山田玲司『絶望に効く薬 vol.2』(小学館)を読了。2004年刊行のインタビュー漫画で、様々な著名人を取材したシリーズの一冊。この巻は忌野清志郎や宮藤官九郎、町田康も登場するが、筆者は荒俣宏さんに最も共鳴した。著者曰く「人に会ううち感じたのは『無知こそ絶望の種』だということ」。
再入手再読。予備知識を得てから読むと、とてもよくまとまっている伝記漫画だと分かる。監修・解説を務める荒俣宏氏のメッセージも貴重。自分流を貫く「エキセントリック」はイギリスで尊敬の対象だったとか。また文士(リテレート)とは叩き上げの在野研究者で、外国でモテると熊楠自身が述べている。
「たまには理系の本を」と講談社のブルーバックスに手を伸ばしたが、初っ端からドイツ・ロマン主義や民俗学が登場して驚いている。遅れた国家の古い力が、新たな文化を築くことがあるのだそうだ。これからだが、読むのが楽しみ。荒俣宏さんの著作だ。
先日、地元図書館のリサイクルで『課外授業ようこそ先輩』の4巻と5巻を頂いた。NHKの同名番組のダイジェストで、著名人が子供達に授業をするという内容。それぞれ特にイッセー尾形さんと、荒俣宏さんの箇所が読みたかった。これからじっくり楽しみたい。
荒俣宏の代表作〘帝都物語〙📖🧐 映画で断片的にしか覚えていない😕内容は魔人・加藤を倒すために死闘が繰り広げられる。登場するカラクリ人形〘學天則〙は昭和初期に実際にあった〘ロボット〙である🤖映画では開発者の次男が、開発者の役をすると云うミラクルが起こっていた🤭