもいいだろう)の読書記録総括。 今年は目標60冊に対して、読了数は63冊。 感想は全然書かなかったが、スタイルを変えたのでこれはまぁよしとしよう。 骨太本は12冊に対して10冊。。。骨太本まじ強い。。。 読了目標は3年連続目標達成できたけど、骨太本12冊はできなかった。 来年は骨太本も目標達成できるように、とりあえず進める力をつけよう! 読む力はかなりついてきた気がする。本質をつかんだり、感想を書くこともスムーズにできるようになってきた。 ま

          2022読了本ランキング

          毅先生は現実主義者

          毅先生は現実主義者

          教育の本質

          教育の本質は学校ではない。 でも、学校はあった方がいいとおもっている。 でも、公立で設置しなければならないとは思わない。 でも、あっていけないとも思わない。 国が施したい教育、都道府県が施したい教育、市町村が施したい教育、地域が施したい教育、親が施したい教育。 業界が施したい教育、教育を受けたい者、教育の形とは本質とはなんなのか。 散らかったままの考えだ。

          教育の本質

          2021読了本ランキング

          毎年恒例(にしたい)年末の読書記録総括。 今年は目標55冊に対して、読了数は56冊。 2年連続目標達成できたことがまず何より。 夏になると読書ペースが落ちることや、自分がどんな状態なら読書ができるのかが分かってきた。 また、かなり読書が習慣づいてきたし、読書感想を書くコツも掴めてきた。 来年も質を高めていけるようにしたい。 今年の自分的ベスト5を記録しておこう。 次点 倉山満『嘘だらけの池田勇人』 実はずーっと待っていた倉山先生の池田勇人。 希望を持つとともに、そ

          2021読了本ランキング

          歴史上の偉人も、人間だ

          城平心良『報国の人々』 私は、アマチュア最強のコワシニストを目指している。その一環として、月に一度Amazonで「井上毅」を検索している。 そんな定期毅サーチに引っかかったのが本書だ。 とりあえず普通の値段だし、井上毅の名がついた本なので買ってみた。 中身は井上毅と伊藤博文を主人公にした歴史小説だった。 物語で歴史を見ると、頭に入りやすい。 なかなか良い買い物をしたと思う。 井上毅先生に関して言うと、今まで読んだ本では、帝国憲法や教育勅語などの成り立ちに関わった人

          歴史上の偉人も、人間だ

          話で、聞き手を動かす

          伊藤羊一『1分で話せ』 長い話をする人間が嫌いだ。 校長の長話、学年集会での長話、、、、 子どもの頃嫌いだったが、大人になったら長い話をしている理由がわかると思っていた。ところが、理由が分かるどころか昔よりも無駄だという思いが強くなった。 時間を奪われ、やる気を奪われ、体力も奪われる。 3密ならぬ、3奪だ。 本書はプレゼンを中心に据えているが、人に話をする機会があるなら割と誰でも役に立つと思う。 自分が本書から受け取ったものは三つ。 ・ゴールを明確にせよ ・三つのピラ

          話で、聞き手を動かす

          日本isフリーダム

          原田泰『日本国の原則』 ポップな表紙に対しての中身の濃さにまいった。 そば屋に行ったら、ラーメン二郎出されたみたいな気持ちだ。 それはともかく、 日本国の原則は〜〜? 自由だーー!(犬井ヒロシ風に) いったい何年前のネタやねんって話なんですが、要はそういうことのようです。 日本国の原則は、自由。 はい、これテストに出ますからね。覚えといてください。 まぁ、より正確にいうと、日本を繁栄させてきたのは、自由な文化であるということです。 経済を始め、教育、政治、クー

          日本isフリーダム