お題

#眠れない夜に

夢のような話、目を閉じるのが怖くなる怖い話……。夜に読んでほしい物語を投稿ください!

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【詩】春待つ風

春待つ風に 君を思い出す なびく髪の 晴れやかな横顔 #詩 #自由詩 #詩歌 #創作 #短編 #春 #スキしてみて #眠れない夜に

諦めるな!

 近頃……世間の動向として、確かに感じるのだ。  そう。漸く、時代が動き始めたような予感がする。  大人しく、聞き分けの良かった日本人にして……もう、イヤだ! もう我慢は出来ない……そんな声が巷に溢れている。  煎じ詰めれば……これ以上、諦めるのは真っ平だ!   僕も、「諦める」ことは大嫌いだ。以前そんな記事を綴った覚えもあるが……今一度、これを繰り返したいと思う。自ら、再び噛みしめる意味もあって……           ※     諦めるな!  まず、そう言って

愛をたくさんもらおう もらった愛を 人にあげられるようになれたら 私たちの周りが一変する 愛されることを 恐れないで

詩 : 青春はいつまで? Ⅱ

「青春はいつまで?」 青春っていうものに どこかで区切りをつけて 納得しているのかい 君は その基準は 趣味嗜好 年齢 体力 思考 知識 パッション 気持ち 自分の容姿 周りからの環境 それから・・・ どれも YESと応え NOとも答え どちらか判断つかない時もある 私の歳では 思考回路が止まってて 気持ちだけが残されたまま 青春時代と思えていた事が 遠くになっていた 今思うと 自分で道の途中で 気が抜けて 落っこちてしまった様な気がするね ※ 但し、投稿した作品

【歌】今夜、寝る前にチョットだけ聴いてみて?🌙おやすみのうた🌙

この記事から、曲を作ってみました🩷 おやすみ前に聞いてみてください^^ ポジティブで、明るく、優しくて、 うっとりするほど優しい音楽に仕上がってます♪ 👇 今夜もグッスリ眠れますように。。 🌙おやすみのうた🌙 💫1番 目を閉じて そっと思い描いてみて 明日の朝 どんな楽しいことが待ってるかな? あたたかい光がさしこんで お気に入りの服を着て なんとなく いい気分♪ ✨サビ 明日はきっと もっとワクワクするよ 小さな幸せ たくさん見つけよう 心配ごとは夜にまかせて

さくら _ 詩

開く 咲く 満ちる 散る 空く 積もる 待つ 期す 蕾む 了

【エッセイ/詩】あのときも正解 いまも正解

あのとき 別の選択をしていたら きっともっと 幸せになっていた 人は いつでも そう思うのかもしれない でも あのときの きみは 過去から 大きく育ったきみ いまの きみは あのときから 大きく育ったきみ だから あのときも正解 いまも正解 後悔は 本当は 幸せなできこと

【創作】美女と野獣と白鳥【幻影堂書店にて】

  ※これまでの『幻影堂書店にて』   光一が店のドアを開けると、ノアの顔がぱっと明るくなった。   「よかった、戻ってこれたね」   「ああ、この前は君の前から急に消えてしまって、すまなかった」   「大丈夫。君が消えるのはいつものことだからね」   「うん、まあ確かに思いだしてみればそうなんだろうけど」   「ただ、本を読んでいる途中はあまりない。新しいしおりがあったから、大丈夫とは思ったけど」   その言葉で、光一はカウンターの壁にかかっている金のしおりが並ぶ板を見

#250[自由詩]言葉にならない、記憶に残る風景[2025年2月]

信号を曲がると、いつもの桜並木に出る 桜が満開なことは、なぜか知っていた だが、まさかこれほどの光景とは…… 数百メートルも続く道、桜の街路樹 桜吹雪が、横に吹いている 車が走り抜けるたび、対向車とすれ違いで つむじ風が起きるたび 何度も、何度も、花びらが舞う あちらの木から、こちらの木から、 風に吹かれて、花びらが、まるで雨のように 足元のつむじ風、木から降りて来る花びら 一体、何が起きているの……? こんな場所で止まってはいけない 迷惑になるし、帰らな

