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朗読「アッシャー家の崩壊」その1


青空文庫から
エドガー・アラン・ポー 著
「アッシャー家の崩壊」の一部を朗読しました
先のに続けてもう一本、
ほのぼの話をできたらいいなーと思っていたけれど喉の調子が良くないので
今回は正反対の話にチャレンジしてみました

時間は6分半くらいです
お時間ある時にどうぞ


エドガー・アラン・ポーについて語れる事って実はあまりないんだけど
物語全体に漂う、暗い雰囲気と独特の語り口調、頭の中で想像しきれない場面が黒いイメージで埋められてしまうような気がする

本をよく読んでいた学生時分に親がポーの本を買ってくれた事はよく覚えている。どの話もすらすらと読めるほど優しい読み物ではなかったので読破、とまではいかなかったけど
「黒猫」「モルグ街の殺人」に並んでこの「アッシャー家の崩壊」はとても有名だし印象に残る作品のはず

それがあまりにも昔すぎて話の細部まで思い出だせないとは…人間は常に忘れていく生き物、あらためて読もうと思ったのには何か縁があるのにちがいない(と、ごましてみる。)

雑学として付け加えるんなら
小林少年と明智探偵が活躍する少年探偵団を書いた江戸川乱歩のペンネームは
ここからとったものだと言うし
萩尾望都の作品「ポーの一族」はタイトルをはじめ、登場人物の名前がエドガーとアラン、並べればエドガー・アラン・ポー
このふたつの件に関しては当時は子どもだったので背景をうすうす察しながらもずっと不思議に思っていたような気がする

手塚治虫のホラー色の強い作品の中にも
ポーのオマージュみたいだな、と思った話があったように思うけど
どっちも内容を忘れちゃってるので本当にそうだとも言い切れない
まためぐり合わせがあったらその時
答え合わせができたらいいな〜

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