お題

#眠れない夜に

夢のような話、目を閉じるのが怖くなる怖い話……。夜に読んでほしい物語を投稿ください!

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この美しき地球の未来は…?

おはようございます、ほっしーです。 夜勤の仕事中やけど、生産止まっててヒマやからnoteで遊んでますww ヒマをもて余した神々の遊び A「ちょーヒマじゃね」 B「それなー」 A「なんか面白そうなん見付けた」 B「なんそれ」 A「なんかな、世界を作んねんて」 B「ヒマ潰しにしてはヘビーじゃね?」 A「よーわからんけど、ちょっとドカンと一発ガチャやってみるわ」 B「お、えーやん」 ビッグバン💥 A「うお、なんかえー感じの惑星できたで」 B「お、激アツやん、生命誕生いけんじゃ

【詩】光と闇の間で

目を瞑れば真っ暗闇 目を開ければ眩しい光 どちらに立って入れられるか 明日はどこへ向かうのか #詩 #自由詩 #詩歌 #創作 #短編 #未来 #スキしてみて #眠れない夜に

【創作】晴れた日のカフェテラスで【スナップショット】

    こちらの絵、大変お上手ですね   ああ、ありがとうございます   すみません 突然話しかけてしまって でも、スケッチがあまりにも 素敵だったから わあ、きれい このスケッチブックに 色々な綺麗なカップルとか 家族とかを描いているんですね   そうです   あなたは画家ですか   私は定年退職した ただの元サラリーマンです   その腕前は アマチュアではありませんよ どうしてここで描かれているんですか   ここは色々な人が交錯する場所なので このカフェテラスに坐れば 様

詩:箱庭の出来事

やめてって言った 少し残ったグラスをそのままで帰る所 捨てていかない煙草の箱 そこに確かにある2人の時間 その中に閉じこもった もう来ないんだなとわかって1人になった朝 その時間の痕跡が 好きだった気持ちそのものの様な気がして 捨てれなかった 箱庭にいる気分だ ああまたこの世界に1人取り残された 一緒にいても寂しかった 私だけをみて欲しかった 君は何を... 詩のようななにか。 実体験を切り取ってます。 繰り返しすれ違う君との時間です。

嫌われる事が多かったけど。誰よりも何よりも。私を嫌うのは私だった。その事に気付けたのは。私がずっと大人になってから。 「さよなら」が言えないお別ればかり。「ごめん」も「ありがとう」も足りない。足りないよ。 私の写真は孤独と結び付いてるから、「写真はコミュニケーション」って言ったあなたとは、交わる事はない。遠くから見てた。あなたを。 自分の背中に翅がある事を知らない。呼吸の仕方も解らない。ドクドクと脈打つ心臓だけ響く。 時計のチクタクを聴きながら、静かに涙を流す。カーテ

靴下はどうも……

 僕は季節を問わず、室内では靴下は一切穿かない。要は素足で過している。  どうやら、ルームソックスというのもあるらしく、一般的には靴下を穿いたままという人が多いらしいのだが、僕の場合には外出時に限られる。当然、夏場は仕事以外は外出時も素足にサンダルだが……  ちょっと昔を振り返ってみたのだが……幼少期を別にすれば……やはり室内では素足だったと思う。  お袋などは冷え性だったので室内でも靴下を穿いていたが、家族の男性陣はやはり素足だったはずだ。別に、足が臭いという血筋でもな

【詩】星降る夜に #シロクマ文芸部

星が降る夜にワタシは空を見上げた 遠くにいるようで近くにいる存在 太古の昔から変わらず煌々と照らしている 夜空に散りばめられたビーズのような星たち この瞬間どれだけの人々が この星空を見上げているだろうか 星の数だけ人がいる 星の数だけ想いがある ワタシは想い続けた アナタがいつまでも笑顔を絶やさないようにと そのとき星空の彼方で一筋の星が流れた ヨーロッパでは流星は死を意味する言い伝えがあるという でもワタシは信じない 流星 それはある人への想いが届いたと