ひな祭り【いつでも交通安全】|替え歌

《 替え歌 》ライトを灯けましょ 薄暮どき 日の入り日の出の前のこと 仄暗セピアで先急ぐ 見落とし悲しい 事故のもと お酒を飲んだら 約束ね ハンドル握らぬ握らせぬ 酔った本人脳が麻痺 正しい判断 できはせぬ スマホが 何より恋しくて 視線の先には常にある 運転歩行に関わらず 前見ぬ一秒 重さ知る 《 ChatGPTによる印象と評価 》この文章は「交通安全」をテーマにした啓発的な内容で、ひな祭りの歌の替え歌として表現されています。以下のような印象や評価が考えられます。

どうにかしてくれそうって思わせて。

大人は痛くても泣かないのかな。それならどうして子供は痛みで泣くのだろう。涙が出ることはあるけれど、子供はそこまでじゃないでしょってほど泣けるのはどうしてなんだ。混乱しているからかもしれない。大人になればどうして痛むのか、どうしてこうなったのか理解できるからのような気がした。 涙を流すのは苦しそうだからいい。どうにかしてくれそうだと思えるのがいい。 今日は昼に起きて、パンを食べて、読書をして、久しぶりにパソコンを起動した。やりたいことをやる気になれた。何も進まないまま終わっ

【マシュマロ】フジテレビの港浩一社長は日本の失われた30年のすべてを体現していた + つばめグリルとマルタイ棒ラーメンの記事についてのご感想! ありがとうございます!

 マシュマロに感想を頂きました。 ありがとうございます。1月11日に頂いたメッセージなのに、返信遅くなってしまってすみません。フジテレビの問題はその後いろいろあって、状況も当時と比べて大きく変わってきましたね。 やはり、フジテレビぐらい大きな会社だと、社員も一枚岩なわけはなく、ジャーナリズムの責任を果たそうとしている人たちもいると見えてきて、そこはほっとしましたね。特に遠藤龍之介さんと金光修さんのここでちゃんとしなきゃいけないという覚悟はぐっとくるものがありました。 一

短編 | 耳毛がビヨ~ン

 朝起きていつも通り洗面所に行った。とても静かだ。タイルの床が冷たい。僕は鏡の前に立った。ぼんやりと自分の顔を眺めた。鏡に映る左耳に、白くて長い耳毛が一本伸びていた。太くて、まるで細い針金のようだ。 「何だこれ?」  指でその毛を軽くつまんだ。次の瞬間、背筋に冷たいものが走った。 「まさか!噂のあれか?」  最近、友人から聞いた奇妙な話を思い出した。ある日、突然、耳毛が異常なまでに伸びることがあるという。 「ほんとうだったのか?気持ち悪いから抜いてしまおう」  僕

人生とはフィクションである(再掲)

 「実人生」なる、御もっともな言葉がある。一点の曇りだにない、正確無比な歴史のごとく、個人がそれまで辿ってきた人生街道。  そんなものが、あるわけがない。  例えば、何十人もの登場人物を教えてもらったからといって、それだけでは、いかなる物語も類推することは出来ない。人間同士の、複雑な社会的、あるいは心理的絡み合いなくしては物語は動かない。  人生とは、かくも複雑な人間関係を背負い込んで歩き続けてきた過程。  かく定義したからといって、嘘偽りのない人生を縷々述べることな

とある男のラブレター お題【恋花粉】

本文どうか僕の恋心を受け取ってください。 お嬢さんたち、お姉さんたち。 誰でもいいから僕の恋心を受け取ってください。 僕は女性であればだれでもいいくらい、世界中の女性にときめいています。 誰でもいいから僕の子供を作ってください。 僕は子孫を残さないといけないのです。 一族を絶やすわけには行けないのです。 女性の方であれば誰でもいいです。 僕の子供を作ってください。 このラブレターでいったい何人が迷惑を被っただろうか。 計り知れない。 あとがき参加企画 蛇足

