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2023年1月の記事一覧
算数の時間 | 分数を理解しよう!
(1)算数・数学嫌いの始まりは「分数」
数学に苦手意識をもつ人は多い。いつ頃からスキ・嫌いがハッキリし始めるのか?、と考えてみると、小学生🎒で「分数」を習う頃かな、と思う。
ジブリ映画の「おもひでぽろぽろ」の中でも「分数」の話が出てくる。
算数・数学に苦手意識をもつのは、小学生・中学生に限ったことではない。以前にも「分数ができない大学生」という本が話題になったことがあった。
大学入
言語学を学ぶ ④ |語学の達人 | 関口存男について
(1)ドイツ語の達人 関口存男
ドイツ語の達人として知られる関口存男。初めて、関口存男という名前を知ったのは、英語学者の斎藤兆史先生の著作とロシア語専門の言語学者、黒田龍之助先生の著作であった。ドイツ語の達人なのに、他の言語を専門とする先生の著作に登場するとは。それで興味をもって、関口存男の著作を垣間見るようになった。
この記事ではドイツ語の話はせず、語学の勉強法を中心に書くつもりである。
【誰も知らない卵の事実】
生産者にしかわからない本当のこと卵。
食べない日はないと言えるほど我々の食に欠かせない食材の一つですよね。
その種類もピンからキリまであって、買う時の基準も十人十色。
選べる自由があり、好きなスタイルで購入できる豊かな状況とは裏腹に
生産者しか知らない様々な事実や葛藤や分断が起きてるのはご存知ですか?
ちょっとネガティブなイントロに聞こえるかもしれませんがいつもより
もう一歩入り込んであなたの卵に
2023/01/05 BGM: Momus - Trust Me, I'm a Doctor
英語で文章を組み立てることを日々こなしているせいか、時折脳の中に突然英語のフレーズが生まれることがある。今日、ダニエル・デネット『心はどこにあるのか』を読んでいてふと、「Do Machines Have Desire?(機械は欲望を持つのか?)」と考えてしまった。いつも書いていることだけれど、私は若い頃ずっと機械のようになりたかった。そうなれば自分は欲望という重力の軛と無縁に生きていられただろう、
もっとみるエッセイ | 好きな人がいなかった時はあるが、嫌いな人がいない時はなかった
(1) 好きな人がいない時はあったが、嫌いな人がいない時はなかった。
学校や職場に苦手な人はいますか?私には2、3人苦手な(というか嫌いな)人がいます。
生まれてきてから、数えきれないほどの人を嫌いになってきました。今日ふと、嫌いな人を避けるのではなく、徹底的に嫌いな人について考えてみようと思いたちました。
分析は難しいので、「枕草子」ふうに、私が今までに嫌いになった人の、何が嫌いだっ
言語学を学ぶ⑧ | 齋藤秀三郎「熟語本位 英和中辭典」(idiomology)
シリーズ「言語学を学ぶ」。今回は8回目。英語の達人、齋藤秀三郎を取り上げる。
(1) トリビア的な話
すべての人が言語学に興味があるとは限らないと思うので、今回はトリビア的なことから書こうと思います。
世界的な指揮者、「小澤征爾」さんを知らない方はいないと思いますが、その小澤征爾さんが師事したのが、指揮者・チェロ奏者「齋藤秀雄」です。
今回の記事で紹介したい「齋藤秀三郎」は「齋藤秀
哲学エッセイ | 悩み事を人に話すと楽になるのはなぜか?
この前、noteに哲学者・國分功一郎先生の「哲学の先生と人生の話をしよう」の感想文を書いた。その本の中で「人に話すと楽になること」(pp.209-215)について言及されていた。
悩み事があるとき、ただ人に自分の話を聞いてもらうだけで、気分が少し楽になる。國分先生は40歳を過ぎる頃にはじめてそのことを知ったとおっしゃっている。
自分でよく考えれば解決できる場合が多い國分先生にとっては、新鮮な