1+1が2にならない世界

電卓は無情に答えを示す 1+1は2、簡単で美しい。 でもこの世界は、違うようで 涙が1滴、孤独がもう1滴、 それを足しても幸せにはならなかった。 愛を1つ、夢をもう1つ、 それでも答えは不安定な数字。 時には無限大、時にはゼロ。 正解なんて誰にも分らない。 答えが出ない不完全な計算式、 心で足し算、引き算を繰り返す。 電卓が教えてくれる答えのように、 この世界も簡単だったらいいのに。 けれど、この世界を美しいと感じるのは 完璧でない人生の中で、 1+1が生み出す、新しい

一生ボロアパートでよかった㉔

 ↓坂ティー登場回↓ 【本編】  坂ティーが3年2組の教室に入ってくると、他のクラスからは聞こえないような盛大な歓声が教室内に響きました。クラスメイト達はアタリを引いたと言わんばかりの明るい声で「キャー」だとか「よっしゃー」だとか叫んでいました。私は周囲の表情を見てはいませんでしたが、クラスメイト達の眉毛と口角が目一杯上がっているのは容易に想像がつきました。一方で、私はアオイちゃんを探すためにあげた顔をそのまま坂ティーに向けて固まりました。無表情だったと思います。周囲の嬉

詩|月暈が白く、光る

真冬の海辺をあてもなく歩いていた 白い雪が落ちてくるのを待っていた 時々、小さな貝殻をひろったり 時々、言葉を砂に埋めたりして 凍った心を溶かさないように あなたの体温を感じないように ほんの少しだけ離れて歩いた 心の声があなたに聞こえないように 冷たい闇を流れる雲の影 月の光に反射する白い輪 置き忘れた優しさが胸にささって 痛くて痛くて心が号泣してしまう 月暈に守られていたものが 少しずつ溶けだしていく 白木蓮の花びらのような雪片が 戸惑いながら舞いおちる やがて

小説-file2「心が軽くなるかもしれない扉」

シリーズ化にしています。 続きです。 真知子の放課後 「きらちゃん、聞いてー! 」 カランカランカラン。 扉に付けているベルが慌ただしくなる。  きらちゃんはいつもここに居る。安心感。真知子はきらちゃんが大好きだ。何かある度、きらちゃんに報告しに来る。  初めてきらちゃんに出会ったときは去年のクリスマスあたり。その頃真知子は高校一年生。初めて出来た彼氏と、親友との三角関係に悩み、占いの店だと思って飛び込んだ。学校からの最寄り駅より、二駅目。たまたま降りた駅の裏通りを歩

詩:フィクションの背景

吐息を追い越してしまうと 溢れて止まらなくなる ひと言も漏れないよう 全身で塞ぐ唇 「話す程でもない微妙な恋だったよ」 笑顔の仮面を外さないのは 溢れない為の予防線 名前を口に出すだけで 何もかも全て込み上げる 見上げた空の青さに悪態をついた こんな時くらい 雨で隠してくれてもいいじゃない 気が利かないな 歌のようななにか。 実体験を切り取ってます。 喋るだけで涙が出る。そんな時です。

現代版空中に消えた兵曹「消失の空域」―その雲の中には、何かがいる―

あらすじ 現代の日本。航空自衛隊の精鋭パイロットである湊翔太は、訓練飛行中に謎の「空白域」に入り込み、僚機の後藤大尉が突然姿を消すという未曽有の事態に直面する。 翔太はかろうじて生還するも、その後、彼の周囲で奇怪な現象が次々と起こり始める。 後藤大尉の消失後、翔太の機体から録音されたブラックボックスには、あり得ない音声が残されていた。 さらに、同じ部隊の隊員たちが「消えたはずの後藤が自分を見ている」と訴え、次々と精神を蝕まれていく。 隊内で行われる秘密裏の調査の中で

連載小説「オボステルラ」 番外編6「受難の宿屋」(2)

<< 前話  ||話一覧||  次話 >> 第五章の登場人物 第五章の地名・用語 番外編6「受難の宿屋」(2)  「失礼、今日から少しの期間、宿泊したいのだが、部屋は空いているだろうか?」  それから数日が経ったある日、宿に一人の旅人が訪れてきた。初めて見る顔だ。背の高い黒髪の男性で、40代くらいに見える。身なりが良く佇まいに品があって、貴族であろうと推測する主人。 「ええ、もちろん空いていますよ。うちは満室になることは滅多にありませんから」 「そうか、それはタイ