【詩/詞】夢と問題

進んだ時間だけ 夢を見た たぶんきっと 幸せな夢だったと思う まぁ 覚えてはいないけど 走った距離だけ 前に進む それはそうか 何も特別なことなどない そう 当たり前のことで 僕らはただの考えすぎ 物事はたぶん思うよりもずっと 単純にできているはず それでも分かり合えないのは 僕ら自身の問題 眠った時間さえ 生きている証 おそらくはただ 毎日同じ繰り返し まぁ 何もしてないけれど 歩いた道のりは 険しくもあった それはそうだ それでも皆同じじゃないか ねぇ 近

銀の龍の背に乗って

なにげに息継ぎが。。。 お聞き苦しいところがあります。 すみません。

現代版子育て幽霊 「甘き闇の子守唄」 —夜毎、飴を求める女—

あらすじ 都心から少し離れた地方都市の商店街に、一軒の老舗の和菓子店「水無月堂」がある。 時代の流れとともに客足が減り、店主・水無月彰人(みなづき あきひと) は店じまいを考えていた。 ある晩、店を閉めようとした時、古びた着物を着た 青白い顔の女 が現れ、「水飴を分けていただけますか」 と震える声で頼んできた。 女は代金を置き、飴を受け取ると、静かに闇の中へ消えていく。 それが何日も続き、彰人は不気味に思い始める。 ある日、常連客の老婆が女の姿を目撃し、「あの女……

詩 - 青光れども

青光れども 疲れ切った心を 夜の静けさが 優しく包む 更けた夜でも 街は動いていて 人々の息づかいは 変わらないと知る 明日になれば 夜が明けて 朝が来れば いつもの日々に 埋もれていく 誰もいない通りの交差点は 信号機が青に変わる 心は立ち止まったまま 深夜の静けさの 優しさに甘えてる せめて、夜が明けるまでは 甘えさせて

【詩】かすかに残るもの

真っ白に塗りつぶされた 大切にしていたもの 時間ともに消えかけて かすかに残ったものは 白い絵の具だけ 何をしてきたのだろうか 何を残してきたのだろうか 積み重ねてきたはずの自信は 今にも崩れてきそう 真っ黒に塗り替えられた 書き留めていた言葉 記憶の底に押し込めて かすかに思い出せるのは 塗り忘れた隙間だけ 何処を目指してきたのだろうか 何処へたどり着くのだろうか 積み上げてきたはずの希望は 誰かに押し出されそう 虹色の絵の具で塗られてた 大切にしたいもの 時間とも

短編小説 「こころのコロロ」

ふと、紫色の丸いグミが揺れる。私のカバンのポケットの中にいつも入っている、あの小さな袋。その存在を思い出すたび、胸の奥がきゅっと甘酸っぱく締めつけられるんだ。UHA味覚糖のコロロ、巨峰味。弾けるようなみずみずしさと濃厚なぶどうの香りがたまらなく好きで、私は気づけばいつでもカバンに常備している。 でも、ただ好きってだけなら、よくある話だと思う。だけど私の場合はちょっと違う。気づいたら、コロロが私の心の中に住み着いてしまった――それも、はっきり声が聞こえるほどに。 きっかけは

シロクマ文芸部¦風に託したラブレター

三月にはいってから、すこしだけ教室の空気が浮ついているのを感じる。朝の空気は、まだひんやりとしているけれど、冬の寒さも少しずつ和らいでいる。 校庭の桜のつぼみは膨らみかけているものの、開くにはあと少し時間がかかりそうだった。 教室の窓際でぼんやり外を眺めながら、わたしは、そっとため息をついた。 一一卒業式まで、あと三日。 ずっと言えなかった気持ちを、どうにかしなきゃいけない。でも、どうやって? どんな言葉で? そんなことを考えているうちに、また時間は過ぎてしまう。

