昨日はSF少女まんがを語る会でした!また振り返り記事を今度書こうと思います。 そして明日はこちら!『ポーの一族』を女性キャラクターから読む会。お席ありますのでご興味ある方ぜひぜひいらしてくださいね!
萩尾望都ファンの皆様、芸術新潮が萩尾望都特集です。
読書感想文を書いた『トーマの心臓』は『愛情ばばぬき』のようなものだと思った。各キャラが手札を切っていく。自分のカードは自分でしかつくれないし、誰かのカードが誰かのカードに変化を与えていく。そして、強く優しく美しい『ジョーカー』が出し切られ、全トランプの絵柄=漫画のコマとなる。
学生時代のマンガ好きの同級生に、萩尾望都について聞いたら、マンガ界の漱石のようなもので、当たり外れがないといわれた。それなら自分なりに掘り下げる価値はありそう。 『トーマの心臓』からはヘッセの匂いがした。文学等の先行テクストを、萩尾がどう消化したかを考えるだけでも面白いかも。