お題

#編集の仕事

「この仕事がおもしろい!」と感じたエピソードや、他の職種の人にも教えたい、仕事の魅力や面白さを教えてください。

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#なんのはなしですか 電子書籍化プロジェクト 第2回打ち合わせの様子をお届けします

先日、第2回プロジェクト打ち合わせがありましたので、お知らせします。 前回のド緊張からはかなり肩の力を抜いて、この日はリラックスして過ごすことが出来ました。リュックにパソコンやノート、ファイルを詰め込んでビジネスモードです。 実はこの日までまだ、誰も応募作を読んでいないのです。というのも、集中して作業するため締切までは基本的に私1人で管理させていただいていました。 今回が初お披露目となります。 「全部で何人になった?」「けっこうやばいやつきたんじゃない?」なんて言いな

編集者がカフェで仕事する時の「バッグの中身」を唐突にさらす

\じゃーん/ 「編集者のカバンの中身」、唐突にさらしてみるぜ!!!!!!! 私、職業が編集者でさ。基本的には在宅でお仕事してるんだけど、週に一度必ず と、カフェまで行ってのんびり仕事を楽しむようにしてるのよ。 カフェでは自分で原稿書いたり、ライターから納品されてきた原稿チェックしたり、漫画の連載も担当してるからクリスタの原稿に赤入れしたりと色々やることが多いのよね。だからちょっと荷物が多くなりがち(笑)。 ▼普段はミニバッグでお出かけするけど ▼カフェで仕事すると

『すごいアイデア』ができるまで

発想をロジカルに語る人編集者には、テーマ主導のタイプと著者主導のタイプに分かれるが、僕は明らかに後者である。面白い人に出会うとそのことを誰かに言いたくなる。「こんな人がいてさー」と。その延長で「こんな面白い人がいるんですよ!」と多くの人に言いたいがために本を作っているようなものだ。出版社を辞めて独立後も書籍を作っているのは、「この人、面白い!」という人に出会うからである。 本書『すごいアイデア』の著者、今井裕平さんとの出会いもそれであった。祥伝社の編集者である栗原和子さんが

noteでエッセイを書いて書籍化する方法

noteでエッセイを書いて書籍化したいぞ~!! って人はすっっっっっっっっごく多い。だから と、頑張ってる人いっぱいいるよね。 そして当然、「エッセイで書籍化を目指すぞ!」って人はもちろんこれにも応募をしていると思う。 そう、日本最大級のコンテスト「創作大賞」だ。 創作大賞で受賞すると書籍化される可能性がある。毎年何人かの受賞者の中から、書籍化に至った人がいるよね。 ところが、創作大賞に挑んでいるとこういう問題が出てくる。 こんな悩みを抱えているんじゃないかな。

¥12,980

出版社から本を出せるのはどんな人?

どういう人だと出版社から本を出せて、どういう人だと難しいのか。 実際のところは、その出版社の判断基準やそのときの状況(ちょうど企画がなくて困っているなど)によるので、野良編集者の私が「あなたなら必ず出せます」「現時点だと難しいです」と断言することはできません。 あくまで書籍編集者として出版社で働いていた経験を持つ一個人の考えではありますが、興味がある方が多そうなテーマなので、改めてまとめてみようと思います。 その人のコンテンツにお金を出す人がどれくらいいるか?出版社から

2025年は「パーソナル編集者」としてもやっていきます!

