シーシキンいわく「全ての言葉は翻訳」で、原書もまた「存在しない言語からの翻訳」だから、日本語訳もその「存在しない言語」からの翻訳にしてくれというんです。 奈倉有里氏 「群像」での島田雅彦氏との対談で
文學界23年12月号読了。奈倉有里と逢坂冬馬の対談を読む。 実の姉弟であることに驚きつつ、ロシア情勢や大学で文学を学ぶことの意義を深く深く考えた。進路に悩む高校生は近日刊行される奈倉さんの「ロシア文学の教室」をまとめた本を読むと良いと思う。