いつかなくなるのに、なにを感じられるだろう。

この週末何をしていたかまったく思い出せなくて、昼間中ずっと頭の片隅で考えていた。なんとなく落ち込んで、なんとなくお酒を飲んで、なんとなく酔っ払って、なんとなく過ごしていたのだ。 好きな音楽を聞いて、動画を見て、はやく飛ばしたかったのだ。 ずいぶん髪が伸びた。次は髪型を変えようかななんてぼんやり思った。明るく軽くなれば気持ちもそうなれる気がした。 もう会えないと思っていた人から連絡が来て、その誘いに乗った。来月の話だけど、どんな気持ちで会えるか分からない。会えるのかどうか

【詩】坂の途中

坂の途中 振り返ったなら 何が見えるかな 小さくなった昨日の自分 坂の途中 振り返ったなら 何が見えるかな 引き返すその前に 坂の途中 いつか上り切ったら 何が見えるかな 大きく残る明日の不安 いつか上り切ったら 何があるのかな 未来の希望 #詩 #自由詩 #詩歌 #創作 #短編 #坂道 #スキしてみて #眠れない夜に

【#毎週ショートショートnote】月夜の寝ぐせ

輝く冬の月夜の下、周りは全て白銀の世界が広がり、ワタシはそこでゴロンと一人横たわっていた。 まばゆい光とともに、何かが天から舞い降りてきた。 ワタシはハッと起き上がった。 「姫、お迎えにきました」 それは、月からやってきたどこかの国のサッカー選手のようなイケメンだった。 「わたくしはその、寝ぐせが悪くてあなたのお妃にはなれません」 ワタシは日ごろから寝ぐせが悪く、寝起きで髪がボサボサだった。 「私はボサボサ頭の姫が愛おしいのです」 「ああ、こんなわたくしで良け

満月は僕を照らすのか _ 詩

欠けているか、月は それを三日月と、君は呼ぶのか では、欠けていないのか、月は それを満月と比べるか 完全に不完全なそれを 不完全に完全なそれを 僕らは毎夜、見上げいる ただ、全てが見えていなくとも ただ、部分が見えているから 欠けているか、僕は それを人間と、君は呼ぶのか では、欠けていないのか、僕は それを誰かと比べるか 完全に不完全な僕は 不完全に完全な僕だ みんな僕を、僕だと呼ぶ ただ、全てが見えていなくて ただ、部分が見えているから 了

『タリーズコーヒー—シアトル発、日本流のコーヒーカルチャー』後編調査ノート飲食業界編③全6話

「スターバックスよりも落ち着ける? “タリーズ派”が支持する、こだわりのコーヒー文化とは?」 ――そんな謳い文句を耳にしたことはないだろうか。前編では、「タリーズコーヒー—シアトル発、日本流のコーヒーカルチャー」として、タリーズがシアトルで誕生してから日本市場に進出し、独自のローカライズ戦略や店舗コンセプトを展開した背景、そして「最高の一杯を、最良の空間で」という理念について概観した。 後編となる本記事では、さらに深く踏み込んでタリーズのブランド戦略やスターバックスとの違い、

うつで5日ぶりにお風呂に入った話。

「はーい、おめっとさーん」 黒いナマケモノは、ニヤニヤしながらまた現れた。🦥 毎回落ち込むと何処からともなくのたりのたりとやってくる。 今日は夜中2時半に起きた。 別に珍しくはない。 毎日目が覚める時間が2時半なのだ。 いつもはトイレに行って、桑茶を飲み、無理にでも寝ていた(寝れないが)。 けれど、今朝はそのまま起きて、手帳とポストクロッシングを久しぶりに描いた。 父子を送り出した後、一気に眠気がきた。 ミーデンを聴きながら10時まで眠る。 起きて、トイレ

【詩】雨ざらし

雨ざらし 私の心は 傘もなく 屋根もない 雨に濡れた 私の心を 乾かすのは 陽の光でもなく 私の夢 #詩 #自由詩 #詩歌 #創作 #短編 #雨 #スキしてみて #眠れない夜に