この1月から、元noteディレクターのみずのけいすけさんが展開するサービス「パーソナル編集者」の一員としてデビューさせていただきます! そうです。書くことに「寄り添う側」です。光栄です。 ◆ パーソナル編集者とは パーソナル編集者は、noteをはじめとしたSNSでの情報発信に寄り添い、サポートするサブスクリプション形式のサービス。大人気で、募集を開始するとすぐに枠が埋まってしまいます。 12月までに、パーソナル編集者として活動されてきた方は10名。さまざまなプロフェッ

ちょっとだけユニークな企画の通し方

どんな仕事でも、企画を通すことってなかなかむずかしいことですよね。 書籍の企画も同じです。 たくさんの企画を考え、そのうちほんの少しだけ企画が通ります。 今回は、企画を通すときのユニークな方法を紹介しましょう。 ●自分自身でボツにする企画実用書の編集者は企画を考えることが、とても重要な仕事です。 プライベートの時間でも考えていることを含めると、他のすべての仕事時間の半分くらいは、企画を考える時間に使っているかもしれません。 出版社や人によって異なりますが、1人当たり

エッセイ講座~上級10期・中級9期~

今日はエッセイ講座の日。 上級10期・中級9期の初回添削の日だ。 元日の値上げ以降初めての講座だったから、申込ゼロでした…という泣き言を書く覚悟もできていたが、フタを開けてみるとなんと上級・中級あわせて6名9作品の申込が。 過去最多かもしれない賑わいぶりに、かなり忙し…いえ、嬉しくなる。 🔶各級概況🔷上級 申込から1週間以内に1000字原稿を書き上げるというハードコース。 中級を修了しないと受講できないとあって、noteの先に出版やコンテストを見据えるようなツワモノ揃い

【月報】2025.1|インフルと仕事と餃子とねぎ焼き

こんにちは! フリーライターの徳山チカ(@tokutenna)です。写真は、京都にある大好きな餃子屋さんで誕生日を祝ってもらい、ご満悦の私(ほろ酔い)です。34歳になりました。 もう2月に突入してかなり経ちましたが、2025年初の月報です。 1月のニュース▼marble5期相談会メンターしました 書く+αを学べるオンラインスクール「Marbleスクール」5期がスタート!私は3期の卒業生です。 スクールキックオフに先立ち、個別相談会のメンターをさせていただきました。スク

【月報】2025年1月|今年がんばりたいあれこれ

実は12月の月報をサボりました、えるもです。だって年末年始ってダラダラしたいじゃないですか? そんなこんな言っていたら、あっという間に1月!しかも上旬が終わってしまう!ギリギリセーフ?そんな1月の月報です。 1月のハイライト(12月の話もちょこっと)音声配信、がんばり中!酒小町のりんさんとのチーム化ラジオ&みずのさんのラジオパーソナリティに! ゆるゆると続けて5回目となったチーム化ラジオ。酒小町のりんさんにコミュニティ×チームのお話を聞きました! また、1月からみずの

千差万別の生前弔辞集『お悔やみ申し上げません』|文学フリマに魅せられて(第6回)田中理那さん

──今回上梓された『お悔やみ申し上げません』は、一見センシティブなテーマに見えますが、書き手それぞれの編集者・北尾修一さんへの思いが伝わってきて、読んでいて胸が熱くなりました。この「生前弔辞集」という企画はどのようにして生まれたのでしょうか。 田中:実は、今回で「百万年書房」として文学フリマ東京に出店するのは最後にしようと話していて。そこで北尾さんから「最後になんか企画考えてよ」と言われたんです。その瞬間に北尾さんの弔辞集をつくりたいなと思ったんですが、その場で言うと怒られ

エッセイ講座~上級10期・中級9期~

今日はエッセイ講座の日。 上級10期・中級9期の開講だ。 年始より各種サービスを値上げしたため、今回より受講料が上がる。 なにとぞご了承願いたい。 🔶各級概況🔷上級 お待ちかねの10期、いよいよ本日開講! 🔸概要 テーマかつ執筆条件が決められた1000字エッセイをひと月で完成させる。 添削レベルも中級以下と違って容赦ないのでそのつもりで。 瞬発力を養いたい方はぜひ! 🔸スケジュール さて、気になるテーマ・執筆条件はこちら! 🔸テーマ・執筆条件 この条件を備え

国会図書館に納本した本のその後を調べたら、職員さんからお礼を言われた話

こんにちは。こんちゃんです。 以前、国会図書館に納本した際のレポートをお届けしました。 今回は納本された本が、国会図書館内でどのように閲覧されるのかについて実際に国会図書館に行って調べてきました。 納本された本のその後まず、納本された本はNDL(国立国会図書館リサーチ)というデータベースに登録が行われます。 NDLは、国会図書館での閲覧の予約、複写(コピー)の申し込みなどができ、国会図書館以外の全国の図書館の所蔵状況も調べる事ができるデータベースです。 国会図書館で

編集部のこれからについて。そして、メンバーを募集します!

