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参考になる話

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記事を読んで、共感したり、作者さんを応援したくなったnoteを集めました😊✨
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#文章

今年学んだこと

今年学んだこと

 今年私は「書く」ということを学んだ。
 というと、書いたものを本にして、書くためにnoteを始め、好きなだけ書いてきて、なにを今さら、と言われるかもしれない。

 「書く」は奥が深い。
 日本で教育を受けていれば、ほとんどの人が日本語の文字の読み書きができ、ある程度の文章も書くことができる。
 しかし「書く」はそう単純なことではない。

 ぺらりと白い紙と筆記具を渡されて「なんでもいいから書いて

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書くことをもっと楽しめるようになったのは何故なのか #自分語りは楽しいぞ

書くことをもっと楽しめるようになったのは何故なのか #自分語りは楽しいぞ

最近、書くのが楽しい。異常に楽しい。何書いても楽しい。
「自分でもよく分からんが楽しくなったなぁ」と、漠然と思っていたけれど、一旦その理由に向き合ってみてもいいのかな、と思い、こうして書いている。
現時点では、文章が堅めであんまり楽しそう感がないが、これからあったまって来るはず。

理由➀ 「評価」からちょっとだけ自由になった

そもそも、私のnoteの出発点はオタク記事である、というのはもう何度

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読みにくい文章が、救ってくれる夜もある——『洲之内徹ベスト・エッセイ』が出て嬉しい

読みにくい文章が、救ってくれる夜もある——『洲之内徹ベスト・エッセイ』が出て嬉しい

 読みやすい文章を書くべし。

 大抵の文章指南本にはそう書いてある。私もライターの端くれとして、文章の読みやすさを仕事で意識しなかったことはない。できているかはともかく、仕事で書くときにはそこにかなり神経を使ってきた。

 でも、正直に言ってもいいだろうか。

 読みやすい読み物に、救われない時って結構多い。

 するする読める文章も好きだし、何よりありがたい。特に大急ぎで何かを調べる必要がある

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文章は人で、人は文章で。

文章は人で、人は文章で。

「文章はタイトルが大事!」
「文章は最初の3行が大事!」
「でも内容もやっぱり大事!」

文章について学べば学ぶほど、なにが大事なのかわからなくなる。
言い換えれば、「わかった気でいる」ことがわかるようになる。

物書きとして活動するようになり、曲がりなりにも文章の勉強をしてきたつもりではあるが、まだまだひよっこにすぎない。noteや書籍、SNSなどで「うわぁこの文章すごいや」と、感心と悲嘆のため

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「たった一人に向けて書く」ことで他の誰かを傷つけてるかもしれない

「たった一人に向けて書く」ことで他の誰かを傷つけてるかもしれない

ライティングの本を10冊読めばそのうち15冊には書いてある言葉だ。もう物書きならば耳にタコができるほど聞いたことがある言葉だと思う。

私も、完全に、同感だ。

たった一人に向けて書いた方が、いい文章に仕上がる。伝わる文章になる。だから「たった一人に向けて書く」。その意識はとても大切だと思う。だが、

私はこのことを理解しておくべきだった。

私は先日、こんなコンテストを開催した。

「なぜ、書く

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「読まれる文章」と、私の屈折

「読まれる文章」と、私の屈折

最近読んだ漫画が面白かったので、興奮覚めやらないままgoogle検索窓に「○○(タイトル) 感想」と打ち込んだら、検索結果の上位が「○○ネタバレ考察! X話ラストシーンの意味は!?」みたいなやつに占拠されててガン萎えしている。

ガン萎えにつき各所への配慮が行き届かなくなっております。
その勢いでこういうことを書いてしまうのだけれど、いつごろからかインターネットに安易にはびこりまくっている「読まれ

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審査員の私が、noteコンテストで「あなたを」落とした理由