あなたにだから伝えたいという感覚

新年の抱負が話題になるシーズンはもう終わってしまった頃かもしれません。 自己紹介とかが苦手な私はこの時期もちょっと緊張。 目標を立てるのならば現実的なもので、ちゃんと達成できるものにしなければという、 なんとも消極的な完璧主義が現れてしまう。 だからずっと現状維持が目標だったりした。 今年は、 私も身近な人たちも1ミリでも成長できる一年にしたい。 ふと、そう強く思ったのです。 1ミリでもいい。 もちろん自分自身も、そして身近な大切な人たちも、新しい何かを自分の身にでき

死にたくても大丈夫だよ|詩

窓越しの木々から まだらの陽光がさす それにつられるように 君は瞳から涙をこぼす 僕らは冷えた身体を 引き寄せて 空いた穴を埋めるように 心をぬくもりで満たす 「もう大丈夫なんだよ  君は一人なんかじゃない  その苦しみも悲しみも全部  君をかたちつくる大切なものだよ」 誰もが痛みを 抱えながら生きている 失うことに慣れながら 誤魔化して 騙して 一生懸命に生きている 僕も君もその中の 一つの事象でしかない ありふれた悩みで 大したことのないもの かもしれない だけ

【ショートショート】「月夜の寝ぐせ」

「こう?」 まだ文字を書けない娘が、私の書いた『moonlit night』を真似して書いた。 でもこれだと『noonlit night』。 昼明かりの夜…? 笑いが込み上げるが、娘が一生懸命書いたんだ。笑うわけにはいかない。 「上手!でも最初のお山が足りなかったかなぁ〜」 指摘しなくても良かったかな?と思いつつ指摘してしまった。 「ホントだ!寝ぐせで髪がつぶれちゃった」 なんて上手い返しだ。 夜だけに寝ぐせ…。 我が娘ながら、なかなかのモノを持っている。 「ねえね

詩:過去を日めくる矛盾

「あと17日で終了です」 サブスクのような ソシャゲのような 終わりへのカウントダウン もしそれが見えていたら 私は君に溢れる花びらをあげたのか 終わらない呪いを巻き付けたのか 唐突にくる終わりも 振り返ればカウントダウンされていて 知っていたらどうしていただろう 見つめた先で 虚しさと悲しさが手を振った 後ろ向いて答え合わせ そんな奴らに手を振り返すような事はしない 下向いてもいいから 膝を何回擦りむいてもいいから 前に進む それが君を忘れる 単純だけど難解で難儀な方

おやすみなさい🩷💤🎹💤

【極短小説】 約束 (20字)

「絶対ね!」 遠ざかっていく姿が涙で滲む。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この小説から展開したのがこちらの小説 ↓ もしも物語の展開に困ったときは、マガジン「アイデア倉庫」をのぞいてみて下さい。 何かきっかけが見つかるかもしれません。 アイデア倉庫はこちら ↓ 最後までお読みいただきありがとうございました。

太陽系公転を鑑みてのタイムマシン考察

まず、一つの概念を生み出す(web上でHit件数が数件の案件)ことは、 人生で一度あるかないかです。 タイムマシンは過去をやり直したい・未来に行ってみたいとの 思いが概念化したものです。生みの苦しみは計り知れないものです。 その過程に敬意を払いつつ、考察を行ってみます。 現時点での結論: タイムマシンは未来へは行けることができるものの ただし、光速運航に耐えうる宇宙船が必要である。 何故そうなるのか、アインシュタインの相対性理論により、 光速に近づくほど速く移動するとそ

(短編ふう)病魔を使役する魔女

病いは善悪に対して中立。 善人もなく悪人もない。どちらにも無作為に降りかかる。 そして、必ずしも不幸ではない。 病い自体は幸でも不幸でもない。 魔女は、〈病魔を使役する〉自分の魔力を恐れていた。 無意識な衝動が、病魔を使役してしまう。 病魔は確率的に振舞う。 素粒子の位置や運動が、確率的に決まるように。 指先を離れた紙飛行機は、ニュートン力学では3メートル先に着地するが、量子力学では、80%の確率で2.5~3.5メートル先の範囲に着地する。 誰を、いつ、どのように襲