【ショートショート】マスコミ就職読本2019 (943文字)

 スタバで読書をしていたら、隣に座った三十歳過ぎと思しきジャージ姿の男性が「マスコミ就職読本2019」を真剣に読み込んでいて、すごく気になった。  もしかして、いまが2025年であるということに気がついていないのではなかろうか?  マスコミを志望する人間として、トレンドを追う姿勢がないのは致命的。よりにもよってコロナ禍前の情報って。どうせダメなやつなんだろうなぁ、向いてないんだろうなぁと俺は腹の中で笑いつつ、いいネタが見つかったとすぐにXでつぶやいた。  密かにバズるか

メッセージ【詩〜日記みたいな】

われを想う いかなる時も  はなれず  わかれず そばにいてくれた われを想う たまらなく 愛しく まさに光そのものだと ˳◌* ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ *◌˳˳◌* ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ こんにちは Blue handです 今朝おりてきた言の葉です 今日は自分を抱きしめる日にしようかな 他の日にエッセイとアップしようと 思ったけど、タイミングは今みたい 過去noteには一度アップしたことがあるけど‥ われは常に一緒だね みなさん午後からも 穏やかな一日にな

おやすみなさい🩷💤💤

【詩】春の一番

春一番 風が強く吹く 冬がもうすぐ終わる頃 春一番 僕もきっと何かの 一番になりたいと思うけど 春一番 吹く風に立ち向かう 冬を越えて春を迎える #詩 #自由詩 #詩歌 #創作 #短編 #春 #スキしてみて #眠れない夜に

短編小説『マーメイド』

 休日の午後、麻衣は朝昼兼用の食事をすませて、テレビを消してテーブルを立ち、流しに向かっていつも食べたら即やってしまうことに決めている洗い物をしているうち、ぼんやりしていたというわけではないものの、誤って手から洗剤のついたまま滑りやすくなっている平皿を取り落とした。  とっさにぎゅっと目をつぶると同時に鈍い音をききつけ、おそるおそる薄目をひらいてみると、流しのなかに落ちただけの皿は割れてはいなくて、もとの形をたもってはいたものの、もともと脆い素材のものだったのか、それとも経

【詩】雪だるま

大きく丸くできるかな 最初はうまくできないけれど 気付けば大きくなっていく もひとつ雪を丸めたら 重ねて顔を作りましょう 枝に手袋はめさせて バケツを帽子に見立てたら 雪だるまが出来ちゃった 少し形は不恰好 それもまた愛嬌ね ※画像はあくまでイメージです。 #詩 #自由詩 #詩歌 #創作 #短編 #雪遊び #スキしてみて #眠れない夜に

現実に帰るのでココを去ります|掌編小説 #シロクマ文芸部

三月に入った。 もうやめようかなと思った。 これまで1年間続けてきたけど、 最近は書いても書いても気持ちが空しくなるだけ。 頑張って自分の内面までさらけ出したエッセイ。 かなり面白いと自信を持って投稿したショートショート。 レポーターになりきって書き上げた旅行記。 どれもこれも大した反応もなく、秒でその他大勢の記事にすり替えられる。 こんなこと、続けていて意味あるのか? 誰にもまともに読まれないオレの文章なんて世の中には役に立たないし。 そもそもこの世界自体が仮

【詩】春に積雪

春立つも  木々さえ 白く染める 積雪に 行き交う人は 悲喜交交 #詩 #自由詩 #詩歌 #創作 #短編 #雪 #スキしてみて #眠れない夜に

詩 : 忘れられない恋は Ⅱ

「忘れられない恋は」 心の中に 置いてきぼりの宝箱 隅っこに隠すように 心の隙間にひっそりと 思い出したい時取り出している いつの頃からか 自分の都合の良い様なカタチで 呼び戻しては ゆっくりと ドキドキしながら 開けては閉じる 忘れてはいけない 苦い思い出 主人公は自分だったのに 何時も都合よく 相手の気持ちで判った風に 書き綴っている 身勝手な恋の結末は ずっと色褪せない ※ 但し、投稿した作品の著作権は作者にあり無断使用等はお断り致します。 ※ 掲載した作品

