仕事が日常に
最近、仕事をする、仕事に行くが日常になってきた気がする。
仕事に慣れてきた、ということだろうか。
じわじわ嬉しい。
就職してやっと1年半が過ぎた。
今までは、「仕事に行く」が憧れであり、「さあ、今日も何とかせねば! 頑張らねば!」と気負う日々。
「なんとかなるさ」と思える日が来るとは、思ってもなかった。
なんとかなると思えるのは、日常の一部になったからではないかと思った。
毎日お祭り状態、非日常で、異常事態で、はじめましてで、くるくるぱーだったら、毎日が戦いだし、何とも計画が立たないし、乗り切る自信も持てない。
なんとかなるさ。
漠然とした妙な自信。
それって最強だ。
仕事なんて、毎日同じことの繰り返しだという人もいる。確かに同じことの繰り返しの毎日だけど、一日として同じ日はないというのも事実。
毎日いらっしゃるお客さんが、ある日来なくなったり、ある日現れたり、いつも閉店時間ぎりぎりになってくるお客さんが、早い時間に来られて、できたてが食べられる日があって、よかったなあと思ったり。
同じような日の繰り返しでも、全く同じはない。
それを思うと、一日一日ってとても重いものだ。
慣れというものは、緊張感がなくなって、ケアレスミスやうっかりミスをもたらすという一面もあるけど、慣れなくて、毎日緊張しっぱなしも、精神衛生上よろしくない。なにより疲れる。不安になる。だから、ある程度の余裕は、なんにでも必要と思う。
なんとかなる、大丈夫!
今日もなんとなくそんな気がして仕事に行く。
1年半という時間も伊達ではない、無駄ではないのだなあと思う。