夜明け

夜が明けるのを波打ち際で ずっと待っていた 砂浜に横たわり 溢れる雫は、ワインのよう 瞳の中には、色褪せぬ2人 何時迄も、あなたの温もりを ずっと感じていたかった あなたの眼に、わたしは もう映らない 私の心は、あなたの事を忘れられず 孤独の海を彷徨い続ける 果てしなく続く、地平線の 向こう側に、あなたは生きている どうして、私は選ばれなかったのか どうして、あなたの愛が永遠に 続くと勘違いしてしまったのだろう また、夜が明けて グラスからワインが溢れ落ちた。 最後

【詩のようなもの】てぶくろ ろくぶて

てぶくろ ろくぶて ピザって10回言えるかな そこは肘だよ 引っかかる 小さい頃の言葉の遊び 悔しさ満点 他にないかな 子どもの頃のお茶目な遊び #詩 #自由詩 #詩歌 #創作 #短編 #言葉遊び #スキしてみて #眠れない夜に

冬の星座

 「冬の星座」という唱歌がある。原曲はアメリカのポピュラーソングだが、堀内敬三の作詞で昭和22年、国定教科書に掲載されたという。  木枯らしとだえて さゆる空より  地上に振りしく くすき光よ  ……  たぶん、昭和22年頃には仮に東京であっても、星空が拝めたのだろう。  とはいえ、昨今では夜空を仰いだとて、「地上に降りしく」光など認めることは出来そうにない。いっそ目を閉じるところ、憐れむべし、子供時代に見たプラネタリウムの残像が蘇るばかりである。  星空が消えた

今日は書くのはお休みの日。

ときどきコメント返信を お休みさせて頂いています。 今日はいつもと反対に 「書くをお休みの日」です。 頂いたコメントの返信や 有料noteのお礼に note時間を使う日です。 1分noteでした。 最後までお読みいただき ありがとうございます。 みなさんの毎日が 素敵でありますように。 #ライター #HSP #日記 #ブログ #エッセイ #コラム #note #創作 #退会 #ライフスタイル #いま私にできること #わたしの居場所 #振り返りnote #眠れない夜

短編小説 「セロトニン」

眠りから目を覚まし天井を眺めていたら、足首に温かさを感じた。重たい頭をすこしあげて足首を眺めると一筋の光があたっていた。どうやらカーテンの隙間から日の光が差し込んで足首を温めてくれていたようだ。 人生で唯一この瞬間だけ、『もう無理、死んでしまいたい』と思ってしまう。それぐらい寝起きがしんどい。体は鉛のように重たくて、頭はドーンっと鈍い痛みというか締め付けられているような感覚がする。 浴びなくては。 日の光があたる方へ動かなくては。 「セロトニン、セロトニン」と小さくつ

しんどいときに読み返したい言葉たち。

数年前にうつを経験しました。 現在は寛解しているのですが、 今恐れているのが「産後うつ」です。 産後の自分が少しでも救われるように。 過去の経験を踏まえて、 心が軽くなりそうな、優しい言葉を置いておきます。 今何かに悩んでいる方にも届いたら嬉しいな、と思って綴っています。 眠れるときに寝てね 夜中起きてると、ろくなこと考えないぞ。 検索魔になる前に、寝よう。 明日考えよう。 無理しなくていいよ 無理!って思ったら、 吐き出して。泣いてもいいよ。 私は、YouT

こんなにも沢山の言葉があるのに。

悲しくて苦しくて言葉が見つからなくて、 日々こんなにも沢山の言葉を書いているのに、 肝心な時には何も出てこなくて、どうしようもない無力さに泣きたくなる。 大切な存在を失ったときにかけられる言葉なんて この世界には存在しないのかもしれない。 それとも、私がまだ知らないだけなのだろうか。 それではこの辺で。 今日も1日おつかれさまでした。 最後まで読んでくださってありがとう。 また気が向いたら、来てくださいね。