編集部が活動を始めてから、4年半が経ちました。 22本の記事を公開し、シリーズ企画の「BLOOOM! 知らナイト!」を含め、6回のイベントを開催。オフラインのトーク+食事イベントとして定着してきました。 その裏で、23年秋にnoteメンバーシップ「BLOOOM!おしくらまんじゅう」が開設され、新しい展開にむけて準備フェーズに入りました。活動継続のためにマンスリー会員さまを募集し、ボランタリで行っていたメディア活動に資金が集まる仕組みが作られてきています。 (とはいえ、運営

小骨を抜いて【ひとり編集後記】20250210号

2月8日、9日の2日間、ライターの佐藤友美さんことさとゆみさんが主宰するライティング道場に参加しました。 参加した理由は、ライティング技術の向上でしたが、テクニックの話よりもライターとして生きること、あるいはもっとシンプルにものを書くときに大切にしたいことがグサグサと刺さりました。 一般読者であれ、社内や取引先の人であれ、家族や友人であれ、つくった文章を読んでもらうことは、相手の時間を奪うこと。 そんな風に考えたことがなかったのだけど、言われてみればその通り。 だからこ

エッセイ講座~上級9期・中級8期・初級6期~

今日はエッセイ講座の日だ。 🔶各級概況🔷上級 前回開講した9期は、今日が一発添削の日。 2名の方にお申込いただいた。 🔸スケジュール 🔸テーマ・執筆条件 🔷中級 現在開講している8期は4名が受講中。 今日が最終添削で、新たな修正がなければあとは投稿して修了だ。 🔸スケジュール 🔷初級 中級コースへのデビュー前に練習を積む初級コースは、前回6期が開講。 2名の方にお申込いただいた。 🔸スケジュール 🔸テーマ 2名の受講生が選んだのは、次の2つだ。 ・バレ

「会社員をしながら自分の仕事をつくる」を提案する1冊をつくっています

現在、電子書籍レーベル「かくたすBOOKS」で出版予定の本を鋭意制作中です。 第一弾は、英検1級につなげるパーソナルコーチングスクールと、複業・起業を支援するGrounded Business Academyを主宰している森心さん(通称:ココさん)の本になる予定。 ココさんは、世界中に支社を持つ大手企業に新卒で入社し、持ち前の英語力を生かしながら会社員として働いていました。 会社でのキャリアアップにとても前向きで、「髪を振り乱して」働いていたとのこと。 しかし、お子さ

「それ、”本気”で言ってんの?AIが言ってんの?」

知り合いとやり取りをしていて、「ん??」と思ったことがある。「ああこれ、AIでかいたのかな?」と。 内容というよりは、箇条書きが駆使されていたり、やけに網羅的だったり、そう思えば思うほど「AIかもな」という気持ちが自分の中で確信に変わっていく。 でも面と向かって「この文章ってAIですか?」と聞くほどでもない。AIであろうがなかろうが、その人の意見と同じであることは変わらないのだから――と考え変えてふと、自分の思っているもやもやにたどり着いた。「でもこれって本当に、この人の

「いい本づくり」ってなんだろう。書籍の「企画」と「タイトル」ができるまで

こんにちは、実用書の編集をしている高橋ピクトと申します。 今日は、担当した新刊にまつわるお話です。 本のことはもちろんですが、その製作過程もご紹介したくて記事を書きます。   今、「よい本づくりって、何だろう」と考えながらつくった本の話です。 正解がない話ではあるのですが、本を出版するだけでは本が売れなくなった時代に、これはとても大事なことです。変わりゆく出版市場において、何を考え、どう行動したのか、もしよろしければお読みください。   まず、ご紹介させてください。こちらの本

あなたの人生にタイトル(書名)をつけるとしたら?