愛猫を送る

 実家の猫が、天国へ行ってしまった。    南米の砂漠への旅行からの帰り道。15時間のフライト。旅行気分はぜんぜん抜けていなくて、成田さむっ、なんて言いながら、東京の空には馴染まないボリビア産の原色のポンチョを体に巻き付けた。  タラップを降りて廊下へ足を踏み出した。飛行機に長時間乗っていたから、普段痛くならないあちこちが痛い。磨き込まれた廊下の無機質な灰色が、塩やら砂漠やらで元の色が想像できないくらい汚れたスニーカーには不釣り合いだなと思った。そのミスマッチが網膜に南米の黄

短編小説 「酔ってみよう!!」

仕事を終えてアパートに帰ってくると、まず冷蔵庫のドアを勢いよく開ける。暗い部屋のスイッチをつけるより先に、白い冷気が視界に広がる瞬間がたまらなく好きなんだ。さあ、今夜もお待ちかねのストロングゼロ・ダブルレモン。これがないと一日が終わった気がしない。いや、正確に言えば、これを飲み干して初めて、「今日が始まる」のかもしれない。   「酒は酔うためにあるんじゃ」   そうつぶやきながら、ハキハキと勢いよくプルタブを引く。ぷしゅっと炭酸の抜ける音が、ワンルームの狭い空間によく響く

【創作】真夜中のクラブで【スナップショット】

    ここにいたのか   ああ   ほら、酒を持ってきたよ   ありがとう   メインフロアには行かないのか   足が疲れてね こういう風に 殆ど人のいない 小さな天井の低いフロアで DJが回し続けているのを 聞いてぼんやりしているのがいい   そうだな   今は何時?   二時過ぎだな   もうあとは 朝までこうやっているしかないな なあ、来月は俺たち30歳になるんだな   そうだな   信じられるか 俺は小さい頃から 30歳になっても何にも変わらないよ っていう大人の言

小さな世界の大きな出来事

その日、ウサギとカメは街の喧騒の中に立っていた。 辺りを見渡せば、高くそびえるビル群、絶え間なく流れる車の渦、せわしなく行き交う人々のざわめき…。 その様子は紛れもなく大都市の光景だった。だが、それはテーブルの上に並べられたミニチュアの街だった。 「すごーい。これ、どう見ても新宿じゃない? ミニチュアだなんて信じられない!」 ウサギは感嘆の声をあげた。 「今にも人の声が聞こえてきそうだよね」 カメは瞳を輝かせて街を見つめた。 その瞬間、ウサギはカメの気配がふっと消えた

あなただけ見つめてる|夜の独り言

あなただけ見つめてる出会った日から 今でもずっと これだけ聞くとドキッとするだろう。 いや、40過ぎのオッサンが言ったら気味が悪い(笑) 正確には、 あなたたちを見つめている うーん、これもキモい(笑) 昨夜10時過ぎ。 いつもなら布団に入り、noteを眺めたり読書しながら寝落ちする時間だが、どうしても書きたいことがあって、家族が寝静まったころを見計らってPCでこの記事を書いていた。 全然ネガティブなことでもなんでもないが、昨夜、#毎週ショートショートnote