詩 : 不完全なまでも Ⅱ

「不完全なままでも」 凸凹でどれも いびつな形に見える石 河原で上流から流れ着いた 繋ぎ合わせることが 難しいけど なんとなく どこかで 見たことのある顔に見えてきた 小さなお城を作るのに 周りにあった土で 崩れないように 似たような石の断片を 繋ぎ合わせて 土を隙間なく詰め込んで 出来たお城は みんな人の笑顔の集まった城ができた きれいな城を造るつもりが いつの間にか不完全な 意思の重なった笑顔が 重なった石のお城になっていた #不完全なままでも #城 #人間関係

future perfect(生死観)【企画参加】

破壊と もう一度の輪の中で 嘆き もがき 喜び 楽しみ 生きるを知った 死は無に帰すこと 無を知る者だから 今を生きている 光も闇も 太陽も月も 陸も空も 全て自分の中にあった 全て満たされているものは 自分の中にあった 光も闇も 太陽も月も 陸も空も 全て自分の中にあった 全て満たされているものは 自分の中にあった ˳◌* ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ *◌˳˳◌* ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ こんにちは 蠍座のおんなBlue handです 蠍座は「死と再生」の星

【詩】明日の行方

誰しもが昨日に向かっては歩けない 昨日は僕をすり抜けて 今日という日がやってくる 誰しもが今日という日を歩いている そっと歩いた道を振り返れば 全て昨日へと落ちていく 今日という日の記憶は 明日の夜明けとともに 昨日の記憶に溶けていく 明日は必ずやって来る 誰しもが明日に向かって歩いていく でも最後には どう抗おうとも 明日の足跡も昨日のページに 刻まれるしかないのだ

この部屋が育てたサボテンとモラルとわたしと

わたしの部屋ができた はじめてひとりの部屋というものができたのは 小学4年生になってからだ。 それからひとり立ちするまでの8年間を この部屋で過ごすことになる。 6畳一間の部屋は10歳にしては広すぎた。 わたしは机を大きな窓のそばに配置し 隣の家の広い庭を借景として季節を楽しんだ。 とくに一本の桜の木がお気に入りで 春の開花をひとりじめしていた。 サボテンとモラルとわたしと 部屋作りがはじまって まず最初に花を飾ろうと思い 母と花屋に行って選んでいるうちに 色のある

安心してください、こわくないです。

なかなか眠れない夜だった。 気づけば深夜2時。 最近眠れない日が続いている。眠剤を飲んでいるのに眠気がくる気配がない。明日も早起きなのに困ったなぁ。不調の前触れみたいでいやだなぁ。 と心配はするものの、あまりに眠れないので、 もう観念した気持ちで布団の中でスマホをさわることにした。 隣で寝ている夫が明かりで起きないように、頭からかぶるかっこうで布団にくるまった。 スマホをさわってしばらくしたら、何かがきこえる。 「〜〜〜…」 なんだか女性の声がする。 何を言って

【掌編】星屑傘【散文詩】

星が降る予報が出ていた。わたしは星屑傘を先日壊してしまったばかりだったので、今日は家に一日籠っていた。お気に入りの星屑傘だったのだけれども、少し大きな星の欠片を受け止めた時に、破けてしまったのだ。 ここ数年、気候変動によって星が降る日が増えている。星の降る昼間は、太陽に透かした埃のきらめきを強くしたように、大気のあちこちがちらちらと明滅する。晴れた夜は、光の尾を引いて色とりどりの星が降る素晴らしい天体ショーになる。降る星は、微粒子サイズから親指の爪くらいまでの大きさのものが多

お巡りさん

 4、5年前のことだが……連続して二度、「職質」を受けたことがあった。  当時は「マンバンヘア」に「髭面」だったので……かなり人相が悪く映ったのかも知れない。  とにかく駅の改札を抜け、そのままバイト先に向かおうとしたのだが……不意に寄ってきた二人の警官に挟まれ、人込みから引き摺り出されたというけはいであった。  バッグをかき回され、身分証明書を求められ……仕事で使うチャチなナイフを見付け出すと、刃渡りを測られたり……仕事先を訊かれたり……あたりからブツケられる視線も、まさ

消しゴムと人生

 16世紀に鉛筆が発明され、その200年後の18世紀に「消しゴム」が作られたという。  今では、鉛筆だけではなく、ボールペンの字まで消せる時代なのだ。  確かに便利であることに、間違いはない。かっては、ペンにしろ毛筆にせよ、修正には線による末梢しか術はなかったはずだ。改めて清書しない限り、末梢の傷は残り続ける。二度と見たくも無い文言や語彙も、一つの悔いとして形を止め続けるわけだ。  しかし今では、そんな傷跡も残らない。特にパソコンやスマホで文字を打つ段になると、打ち間違え