今回は、一見そうは見えないのに「これ、本を書く人のために書かれているのでは!?」と思えるような、本づくりにドンピシャな一冊を読んだので、ご紹介します。 (ここでいう「本」とは、過去の自分と同じ壁にぶつかっている人に自分の経験を踏まえたヒントを届ける本のこと) それは、コピーライターである梅田悟司さんの『きみの人生に作戦名を。』(日本経済新聞出版)。 読んでみたら、「作戦名」を「書名」に変えてもいいくらい、作戦名を考えるプロセスが本の書名を考えるプロセスと似ていたんです。

「『わかりやすい』は、全ビジネスパーソン必須のスキルである。

福岡で開催しているコルクラボギルド「編集の学校」で講師を担当することになり、あす21日に展開する資料が出来上がった。今回は講座資料を作ったときに、資料に入れなかったアウトプットをここに全部吐き出します。 講義のテーマは「『わかりやすい』は、全ビジネスパーソン必須のスキルである」。元テレビマン・放送作家だったときに、私をはじめとして番組作りに関わるスタッフがゴールとして最上位に設定している「視聴者にきちんと伝わっているか」。 番組作りは、テレビの向こうにいる視聴者がターゲッ

¥500

エディターコース「書く人あれば読む人あり」~ペーパーバック版の制作~

僕がこのnoteで編集に携わった本が11冊となった。 繰り返しお伝えしているように、にぐまっちさんの『転機の旅』がその11冊めにあたる。 11冊を総称して、僭越ながら〈へんいち文庫〉と呼ばせていただいている。 本書は、kindle版(電子版)とペーパーバック版(紙版)の同時刊行だ。 * kindle版は読者がスマホで読むのか、タブレットで読むのか、PCで読むのか、はたまた専用端末で読むのかがさまざまで、文字の大きさやフォントの種類は読者が自由に選べるようになっている。

インターネットの夜明け直前、一度だけコンピュータの雑誌を作った話。

21世紀に入って、来年で早くも四半世紀。 そんなことに気づき、驚いた話は前回の投稿の通り。ところであの後、本棚の整理をしていたら、こんな雑誌が出てきました。 この雑誌を作ったのは1993年。辛うじて、まだ20世紀のことでした。 記録的な冷夏と言われた1993年の夏。僕は買ったばかりで使い方もよくわからない、マッキントッシュというコンピュータの取材で、一ヶ月近くアメリカにいました。 行った先は、ボストン、サンフランシスコ、ベイエリア界隈、ロサンゼルスなどなど。そして現地で受

第2回 「初校ゲラ」完成までの道のり:デザイナーとの連携がカギ

前回の記事はこちらからどうぞ🔻 こんにちは。 食べもの通信社で単行本の編集&Xの中の人をしている者です。 いま関わっている本が7冊あるほか、SNS(X、インスタのストーリー)の更新や既刊本の販促もあって、毎日てんてこ舞いです。とはいえ、久しぶりに編集作業に没頭できる喜びも感じています。 先日から、そのうちの1冊についてnoteで制作裏話を書き始めました。今回は第2回として、初校ゲラが到着したときのお話です。 *後日に第0回として『企画~原稿作成』も書く予定。 あれ、もう

「動画に苦手意識がある編集者」に見てほしいnote。2025年が“分かれ道”である理由

こんにちは、編集者の山本です。僕は編集者としての知見を活かし、メディアやYouTubeクリエイターの動画活動の支援をしています。 さて、今回は編集者やライターのようなテキストメディアで働く人にとって「2025年が分かれ道になる」という話を書いてみました。 (最後に僕が春から始めるコーチングサービスの案内もありますので、ご興味ある方は最後までご覧くださいませ) 10年前のビルゲイツと、今年のサムアルトマンが同じことを言っている件マイクロソフト創業者のビル・ゲイツが今から1

