形而上学やグノーシス主義、スピノザ哲学も好きですが、やはりニーチェ哲学が一番好きな理由は、ニーチェが肉体を重視しているからです。
スピノザ協会の会報誌というものがあります。『スピノザーナ』です。日本のスピノザ研究者の論文がまとめて読めるということで、スピノザを勉強するうえでもおすすめです。初めて知った時は、世の中にはいろんな協会があるもんだと驚いたものです。私も今、一般会員として参加させてもらっています。
スピノザの三種の認識のうち、消極的なものとして捉えられがちな「表象知」。次回はこれについて記事を書いてみる。参照はこの「表象知」に能動的な意義を与えた論考『堕天使の倫理: スピノザとサド』に収められた「言語・経験・表象知」。スピノザにおいては言葉もまた表象知であるが・・はたして?