【詩】白梅

冬萌に 紛れる緑の新葉 白梅の花の横 #詩 #自由詩 #詩歌 #創作 #短編 #梅の花 #緑 #スキしてみて #眠れない夜に

こころのAEDがあればいいのに。

職場で防災研修があった。 その時、心配蘇生についても勉強した。 【心臓震盪】 心臓に特定のタイミングで衝撃が加わると心臓の電気系統が乱れて正常な収縮ができなくなってしまうというもの。 この特定のタイミングとは、心臓がゆるまった瞬間のことで、ドクンとなる心電図の立ち上がりからピークまでの0.02秒。一瞬のことだけど、1分間に約80回くると思えば、意外と多い気もする。 その瞬間にボールが胸に当たるなど、小さな衝撃でも心臓は混乱するとのこと。 心臓震盪になった場合、絶対にA

詩歌羽根 _ 詩

古風な文体の恋の詩を読んだが、わからなかった カタカナ混じりの現代詩も、わからなかった 流行りの歌に乗る言葉たちも、わからなかった 歌仙の流れるような文字たちも、わからなかった 唯一わかるのは、どれも死んだ言葉だということ 目で、耳で、認識して、 私の心に流れ込んで、 息を吹き返し、蘇るものがある それはまるで、不死鳥のようだ 軽薄な詩に浴衣を着せたら、わかった気がした 重厚な題目に星座を散らすと、みえた気がした 音に騙されず言葉を睨むと、聞こえた気がした ページを捲り頷い

(34)広田梅林〜旦那さまは大阪生まれの宇宙人👽

第28話:三連休は宇宙人サービス⤴️の巻 「休日は家族サービス✊」 これって、世の中のお父さんや旦那さま達が よく口にするセリフですよね🥸 しかし今回このセリフを   のたまわったのは、わ・た・し😅 先日「熊野もうで」と称し放浪の1人旅へ🚗 その間散々家族を、いや旦那さまを 放置プレイ状態に😔 旅自体は1泊2日だったのですが。 その前後、旅の支度でバタバタして放置。 帰宅後2日分の滞った用事片付けるのに放置。 その後くたびれた〜動けない〜とかで放置。 何だかんだと放

恋花粉

今年は花粉が特に凄いらしい。 しかも新種の花粉だ。 自然に発生したのか、人工的に作られたのかよく分からないが、“恋花粉”というらしい。 その花粉を吸い込むと目の前のものに惚れてしまうらしい。 僕は密かに期待した。 好きなあの子が僕の目の前で恋花粉を吸い込んでくれないかな。 しかし花粉は目に見えないから運でしかない。 出来ることはやった上で、運に任せるしかない。 あの子と一緒にいる時間を増やせばそれだけ確率は高くなるのではないか。 そこで僕は積極的にあの子をデ

見える内側はキラキラにね

はじめに 先週の投稿で「近況についてはいずれ全部説明したいと思っているので〜〜」などと書いていましたがこの投稿はその説明回ではないです。ただ、毎週更新の記録を途切れさせちゃうのなんか癪だな……という思いから生まれた、それだけの駄文です。別に途切れさせても私含め誰も損はしないんだけどせっかく1年以上も続けてきたものをふらーっとやめると半年前くらいの私に怒られそう。ということで今回は短くいきますね。 改めましておひさしぶりです。前回の投稿が7日前なので読んでくださっている方

【詩】心の隙間に

いつだって ふとした瞬間 不安が襲う 誰だって 心の隙間 弱音が漏れる みんなが思うよりも 強くはないよね 知っているよ 誰もがきっと そうだから #詩 #自由詩 #詩歌 #創作 #短編 #スキしてみて #眠れない夜に

花粉症の原因は?