編集の仕事はジグソーパズルの外枠をつくって内側をうめていく作業に似ている

私がメルマガやnoteを書く動機のひとつに、 「編集という、わかりにくいけれどエキサイティングでおもしろい仕事を多くの人に知ってほしい。そして、できれば体験してほしい」 という思いがあります。 とはいえ、実際に体験したことがない方にとって、編集っていったい何をしているのか、編集者の頭の中でどういうことが繰り広げられているのか、よくわからないですよね。 今回は、編集作業をあくまで一側面から見た場合のお話ではありますが、ジグソーパズルにたとえつつお伝えできたらと思います。

510.初めての売り込みでボロクソ言われたけれど、直接、編集者に会いたい。会って話したい。【出版論⑩】

出版社さんとの付き合い方⑧   それに、読者は確かに、「有名・無名」によって左右されているが、一番大切なのは、その本を「読みたい」「読んでみたい」と思わせるかどうか?が重要点に思える。   つまり、 「売れるか?」 「売れないか?」 「売るためにはどうするのか?」が大切な部分。 もちろん、売ることは、当たり前のこと。   特に、ビジネス等の本が少ない出版社を数十社調べ続けた。 そして、この3冊を売り込む準備をはじめた...。   👆前号まで   どんな出版社にも必ず「売り込み

【Kindle】2/21に6冊目の新刊が発売されます!

※こちらの記事はnoteさんから お祝いをいただきました。 ありがとうございます! 今日はお知らせです。 タイトルの通り 2/21に6冊目の新刊が発売されます! 今回のテーマは 「読まれるKindle本」 Kindle本にご興味のある方、 「いつか執筆してみたい…」と思う方には 特におすすめの1冊です。 今までKindle本を本書を含めて 6冊の出版経験があるだけではなく、 30冊以上のKindle本の校正にも 関わってきました。 その校正経験も生かして 作られた

エッセイ講座~上級9期・中級8期・初級6期~

今日はエッセイ講座の日。 🔶各級概況🔷上級 お待ちかねの9期、いよいよ本日開講! 🔸概要 何度かお知らせしたように、元日から諸サービスの価格を改定するため、550円で上級を受講できるのは今回が最後。 次回より1,100円(大晦日までに初級、中級含め一度でもサービスをご利用いただいた方は2025年に限り880円)となる。 テーマかつ執筆条件が決められた1000字エッセイをひと月で完成させる。 瞬発力を養いたい方はぜひ! 🔸スケジュール さて、気になるテーマ・執筆条

🚄さあ、上京だ。~漫画提出&営業~

いよいよ初の持ち込み、Xデーがそう遠くない日まで近づいてきました。 私、東京の出版社に持ち込むのって人生初経験初挑戦なんですよ。 〔日程〕 IN東京①➡ ㈱小学館様 持ち込みしてのそのまま『漫画大賞春の陣』にエントリーする。 日付は3/25(月)~29(金) IN東京②➡㈱講談社様・㈱秋田書店様・㈱KADOKAWA様 ㈱スクウェア・エニックス様・㈱双葉社様の ※日程調整で出来るだけ多く行う。 IN大阪➡ ㈱集英社様・・・・3/30(土)新大阪にて出張制度を利用させて頂く。そ

ノーミスに近づくためのヒント「校正・校閲11の現場 こんなふうに読んでいる」

転職して一年が過ぎた。カタログ制作の進行管理(アシスタント)と聞いて派遣されたが、業務の7~8割は校正ぽいことをしている。「ぽい」とつけたのは、自分がやっていることが校正と言えるのか自信がないからだ。 20年近く編集現場を渡り歩いてきて、どこも小さな会社ながらいろんな媒体をやらせてもらった。でも転職活動のたびに「歳のわりには(雑務ばかりで)経験値がない」と書類も面接もなかなか通らなかったことが、心に陰をこびりつかせている。 今の職場にきて10日目くらいに社内のデザイナーさ

