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「紙に書くよる」もう1つの告知文 

2/18(火)
清澄白河のリトルトーキョーさんでBARに立たせてもらうことになった。
テーマは「紙に書くよる」。

引き算できた文章が、きれいで気恥ずかしくなってしまった。


BARに立つのは、今回で7回目。
実は「紙に書く」というテーマ自体は、初回に編んだものと同じである。

ただし第一回では「書く瞑想をしよう」という、左脳ですぐに理解できるタイトルをつけたことに対して、今回は「紙に書くよる」という柔らかいタイトルを編んだ。「紙に書くよる」という方が「柔らかく・受け手のからだも自然と和らぐタイトル」で仕事百貨さんっぽいと感じる。何より、店主である私も、居心地良くあのカウンターに立てる気がして嬉しい。

振り返ると、BAR「あの人」を募集する求人記事にて、この会社の代表ケンタさんが「『あの人』は5回くらいやると、感覚が掴めてくるのでは」的なことを書いていた気がするが(ざっくりで恐縮です)。確かに、6回目くらいから「型」を掴みはじめてきた気がする。もちろんまだまだやってみたいことばかりだけれど、着実に成長しているというか、肌で自然と型を掴んできたという変化を感じるね。

だからこそ、BARの一番顔になるタイトルについてはもちろん。
告知〜営業という一連の流れにも「慣れてきた」から、今回は特にインスタの告知文は自然と「素人っぽさ」を少し引いて、書けたと思っている。客観的に、引き算ができたのだ。

それは、決して「自分らしさを抑えた」という訳ではない。きちんと言葉にすると「BARあの人に立つ上で、私一倉莉奈が編みたい空間で、私もお客さんにも良い時間を過ごしてもらうためという、目的に沿った告知文」に編集したのだと思う。

7回目にして、かなり自然に「引き算」できたのは、何度か立つ中で「成功体験的な型」が見つかってきたから。それ自体はとても喜ばしく、ありがたいことことである。ただし結果として、告知文からは自分の「どろどろとした部分」「本当は思っている不安感」を、グッと削ぎ落とすことになった。リトルトーキョーさんのインスタグラム発信の告知文としては、それが「いい」と判断したのだけれど。自分のインスタグラムで告知をする時に、同じ文章を引用しようとすると、若干内容がきれいすぎる気がした。少し気恥ずかしくなってしまったのだ。

私のことを知らない人には、引き算した文章を届けたいのだけれど、
私のことを直接知っている人に対しては

(いや、私本当はもっと!!!毎日不安でして!
「どうにかなるし、する」とは思っているものの、日々不安なんです!
仕事も東京の住処もちゃんと決まっていないし。しかもそういう、0から構築しようという状況にまだ慣れてなくて。友人とか知人の皆様には、不安なことも含めて共有したいです!)

という。
小声では話すけれど、自分の中でうわぁとなる感情が溢れているのだ。そのため、私が所有するnoteやインスタグラムからは、本当に自分そのまんまの告知文を、残してみようと(書いてみよう)と思う。
(ある種、そういう実験です)

告知文 Ver 2  (太字は編集部分です)

BARあのひと
2/18
19:00-22:30
[紙に書くよる]

こんにちは。一倉莉奈です。
「紙に書く、よる」というBARを開いてみます🥃

私は、今月から神奈川県真鶴町と東京都でゆるゆると2拠点生活を始めました。 本当にゆるゆるとです。
毎日家を「いってきます」と出る度に、海が見える生活。まだ26歳なのに、「海の見えるまちで暮らしたい」という願いが、叶い始めていることに驚きます。