いろんな毎日

もう1ヶ月ほどずっと体調を崩してしまっている。 身体中のあらゆるところがダメダメだけど、特に胃が消化をボイコットしていてちゃんとご飯が食べれない。 来週念のため胃カメラをすることになったけれど、おそらく身体に出ている全ての不調は自律神経が原因らしい。 ストレスをためているつもりはなかったんだけど、年末年始のバイトがとにかく忙しく、その後もなんだかんだ忙しい日が続いたので疲れのせいなのだろうか。 (もともと自律神経が壊れているのがデフォルトではあるけど) 心は元気なつもりで

(27)資格取得〜旦那さまは大阪生まれの宇宙人👽

第23話:そんな理由でこの資格を取った人は おそらく私くらいでしょう😑 4年前のお話。 旦那さまが大阪から横浜に 転勤(単身赴任)になりました。 本物の単身赴任はこれが初めて。 自慢じゃあないが、 自分の事も満足にできない旦那さま。 激務が待っていて1人でやっていけるのかと、 何だか不安な旦那さま。 私が東京電力だ〜横浜水道局だ〜 スマホで手続きポチポチやっている横で、 宇宙人旦那、ボソッとつぶやく。 妻、資格取る気ない? ……はあ??? いや、通信教育とかで

「あ、これガチであかんやつ」と「普通のあかんやつ」の絶対に超えられない境界線に立った時に僕が思ったことを共有する

「パパ、早くお風呂に入って!クサい!」 ランニングから戻って、リビングで冷たいお茶を飲みながら至福の時間を過ごしていると長女から厳しいお叱りが入る。 曲がりなりにもウルトラマラソンにチャレンジを続ける僕は、夏であろうと関係なく距離を踏む。もう40歳を超えると走り続けなければ老化のスピードに逆らうことができない。 でも夏場は走ると汗臭い。 正確に言うと僕自身は臭くないけど、まわりは臭い。 しかしな、どんな理由であれ娘から「クサい」と言われるとさすがに「ドキっ」とするんだ

【創作】チョコレート屋さんで【スナップショット】

    このフォンダン・ショコラは美味しい あつあつの溶けたチョコレートが まろやかでケーキに染み込んでくるみたいだ   本当だね こっちのココアも濃厚な味で 美味しいよ   お土産を買うだけじゃなくて こういう風に カフェが併設されているのも いいね   そうだね 窓からこの街の通りを見ながら 美味しいチョコレートを食べる 冬の景色っていいな 街が薄い水彩画で描かれている気がするの その薄い色が 濃厚なチョコレートと 響き合っている感じがする でも チョコレートって不思議な

眠らない 明日が来るから

お薬を飲んだ あまり好きでもないジャンルの音楽を聞いて いつもより鮮明に聞こえる音を聞いて 幸せを感じる 薬が抜けてきた時の虚しさと寂しさ ずっとひとりだったはずなのにね 私は本当にうつを治す気があるの?と思うことがある もちろん治せるなら治したい 治す努力も自分なりにしてる 早寝早起きをして、日光を浴びて、3食食べて、自己をみつめる 簡単なこと と思うかもしれないが、私には最大限頑張ってやっとこれができる 先生に言われたことはできるだけ実践するようにしている ここまで見た

人生は思っている以上に忙しい

人生は思っている以上に忙しい。 朝、目覚ましが鳴ると同時に、スマホに未読の通知が飛び込んでくる。リマインダーが仕事の締め切りを催促し、カレンダーには本日のToDoリストがぎっしり。コーヒーを片手にメールを開くと、返信待ちの依頼がずらりと並んでいる。その勢いで慌ただしくPCに向かい、書きかけの原稿に取り掛かるが、定期的にやってくる連絡を返しているうちにそちらに意識が持っていかれていることに気づいた。 気づけば昼。いや、正確には昼を過ぎている。胃が空腹を訴えるけれど、悠長にラ