浅田次郎作「母の待つ里」を読了 べらぼうに上手い物語だった 「母の待つ里の駅頭に立って、松永徹は錦に彩られた山々や、円く展かれた空を見渡した。」で始まる物語 背景設定もストーリー展開も、章末に語られる昔話の構成も完璧だ およそプロの仕事はかくあるべしと勉強になった
地元の催し物で、初めて「熊手」を買いました。 浅田次郎氏の「月島慕情」を思い出しました。
⑫この本に収録されているエッセイ『東京の緑』が2024年度に東邦大東邦中で出題されました。今年刊行されたので、JALの機内誌の連載時に出題者が目つけたらしい。恐るべし東邦中の国語教師!普段から試験問題の素材探ししてるのでしょう。
浅田次郎『蒼穹の昴』読了。圧倒される。舞台は中国。『ラストエンペラー』の前の世代までのこと。ほんの最近まで、宦官がいたのだと初めて知った(汗)。歴史をこれまで勉強してこなかったので非常に新鮮。ファンタジーかと思って読みはじめたら、教科書で見た名前なども沢山出てきて、え?あれ?と