違う二人が一緒にいるために
一緒にいたいのに、違い過ぎていがみあってしまう。
例えば『キレイ好きな人』と『汚くても気にしない人』の組み合わせ。単純に考えると一緒に住むのは難しい組み合わせです。お互いが「部屋を汚さないで!」「いちいちうるさい!」となり、片方が不満をためやすいです。
キレイ好きな人:部屋を清潔に保つためなら、手間は惜しまない
汚くても気にしない人:掃除にエネルギーをかけたくない
ただ違うだけ。どちらかが悪いわけではない
一般的には汚くする方が問題視されますが、私はどちらも悪くないと思います。ただ二人の考えが違うだけ。だからお互いが意見のすり合わせをして、『まあいいか』というラインを保つことができればいい。ですが両極端な二人だとそれが難しい。毎日のことですから、努力してできることには限界があります。二人で決めたルールが守れず、いがみあうことが増えるとお互いに疲れてしまいます。(←こうなるのならルールが間違っていると私は思います)
夫婦・家族のカタチはいろいろでいい
こうした場合、『隣同士で住めば解決するのでは?』と私はよく考えます。
隣同士に住んで、それぞれの生活はそれぞれで。掃除の程度もそれぞれでいいし、好きな時に好きなことができます。一緒にいたい時はお互いの家におじゃまします。隣なので会いたい時はすぐに会えるし、食事も時間を合わせれば一緒にとれます。
別に完全な別居でなくても、シェアハウスのような方法でもいいです。個人の持ち物は自分の部屋で管理し、相手の部屋のことは口出ししない。その代わり共有部は絶対にルールを守る。食器や自分の服を出しっぱなしにするのはダメです。(このルールが守れないなら別居しかないです)
既存の考えに縛られる必要はありません。
どうすれば一緒にいられるかを考える
つまり『一緒にいる』ことを諦めるのではなく、『どうすれば一緒にいられるか』を考える、ということです。どのくらい距離をとればいがみあうことなく、良い部分だけ感じられるか。
人が複数集まれば、それだけ関係のもち方は色々です。適切な距離もいろいろ。
仲良くいるために、生活に距離をとることも選択肢の一つ。これは友人、恋人、夫婦、家族どの関係においてもいえることだと思うのです。
最近はリタイア後に別居する夫婦がちらほらいると聞きます。また二世帯同居だってあるんですから、それを夫婦の生活にスライドして考えたっていいと思いませんか。
みんなが納得して仲良く過ごせるならそれでいいと思うんですけども、私のこの考えはなかなか賛同してくれる人が少ない。。
別居婚の問題点
こうした考えを他人に話すと、『そんなの不経済だ』と大抵言われます。そう、お金はかかります。二軒の部屋か家が必要ですから。でも結局は、『お金を余分に払ってでも一緒にいたい相手かどうか』。そこに尽きます。
そしてこの生活、子どもが授かった時にはまた考えないといけないんですよね。。でもでも、子どもはずっと幼児でいる訳ではないし、数年間です。お金で解決できる部分は解決して、そこを乗り切れば何とかならないかなぁと思うのですが。