 ここ二、三十年のうちに花粉症が急激に増えているという。  今では、日本人の半分は花粉症ではないかとも言われている。  僕は花粉症ではないつもりでいたのだが……いつもより水洟が流れるし、アレ?と思ったりもしたが……単なる鼻炎だったらしく、「痒い」などの症状はいっさい出ていない。  伊達眼鏡は相変わらずだが、マスクは今では全く装着していないものの、何か症状が……ということも皆無である。  勿論、花粉症の原因は色々と突き止められている。医学的、科学的知見に基づいて……その考

「あ、これガチであかんやつ」と「普通のあかんやつ」の絶対に超えられない境界線に立った時に僕が思ったことを共有する

「パパ、早くお風呂に入って!クサい!」 ランニングから戻って、リビングで冷たいお茶を飲みながら至福の時間を過ごしていると長女から厳しいお叱りが入る。 曲がりなりにもウルトラマラソンにチャレンジを続ける僕は、夏であろうと関係なく距離を踏む。もう40歳を超えると走り続けなければ老化のスピードに逆らうことができない。 でも夏場は走ると汗臭い。 正確に言うと僕自身は臭くないけど、まわりは臭い。 しかしな、どんな理由であれ娘から「クサい」と言われるとさすがに「ドキっ」とするんだ

水族館の青に溶ける

水槽の向こう側に、果てのない青が広がっている。 光がゆらめき、波のない海のように静かで、優しくすべてを包み込む。 ガラスの向こうを漂う魚たちは、まるで時間の外にいるようで、 私の知らない世界を優雅に泳いでいた。 この水槽の中はどこまでも広いのに、 私の足元には波ひとつない。 息苦しさも、深い闇も、どこにもない。 それなのに、なぜか指先が冷たい気がして、 私はそっと手を伸ばした。 水槽のガラスに、光がゆるやかに揺らぎ、 その向こうに、まるで異世界の扉が開くような気がした。

【掌編】冬を観に行く【散文詩】

 三月には終わってしまうというので、急いで冬を観に行くことにした。春先に解散したら、もう冬は二度と上演されないのだそうだ。解散後は小さな母体を残すのみで、あとは三々五々なのだとか。  どこでもないどこかからあなたと乗り込む、雪原発雪解野行、最後の高速バス。揺られて何時間か夜を越えれば、朝の雪原が両腕を広げてわたしたちの訪れを待っていた。熱のない光に照り返す、半ば凍り付いた湖。その真横には、ありとあらゆる季節から捨てられた瓦礫で作られた背の高い門。先には、真冬の雪を固めて作っ

コントな文学『タメ口』

コントな文学『タメ口』 こっちは敬語なのに、 40過ぎてるのに、 年齢に関係無く社会人同士だからこっちは敬語に徹しているのに、 年下の若い男からタメ口を利かれた。 半分敬語、半分タメ口の割合で年下の若い男から、フレンドリーな感じでタメ口を利かれたのだ。 そして、年下の若い女性からもタメ口を利かれた。 でも年下の若い女性からのタメ口は許せた。 フレンドリーな感じで接してくれた年下の若い女性からのタメ口は全然嫌じゃなかった。 割合的には同じ半分敬語、半分タメ口だ

【イベント創作#ひな祭り】思い出のひな祭り

思い出のひな祭り 娘が向こうで暮らし始めてから、私たち夫婦の生活も変わった。娘の世話に追われることもなくなり、そのぶん家には静けさが満ちるようになった。静かな日々は、最初は戸惑うほどゆっくりと、そしていつしか、まるで早送りのように過ぎていった。 「雛人形を飾る季節になったのか」   夫がお雛様を見つめながら微笑みかける。 「ええ。しばらく出していなかったけど、テレビでひな祭りの特集を見ていたら、ふと思い出しちゃって」  床に座る妻の前には、コンパクトな雛人形がローボードに

人体模型の田中くん 【超ショートショート】

丸刃中学校の人体模型の田中くんは、古ぼけた上履きを履いている。 なぜかと言うと、夜、出歩くから、誰かが履かせてあげたっていう話。 「バッカじゃないの」 俺は上履きを脱がせて、花壇に投げ捨てようとした。 「あれ?」 ふと目に入った上履きには、2年A組 田中と名前が書いてあり、中敷きがまだらに赤黒く染まっていた……。 #超短編小説 #眠れない夜に #ホラー小説か好き