【Kindle】6冊目のテーマ決め

2/21(金)に6冊目のKindle本 『もっと読まれるKindle本にするための20の工夫』 が発売されました!! 発売を記念して、 2/22(土)まで限定で99円セールを行います。  (これ以降のセールは行わない予定です。) また、Kindle Unlimitedの方は無料で読めますので、 どうぞよろしくお願いいたします。 この本は、  「今まで30冊以上Kindle本を 校正させていただいた結果、  もっとこうすれば読まれる本になる!」 というエッセンスを凝縮

¥680

生きるように生きる、努力をする。

どんな生き方・働き方をしたいか?) 生きるように生きて、企画・編集で生きる。 その努力をします。 直近の目標) ①淡々と作業をする自分も愛せるようにすること ②安心できる貯金額まで貯めること ③全て0-1でやるのではなく、素直に引き継ぐことを大切にすること。その謙虚さをもつこと。 ・・・・・・・・・・・ 書くことも少し恥ずかしいが 私はありがたいことに、大学受験をした18歳から就活を経て26歳に至るまで 「没頭すること」にフォーカスをして生きてきた、と感じる。 就職活動

「こんな画集の表紙、見たことない!」著者の個性に寄り添った装丁デザインはどのようにできるのか?編集&デザイナー特別インタビュー!

「表紙が3枚……!?」 最初に今回の画集の装丁を言葉だけで聞いたとき、完成形が全く想像出来なかった。   “本の表紙は1枚”という私の固定観念をきれいに壊してくれた、イラストレーター・ともわかさんの作品集『24/7 TOMOWAKA ともわか作品集』。 その驚きの装丁がコチラ。 異なるイラストを載せた紙を表紙・裏表紙に3枚ずつ重ね、その上からクリアカバーを巻き1冊の本に仕上げている。さらに本を開くと、ページの間と終わりに別の本がひょっこりと挟まっている。   いったいどうや

ことばの遠足のしおり

2/25-27に、徳島県神山町で「ことばの遠足」をひらきます。 あらためて「ことばの遠足」ってなに?ということを、時間の許すかぎり、綴ってみたいと思います。 ーーー 今朝、離島の内見を申し込みさせていただいた。きっかけは、きのうのパフェにある。 パフェを食べながら、4月以降の話をする。自治体の仕事をさせていただくことも多く、年度末の3月が、ほんとうの年末になる。「アイスクリーム屋さんしたいんだよね」「やっちゃえばいいじゃん」ということばが、隣から聞こえてきた。 20

ブレ軸ライティング論Vol.7 ~視点のスイッチにより文章に奥行きをもたせる~

こんにちは、やらぽんです! 今回は「ブレずに自分軸で生きるためのライティング論」、略して「やらぽん式ブレ軸ライティング論」第7回目の投稿です。 前回は「主張に深みを持たせる3つの型(同格・対比・因果)」についてお話ししましたが、今回は少し視点を変えて、「視点のスイッチング」で文章に奥行きを持たせるテクニックについてお伝えします。 前回の記事がこちら! では、早速ですが本題に入りますね。 「視点のスイッチング」とは、簡単に言えば、書き手(自分)視点と読み手(相手)視点を

12年前と今年を振り返る「編集者の棚卸し」

今年も、あと数週間。早いものです。 私は、年末には必ず「仕事の棚卸し」をするようにしています。 こんにちは、高橋ピクトです。書籍の編集をしています。 1年どんな仕事をして、どういう成果があったのか。 「良かった点」「課題」「目標」を上げ、次の1年の自分の方向性を決めます。 他人の振り返りなんて見ても面白くないかもしれません。 でも、12年前から振り返ることでちょっとした気づきがありました。ひょっとすると編集者のキャリア(あくまで一例ですが)もわかるかもしれません。よ

