TAKU

哲学・心理学・・・エッセイなどを書いています。時々、スナップ写真を撮っています。

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最近の記事

【出演者ではなくハコ(作品)で集客を上げる】

めちゃ重要だよね。アーティストがアーティストであり続けるために。つまりは作りたい作品を作り続けるため(の仕組みづくり) そして、最後はしつこさ。でも、しつこく言い続けたくなるくらいの作品(言いたいこと)があるからこそ、というのもあるような気がします。 じゃあ、そのスパイラル(仕組みであり、再現性)をどう作るのか? タレント(人)による集客には再現性はなくても、ハコ(作品)の集客には再現性があるんだよな(たぶん)。

    • 多数決、多い少ないってなんだろう

      【番外編】哲学エッセイ『メタフィジカル・ジャーニー』 考えることは、旅をすることに似ている。広くて、深い、形而上の旅へ。 東京都知事選挙があった。東京都民ではないので、選挙権はないのであるが、その行く末は、他の都道府県にも影響を与えるだろう。選挙人はもちろんのこと、多くのインフルエンサーたちも動き始める。当然誰がトップになるかで大きな影響があるし、そもそも日本では投票率も低く、それを社会課題と考えて、行動している人も見受けられる。どうしてそんな世の中になってしまったのか? 

      • 待てる人。待てない人。

        【連載】哲学エッセイ『メタフィジカル・ジャーニー』 考えることは、旅をすることに似ている。広くて、深い、形而上の旅へ。 人間はせっかちだ。待てない。行列に並ぶことはできるが、待つことは苦手である。行列に並べる人なら待つことが得意なのでは? と思うかもしれないが、あの行列に並んでいる人たちの心性はもう待っているという感覚ではないのではないだろうか。ものぐさでせっかちな自分には基本的には行列に並ぶことはできないのであるが、あれは待つ、待たされるというよりも並ぶというある種能動的

        • しあわせのほんとう

          今日は幸せについて考えてみたいと思います。なぜ私は幸せになれないのだろうか? と思うことはないでしょうか。でも、もう誰もが幸せというのは自分の中にあるもので、自分次第だということは多くの人がわかっているはずなのに、それでも幸せになれないのはなぜでしょうか。非常に当たり前のことですが、幸せは自分が感じること、自分が幸せと感じればよい。ただそれだけ。別に自分の外にあることとは関係ないと言うこともできる。つまりは自分次第なわけなんですよね。 幸せになれないのなぜかを考えると、幸せ

          「健康とは何か?」を知らずして、人は健康になれるのだろうか?

          【連載】哲学エッセイ『メタフィジカル・ジャーニー』 考えることは、旅をすることに似ている。広くて、深い、形而上の旅へ。 今日は健康について考えてみたいと思います。健康ですか? と聞かれて、健康です、と答える人が多いもしれないですが、「健康と言うものは何なんだろうか?」と考えたときに、なかなかその定義は難しいですよね。病気でないことが健康と考えている人は多いのかもしれないと思いますが、それが健やかであることと言えるのでしょうか。 現代人の多くは、何かしらの病気まではいかなく

          「健康とは何か?」を知らずして、人は健康になれるのだろうか?

          わかるとわからない。つくってみないとわからないの不思議

          【連載】哲学エッセイ『メタフィジカル・ジャーニー』 考えることは、旅をすることに似ている。広くて、深い、形而上の旅へ。 今日は「わかる」と「わからない」について考えてみたいと思います。この「わかる」と「わからない」というテーマは、哲学の巫女池田晶子の本にもよく出てくる話題で、「わかる」とはどういうことなのかを考えさせられます。私たちは「わからない」ということを理解することもできますが、ものごとの意味を完全には理解できないことも多いです。理解できないことがわかるというのは不思

          わかるとわからない。つくってみないとわからないの不思議

          あるとないの不思議 本来無一物であるならば

          【連載】哲学エッセイ『メタフィジカル・ジャーニー』 考えることは、旅をすることに似ている。広くて、深い、形而上の旅へ。 あるものはあるし、ないものはない。当たり前のことですが、それはとても不思議なことです。あるものがないことはなく、ないものがあることはない。どうしてそうなっているのかを解明することは、きっとできないでしょう。あるものはあるし、ないものはない。それがこの世界の真理。でもなぜあるのかがわからない。この存在の謎はとても不思議なものです。 「本来無一物」という言葉

          あるとないの不思議 本来無一物であるならば

          すべては違うからこそ、ひとつに成り立っているという不思議

          【連載】哲学エッセイ『メタフィジカル・ジャーニー』 考えることは、旅をすることに似ている。広くて、深い、形而上の旅へ。 今日は「全てが違う」ということについて考えてみたいと思います。よく考えてみると、同じものが何ひとつないというのはどういうことか。これまた不思議なことですね。 たとえば、植物をまとめて「草」と呼ぶことがありますが、よく見ると、それぞれの大きさや色は異なります。我々はそれをひとまとめにして「草」と呼びますが、一つ一つの植物は全く異なる存在です。同じ種から生ま

          すべては違うからこそ、ひとつに成り立っているという不思議

          人生は幻か?

