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ADHD

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#大人の発達障害

「ADHDあるある」の罠を超えて、輝く自分を取り戻す方法

「ADHDあるある」の罠を超えて、輝く自分を取り戻す方法

ADHD当事者やグレーゾーンの方々の間で、
ほとんど語られない残念な真実があります。

それは、SNS上で「ADHDあるある」を言い合い、一時的な安心感を得る一方でそのまま思考停止してしまうという、見えない罠の存在です。

特にXで多くのフォロワーを抱えるADHD関連の大手アカウントでは、こうした「あるある」が量産されています。

「私もそうなんだ」と共感の声が溢れる一方で、その共感が行動に繋がら

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【枠がないとできない、枠があるとはみ出る】ハイブリッドの苦悩 その2

【枠がないとできない、枠があるとはみ出る】ハイブリッドの苦悩 その2

苦悩その1では、ADHDとASD、
真逆の特性が牽制し合うことで
一見普通っぽくなってしまって
生きづらさがわかってもらえない。

という話をしました。

今回は、枠がないとできないのに
枠があるとはみ出てしまう件についてです。

見えるものには強いけど
目に見えないものに弱くて、
暗黙のルールや行間を感じ取るとか
読み取るのが難しいASD。

ルールがあるなら教えてほしいし、
なんなら書いといて

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2021-02-16【読書は楽しい】

2021-02-16【読書は楽しい】

ずっと読んでいた2冊

「みんなの双極症」・「自閉スペクトラム症の女の子が出会う世界」

「みんなの双極症」

私自身は双極症では無いのですが、他の症状のことも知りたいなと思い読み始めました。

双極症についての基礎知識から治療~就労・恋愛etcの困りごとについて、患者さんの困り事を、精神科医の視点からのアドバイスが具体的書かれていました。

精神科医の南中さくらさんご自身も双極症であり、詳しくか

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仕事ができないと言われたので私の失敗のしかたを振り返ってみる

仕事ができないと言われたので私の失敗のしかたを振り返ってみる

接客バイトを始めて4ヶ月経った頃、あまりにも仕事ができなすぎて上司から「今26歳だよね?ある程度社会経験を積んだはずなのになんでこんなに仕事できないの?」みたいなことを言われた。お客様とトラブルになったわけでも毎回遅刻しているわけでもないが自分でも「なんでそんなミスをするんだろう」というミスをしてしまう。

2021年の春、2年間の旅生活(住み込みバイトで各地を巡っていた)を終え、腰を据えようと地

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だんまり旦那発動

だんまり旦那発動

帰ってきて早々に窓の外を向いて稼働しているサーキュレーターを目にするや否や、しかめっ面でこちらを見てくる旦那。

「言いたいことがあるなら言えば?」

数日前から焼き鮭が食べたくてしょうがなく。スーパーで美味しそうな鮭を見つけて、ちゃんと2つ買って焼いてあげているのに。匂いがつかないようにと配慮して換気のために外に向けてサーキュレーターを回しているだけなのに、なぜその不満そうな顔を向けられなければ

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『発達障害と睡眠障害、睡眠薬の服用をはじめました。』

『発達障害と睡眠障害、睡眠薬の服用をはじめました。』

発達障害と睡眠障害発達障害を持つ人の3分の1から約半分の人が睡眠障害を持っていると言われている。

私もその中の一人で小学校からずっとこの睡眠障害は問題になっていた。

睡眠障害は日常生活を送るうえで大きな問題となっている。

学生の時はそれが原因で学校に通えず、学校をやめてしまったりもした。

私は今まで、なるべく薬に頼りたくないという思いがあって睡眠薬の服用を避けていた。

自分なりに、どうや

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違う二人が一緒にいるために

違う二人が一緒にいるために

一緒にいたいのに、違い過ぎていがみあってしまう。

例えば『キレイ好きな人』と『汚くても気にしない人』の組み合わせ。単純に考えると一緒に住むのは難しい組み合わせです。お互いが「部屋を汚さないで!」「いちいちうるさい!」となり、片方が不満をためやすいです。