個人的な体験を掘っていくと見えてくるもの

年末年始を日本で過ごし、常夏の国へ戻ってきました。 2025年、どのように仕事と向き合っていくか、年末年始に考えを深めて目標を立てた方もいらっしゃるかもしれませんね。 私は夫の実家へ帰省中、ぽっかり時間があいたときにこちらの本を読んで、仕事について考えを深めることができました。 デザインやものづくりに携わる人たちへのインタビューを通じて、「自分の仕事とは何か」「いい仕事とは何か」を考えた、「働き方をめぐる探索の、小さな報告書(まえがきより)」。 インタビューが行われた

生成AI動画より動画編集ソフトのAI機能を駆使するスキルが今後は有望になる?

こんにちは、やらぽんです。 今日でAdoveの割引キャンペーンが終わるので、Adobe Premiere Proという動画編集ソフトの機能を確認してみました。 そんなに長い時間試してみたわけじゃ無く、どんなもんなのかを、専用サイトからデータ収集したといったほうが適切なお試し、でした。 興味のある人は、こちらの公式サイトで確認してくださいね。 たまたま、今日になってサイトを覗き、割引キャンペーンのことを知ったんだけど、Black Fridayセールの最終日が、今日だったの

見えない世界

フォロワーさんの記事の感想。 179.  おかのきんや さん。 この note をお勧めする人(私見) ① 星の王子さまが すき。 ② スピリチュアルな 話もすき。 ③ 商業出版して 作家を 目指したい。 編集の仕事を されている方の note。 見えない何かは 感覚的には ある気がするな。 わかる、フォロー数が 多い人 素敵だよね。 作家をキーワードに 名言を 探してみたよ。 「神の 与えたまう試練には、     それなりの 深い 意味がある。 」      by

なぜ働いていなくても本が読めなかったのか

本を読まなかった編集者が見つけたかすかな希望 遅ればせながら、今年発売されて話題になった三宅香帆さんの『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)を読みました。1978年生まれ(中村俊輔世代)の就職氷河期世代(※就職は氷河期で、社会に出たら「自己責任」で、社会保険料は上がり続け、今度は老後の資金は自分で何とかしろ世代。はい愚痴です)の自分にはぐさぐさ刺さる部分が多かったです。 読書論かと思いきや、働き方を問う本でした。 なぜ日本が長時間労働の国になってしまった

エディターコース★エッセイ講座~中級8期~

今日はエッセイ講座の日。 🔶各級概況🔷上級(8期) 上級は次回12/1に9期が開講予定。 🔷中級 現在、8期開講中。 🔸スケジュール 🔸テーマ 今回、4名が手を挙げてくださった。 みなさん、どのテーマを選ばれたのだろう。 🔷初級 本来、5期が今月末までだったが、受講生が優秀で飛び級のように修了を決めてしまったので、現在閉講中。 次の6期は1月開講となるはずだったが、予定を早めて12月開講で準備中。 * ではここから公開添削の始まり始まりー。 🔶公開添削

アンケートに協力してください!

 5月11日に東京で開催されるイベント「文学フリマ東京40」に参加して、ZINE(同人誌)を発行することにしました。  テーマは「シェア型書店」。今私が一番関心を持っている、シェア型書店についての本を製作しようと思います。  どんな内容にしたいか考えた結果、「アンケート」が必要になりました。シェア型書店を利用している人、全然シェア型書店を知らないという人。様々な人たちの「声」を踏まえて考察したい事が沢山あったからです。  そこで、アンケートのページを作りました。大変恐縮で

「紙に書くよる」もう1つの告知文 

2/18(火) 清澄白河のリトルトーキョーさんでBARに立たせてもらうことになった。 テーマは「紙に書くよる」。 引き算できた文章が、きれいで気恥ずかしくなってしまった。 BARに立つのは、今回で7回目。 実は「紙に書く」というテーマ自体は、初回に編んだものと同じである。 ただし第一回では「書く瞑想をしよう」という、左脳ですぐに理解できるタイトルをつけたことに対して、今回は「紙に書くよる」という柔らかいタイトルを編んだ。「紙に書くよる」という方が「柔らかく・受け手のから

