【べき】 「○○するべき」のような『べき論』をなるべく使わないようにしている。 この言葉の後に「なのに」がついてしまう事があるからだ。 これまた不思議で「べし」ならば「なのに」をつけにくい。 日常だと「ラーメンにニンニクを入れるべし」位でしか見たことが無い気もするが。
平行線は交わらない。べき論のぶつけ合いで何かが良くなることなんてない。
「〜するべき。」はこう読むべきだ。「〜するべきだ、本来ならば。しかし、できない理由がそれ以上に無数にある。」 しかし、そうできない理由がそれ以上に無数にある。 したがって、「〜するべき。」は不可能語にするべきだ。とはいえ、できない理由が無数にある。
“感謝すると良い事が起こる 成功者はみんなやっている〟 ・・だから感謝すべき ・・だから感謝しろ という“べき論〟には 微妙にイラっとする。 本人が決める事なのに 他人から強要されることではない。 確かに“感謝〟は 良い心がけだと思うが それが負債になるのは元も子もない。