キレイ好きな人:部屋を清潔に保つためなら、手間は惜しまない

汚くても気にしない人:掃除にエネルギーをかけたくない

ただ違うだけ。どちらかが

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定型と発達障害のある人との溝

定型と発達障害のある人との溝

ネットで愚痴とも相談とも区別がつかないような他人のおしゃべりを読んでいると、時々「このかた、多分発達に偏りがあるだろうな」と感じることがあります。

誤解されているご本人と他の人とのやりとりを読んでいくと、まあ誤解されています。気持ちのもっていきどころがなく、正直に書いていらっしゃるだけなのに結局他の人から言いたい放題に罵られ、ご本人は出てこなくなります。そういうのが本当に多いです。読んでいる私も

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不注意(ADHD)ってなんだろう〜「発達障害」と診断された人のための「発達障害」の説明書10〜

不注意(ADHD)ってなんだろう〜「発達障害」と診断された人のための「発達障害」の説明書10〜

一緒につくるマガジン【「発達障害」と診断された人のための「発達障害」の説明書】と題して、マガジンの連載をしている。

このマガジンは、『一緒に作るマガジン』という設定。

「受け身ではない、主体的な学びの機会を作りたい」
という思いからの『一緒に作るマガジン』。

マガジンの作成に読者が参加してもらうことで、きっと、受け身ではない、主体的な学びの機会が作れる。

もし何か質問が出たら、次回はその質

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マインドフルネス瞑想とヨガを受けるその②

マインドフルネス瞑想とヨガを受けるその②

ここでマインドフルネスについて、私がワークで学んだ中からの事を書きます。

私たちは、今この瞬間を生きているようでいて、実は過去や未来のことを考えて、

「心ここにあらず」

の状態が多くの時間を占めています。

特に、過去の失敗や未来の不安といったネガティブなことほど、考えを占める時間が長くなりがちです。

つまり、自分で不安やストレスを増幅させてしまっているのです。

こうした心ここにあらずの

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私の発達障害(ADHD)について

私の発達障害(ADHD)について

私は元々双極性障害と診断されてましたが、今の病院で検査を受けたら、発達障害(ADHD)の疑いありと診断されました。

で、発達障害(ADHD)がどんな障害なのか自分なりに調べてみました。

注意欠陥・多動性障害(ADHD)とは発達障害の一種の病気です。

私は、脳内の部分的な機能障害とも聞いています。

特徴的な症状として、

①年齢に見合わない

「不注意さ」

②好きなこと以外に対する集中力が

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ADHD編のはじまり〜「発達障害」と診断された人のための「発達障害」の説明書9〜

ADHD編のはじまり〜「発達障害」と診断された人のための「発達障害」の説明書9〜

一緒につくるマガジン【「発達障害」と診断された人のための「発達障害」の説明書】と題して、マガジンの連載をしている。

このマガジンは、『一緒に作るマガジン』という設定。

「受け身ではない、主体的な学びの機会を作りたい」
という思いからの『一緒に作るマガジン』。

マガジンの作成に読者が参加してもらうことで、きっと、受け身ではない、主体的な学びの機会が作れる。

もし何か質問が出たら、次回はその質

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自分が発達障害であることを忘れる〜「発達障害」と診断された人のための「発達障害」の説明書8〜

自分が発達障害であることを忘れる〜「発達障害」と診断された人のための「発達障害」の説明書8〜

一緒につくるマガジン【「発達障害」と診断された人のための発達障害の説明書】と題して、マガジンの連載をしている。

このマガジンは、『一緒に作るマガジン』という設定。

「受け身ではない、主体的な学びの機会を作りたい」
という思いからの『一緒に作るマガジン』。

マガジンの作成に読者が参加してもらうことで、きっと、受け身ではない、主体的な学びの機会が作れる。

もし何か質問が出たら、次回はその質問に

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ASDと診断された人の人生とともに〜「発達障害」と診断された人のための「発達障害」の説明書7〜

ASDと診断された人の人生とともに〜「発達障害」と診断された人のための「発達障害」の説明書7〜

一緒につくるマガジン【「発達障害」と診断された人のための発達障害の説明書】と題して、マガジンの連載をしている。

このマガジンは、『一緒に作るマガジン』という設定。

「受け身ではない、主体的な学びの機会を作りたい」
という思いからの『一緒に作るマガジン』。

マガジンの作成に読者が参加してもらうことで、きっと、受け身ではない、主体的な学びの機会が作れる。

もし何か質問が出たら、次回はその質問に

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