【Zatsu】2位とは

本日は、世の中に一石を投じたい、いま誰かが動かなければこの国は本当にダメになってしまうという危機感に駆られ、ペンを執った次第です。ゆえに、乱文ご容赦願いたい。 さて、みなさんは「2位」についてどのようにお考えでしょうか。 先日の高市v.s.石破の話ではありません。 ましてや、懐かしいスパコン事業仕分けの話でもありません。 ずいぶん前からネット記事でよく見かけるでしょ。『みんなが住みたい街ランキングに異変! 2位はどこどこ、1位は?』みたいなタイトル。 アタクシ、これが

12月にやりたいことあれこれ。

こんにちは、なつめです。 今年のカレンダーも残り1枚となりました。 壁にかけてあるペラペラになったカレンダーに予定を書き出しては、月日の流れの早さに思いを馳せています。 年末だからと気負うことなく。 だけど、良い一年の締めくくりになるように。 いつもどおり毎日を悔いのないよう過ごしていきたいです。 それでは、今月のやりたいことリストアップです。 ◼️やりたいこと ・2024年を振り返る noteの記事として、いろいろなふりかえりをする予定。 今年読んだ本のなかから

【12月ふりかえり】自分の心と体を大切に。

こんにちは、なつめです。 新しい年が迫ってきましたね。 本日のnoteで、わたしは2024年最後の投稿となります。 2024年ラストのnoteは、毎月恒例の月末ふりかえりで締めていきます。 今月はとにかく体調を崩さないように意識していました。 無理をせず、少しでも違和感を覚えたら休む。 体は温める。 食生活では野菜やフルーツを積極的に食べるように。 そのおかげか、元気よく過ごせる日が多かったです。 やりたいこと、やらなければいけないこと、初挑戦のこと、緊張したこと。

数百万の借金に訴訟トラブル、副業の失敗が最強の"独立準備"になった。フリーランス初月から8年間、安定収入が続いている理由

ちょっと遅くなっちゃったけれど、あけましておめでとうございます!私事ですが、今月でフリーランスになって丸8年。来月には9年目に突入します。 キャリアの棚卸しも兼ねて、改めて自己紹介記事でも書くか〜と年末年始に振り返ってみました。 そこでふと思ったのは、「8年間収入で困ったことは一度もないな」ということ。(ただ、爆買いが趣味なので支払いには常に追われている。永遠に貯金ができないのが悩み) 私の場合、フリーランスを続けるかどうかの判断基準として、「リクルートにそのまま所属し

とうとう出版社を退職しました③

はじめてnoteを使ってみて思ったのだけど、このコミュニティには編集者とかライターという人たちが思いの外多いのだね。そして、さすが運営会社のトップが元編集者のせいか、めちゃくちゃ使いやすくて驚いた。書きやすい。ずーっと書いてられる。気がつくと深夜とかになってる(危険)。なのでどんどんテーマからそれて長文になっていく傾向があるので注意していきます。はい。 出版海への航海は凪から大嵐へ というわけで、4人で出版という海へ航海に出たわが会社(ほんとに船みたいな名前だったからお店

どんな時代になっても変わらない「良い発信をする7つの方法」

ハックではない方法。 こんにちは、編集者の山本です。僕は編集者としての知見を活かし、メディアやYouTubeクリエイターの発信の支援をしています。 今回はそんな発信支援をするなかで、「良い発信をする・良いコンテンツを作る」ための思考法についてまとめてみたいと思います。 世の中のノウハウというと「サムネのクリック率爆上げ」「スワイプされないTikTok動画の作り方」のようなSNSをハックする情報に偏りがちですが、大事な基礎の話は意外と知る機会がないなと思っていました。