審査員の私が、noteコンテストで「あなたを」落とした理由

【9月13日追記】以下のnoteを追加で掲載いたしました。
こちらを先にお読みいただいてから、本noteを読み進めていただけると幸いです。

以下、本文です。

「あなたを落とした理由」

こんなことを伝えるコンテストなんて、前代未聞ですよね。

noteで開催されているどのコンテストを見ても

と、書いてあります。

ですが、5月14日から8月5日まで開催されたこちらのコンテスト。

このコンテ

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わたしがnoteで書かないと決めていること。

わたしがnoteで書かないと決めていること。

【439日目】
後すこしで700フォロワーさまとつながれます✨

わたしは400日以上noteを更新してきて
決めていることがあります。

悩んでいる日。もどかしくてわめきたい日。
何をしてても悲しくて、正直noteアプリを
ひらいている場合じゃない日もあった。

でも、ひとつだけ決めている。
それは、「最後には暗くならないこと」

noteで書くにあたって
大切にしたいのが「共感」。

気楽にす

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面白い文章の書き方

面白い文章の書き方

最近noteに記事を書くことが、僕の楽しみの一つになっているのだが、まだまだ打率はそんなに高くない。それでも、面白い文章を書けた!と思う瞬間がある。
面白さといってもひとそれぞれ基準が違うので、万人に対して面白いと思わせる技術というのは相当なものであると思う。多くの人が面白いと思ってもらえる文章を書くことが目標ではあるのだが、そこに辿り着くにはおそらく膨大な時間と量をこなす必要があるだろう。僕は、

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創作大賞の応募作品を、プロの編集者が添削するとこうなる

創作大賞の応募作品を、プロの編集者が添削するとこうなる

もしかして、受賞しちゃうかも。

創作大賞に応募した瞬間、こう思った人は多いと思う。

私もね。第一回創作大賞で、エッセイを書いて応募しました。でもね、応募ボタンを押した瞬間「受賞できるかな~」とは思わなかったんです。

応募が完了した瞬間、思ったことはコレです。

さて受賞パーティー、何着てこうかな。

ここで自己紹介を。

私は、日本最大級のコンテストである「note創作大賞」で優秀賞を受賞し

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「うまい文章」と「惜しい文章」の違い

「うまい文章」と「惜しい文章」の違い

「文章がうまい」とはどういうことなのか。この2年間、様々なライターさんへの添削を続けるなかで、見えてきたものがある。もちろん「文章がうまい」にもいろんな要素がある。日本語がきれい、簡潔でわかりやすい、構成が良い、表現が素晴らしい、リズム感がある、切り取り方が見事、などなど。

ただ、あまり言及されないけど、添削者目線からは「これも大きいな」と思う要素がある。それは「突っ込むポイント」の有無である。

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息をするように、書く。私には「書く」しか他になかったから、この道を選んだ

息をするように、書く。私には「書く」しか他になかったから、この道を選んだ

 昔から、「変わった子だね」と言われる子だった。

 自分では、何がおかしいのかわからない。真面目に話しても、なぜかクスクスと笑いが起きてしまう。

 何がおかしいのと尋ねる。いや……、だっておかしいんだもんと言われる。ずっとこの繰り返しで、私はおかしな性格のまま大人になった。

 母親は、私のことをずっと心配していたらしい。この子は、本当に変わっていると。

 将来、仕事につけるのか。結婚できる

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「飲むヨーグルト」は、なぜ「飲みヨーグルト」ではないのか?

「飲むヨーグルト」は、なぜ「飲みヨーグルト」ではないのか?

「くしゃみがよく出るなぁ」

そこで病院に行き薬をもらい、身体に良さそうな『飲むヨーグルト』を買ってきました。

ここで、疑問に思ったんです。

これらの理屈で考えたら、

であるべきです。

しかし、どこからどう見ても、

と書いてあります。

なぜ「飲みヨーグルト」ではないのでしょうか・・・・・・。

この不思議を、一緒に考えてみませんか!!?

1.飲み〇〇という言葉

「飲むヨーグルト」「

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noteはやっぱり、パソコンで書きたい

noteはやっぱり、パソコンで書きたい

最近は家でゆっくりと机に向かって文章を書く時間がとれません。理由はいろいろあるのでここでは書かないけれど、家で自分ひとりのためにくつろげる時間が減っています。今は、旅行中とか通勤中とかオフィスの昼休みとか、出先でスマホのメモに文章を叩き込むことが多いです。でも本当は、スマホよりキーボードを叩くほうが、湧いてきたことを一瞬で言葉にできるから好きなのです。

以前、noteをなさっている野やぎさんが、

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