          【連載】哲学エッセイ『メタフィジカル・ジャーニー』 考えることは、旅をすることに似ている。広くて、深い、形而上の旅へ。 今『イリュージョン』(リチャード・バック)の音読会に参加しているというのもあって、ほんとにいろんなものってイリュージョン、すなわち幻想かもしれないんだなと感じます。感じはするけれども、僕たちはその幻想の中に生きてる。幻、その中に生きいてるというか、僕たちはその幻を作っている生きていると言う方が正しいのかもしれないなと思いますけれども、頭ではそういうふうにわ

          人生は幻か?

          世界とは

          【連載】哲学エッセイ『メタフィジカル・ジャーニー』 考えることは、旅をすることに似ている。広くて、深い、形而上の旅へ。 最近、リチャード・バックの『イリュージョン』と田坂広志先生の『死は存在しない』を読んで、この「世界」とは何か? 世界があるとはどういうことか? ということについて少し考えてみたので、その話をしていきたいと思います。 この世界とは何なんだろう? と言うのは一度は誰もが考えたことがあるのではないでしょうか。でもなかなかその答えは出てこない。私がいて、世界があ

          世界とは

          言葉の始まりは呼吸(息)

          【連載】哲学エッセイ『メタフィジカル・ジャーニー』 考えることは、旅をすることに似ている。広くて、深い、形而上の旅へ。 言葉の始まり、さらに言葉の前には、音があったのではないかと考える人もいますが、確かにそうかなとも思います。でも、もっと考えてみると音を出すためには、呼吸というものがあるのではと。この呼吸というのも不思議なもので、意識して体を動かしたりすることできるという人間の機能はありますけれども、自分の思った通りに動かすことができるところは限られている中で、なぜか呼

          言葉の始まりは呼吸(息)

          違うと同じ みんなってだれのこと?

          【連載】哲学エッセイ『メタフィジカル・ジャーニー』 考えることは、旅をすることに似ている。広くて、深い、形而上の旅へ。 今日は「違う」と「同じ」ということについて考えていきたいと思います。今、『かもめのジョナサン』の音読会に参加しているのですが、その中で、主人公である(かもめの)ジョナサンが飛行の練習することに対して、親はどうしてみんなと同じにできないの? と言う質問をします。それに対して、ジョナサンは試しに自分もみんなと同じようにやってみようとやってみるわけです。 た

          違うと同じ みんなってだれのこと?

          幸せですか? と問うということ

          【連載】哲学エッセイ『メタフィジカル・ジャーニー』 考えることは、旅をすることに似ている。広くて、深い、形而上の旅へ。 最近、二元論の超克という言葉を知ってしまってから、それについて考えるけれども、どうして二元論の超克をしたいか? と感じるのかというのは不思議ですね。基本的には面倒くさがり屋の性格なのが起因しているのではないかと思うのですが、それはどういうことかと言うと、例えば、生きていれば幸せを感じることもあれば、不幸を感じることもある。なかなかどっちだけというものがな

          幸せですか? と問うということ

          いつから春と言えば桜になったのだろうか

          哲学エッセイ『メタフィジカル・ジャーニー』 考えることは、旅をすることに似ている。広くて、深い、形而上の旅へ。 今日は桜について。なぜ桜かというのは、たまたまソメイヨシノの話を聞いて、ソメイヨシノはクローンで増えていくみたいな話を聞いて、なるほどなと思いました。みんな同じクローンなので、もしかしたら急に一斉に枯れてしまうこともあるんじゃないか、みたいなので、逆に言えば皆一斉に咲き始める。それはそれで非常に美しいけれども、「もののあわれ」で有名な本居宣長はすごく桜が好きで、

          いつから春と言えば桜になったのだろうか

          分散の幸せ 『多拠点ライフ』石山アンジュ

          石山さんは『シェアライフ』という本を書かれていますが、シェアする概念を広く普及させようと活動されている方です。今ではシェアリングサービスは当たり前になってきましたが、これはわりと最近のことで、テクノロジーが追いついてきたからこそ可能になったのだと思います。しかし、もともとは地域の中では、昔からシェアリングの概念はありましたが、テクノロジーを活用することで、身近な地域だけでなく、全国、全世界とシェアできるようになった点が非常に面白いと思います。 私は現在基本的にリモートで仕事

          分散の幸せ 『多拠点ライフ』石山アンジュ

          「子どもたちを笑顔に!社会活動家・佐東亜耶さんトークイベント」が開催されました。

          「子どもたちを笑顔に!社会活動家・佐東亜耶さんトークイベント」 上記イベントに参加した感想を書いていきたいと思います。結論から書いてしまうと本当に感動的なイベントでした。 佐東亜耶さんのホームページだとか、活動の記事を見たりとかして、なんとなく素晴らしい活動をされている人だなと感じていましたが、イベントに参加させていただき、やっぱり直接本人から話をオンラインとはいえ聞いていると、ほんとに慈愛の精神に溢れているというか、四角大輔さんが、天使のような人だと言っていたのを、本当

          「子どもたちを笑顔に!社会活動家・佐東亜耶さんトークイベント」が開催されました。