海の見えるまちに住みたい」とリアルに思ったのは、今年の9月。たった5-6ヶ月ほど前。友人が住む岡山県玉野市に3泊も居候させてもらったことがきっかけでした。ただその時は「部屋から海が見える暮らし羨ましいなぁ、いつか叶えたいなぁ」くらいだったので、実際に叶うのはもう少し遠い日と思っていました。だからこそ、いま真鶴町に住み始めるご縁があったことはかなり驚いているし、本当に本当に宝物をもらったような感覚です。正直、まず暮らし始めないと「本当に生活と仕事のバランスをとっていけるか?」は分からなくって。けれど、この先はどんな形であっても、真鶴のこと・真鶴町で出会えた方々のことを、大切にしようと思っています。

まぁ実際、まだ仕事も決まっていないし(来週に1社、最終面談)。でも、1社決まったところでまだ生計は立てられない。東京の家は、0.5くらいの当てから、探し始める。つまり、まだほぼ何も決まっていない。(不安もとても多いけれど、)こんなに幸せでいいのかしら?とさえ感じる最近です。
(幸せでいいのかしら?と感じつつ、それ以上に不安ですけど、確かに幸せだとは思っています。)

ただ振り返えってみた時に、私は2年ほど前から半年に1度。
私とってご褒美かつ、投資と捉えて
1人で1泊2日の「感覚に任せてふらふらし、紙に書き出す旅」をしていたと思い出しました。この旅中に書いた「大切にしたいこと・暮らし」が、2年の時間をかけていま縁として引き寄せられている気がします。(贅沢ですよね…でも、自分と集中して向き合う時間は絶対とりたかったけれど日常に組み込むのはかなり難しかったから。贅沢な2日だけれど、やっていい贅沢だったと思う)

そう思うと、今年急遽行ったインドのバラナシ旅も🇮🇳
真鶴町との2拠点生活も🛋️

すべて、からだに任せて紙に書いたことからスタートしていて、そこから今は地続きに感じます。やっぱり、紙に書くって面白い。

でも、忙しい日々だと「自分と向き合う時間」をもつことって難しいですよね。特に、無理して働いている時は本当に難しい。自分はそんな時に書くと、なぜか涙が出てくることもありました

この日は、(どんな人も、自分を大切にできるような)人とゆるりと交わりつつも自分の感覚とも向き合う。気ままに話し、気ままにペンを走らせる。そんな夜にできたらと多います。

暖かいミルクココアと、あんこのおやつ・素敵な紙をもってBARにおります。よかったら自分との時間をすごしに、ふらりといらしてください〜!


(自己紹介)
○一倉莉奈
群馬県出身、2月から真鶴町と東京で暮らす26歳。
新卒でデジタル広告代理店でとして働くものの、現在はキャリアブレイクをして生き方・働き方を積み上げ中。模索中。仕事は積み上げるというより、道的に探索するものかも。背骨は大切だけれど、細部はどうなるかわからない。表現として修正したい。)
趣味は、人と話すこと・読書・旅・食べること。

○好きな国内の旅先 
岩手の盛岡市、岡山の玉野市、長野の松本市 など

さいごに

私の友人・知人様
もしよかったら、インスタに書いているより本当はもう少しぼろぼろとしている今ですが、ぜひ会えたら嬉しいです🙏
「いちくら、今何やってんの?」と思われることも多いと思われます。インスタに載せている良いことと同じ深さで、失敗と不安を経験をしている最近です。

またリトルトーキョーさんのBAR、洗練されているけれど親しみやすい空間なので😊


ぜひ、あったたまりながら、等身大の近況をお話しできたら嬉しいです🤝🍵
この日は難しくても、ぜひ近々会えたらです。
引き続きよろしくお願いいたします。

雑文(記事の後記)

なんか、わがままだけれど。
読みやすい綺麗な文章・記事を書けるように近づきたいという想いと経験が増すほどに。自分のために勢いだけで書いた(残した)読みづらいかもしれないけれど、「感情・感覚がひしひしとこもってます」という文章を書く時間を、それ以上にもちたいかもと思ってきた。わがまま〜。(まぁ人間は背反した感覚の中で、バランスをとる生き物かな。)

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